ランタナの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ランタナとは ランタナの特徴 ランタナは樹高20cm〜100cm程になるクマツヅラ科の常緑小低木です。日本では5月〜10月頃に開花し、花色が次第に変化する特徴があります。 ランタナの株はよく枝分かれし、枝には稜があり、茎や枝の稜上に下向きの小さなトゲがあります。 ランタナの花は、葉腋から長い花茎を伸ばし、その先端に多数の小花が散形花序に付きます。花冠は先が4〜5つに裂け、開花後に時間が経つと黄色〜オレンジ〜赤〜紅色へと花色が変わるため、同一花序でも外側と内側では花色が異なります。 ...
スギナ(ツクシ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
スギナとは スギナの特徴 スギナは草丈10cm〜30cm程になるトクサ科のシダ植物です。スギナはシダ植物なので花は咲きません。 スギナの地上茎には栄養茎と胞子茎に別れ、栄養茎を「スギナ」と呼び、胞子茎を「ツクシ(土筆)」または「ヒットウサイ(筆頭菜)」と呼びます。栄養茎は鮮やかな緑色で、茎の上部の節に線形の枝を輪生します。 スギナの葉は退化して、節に葉が互いに密着して鞘状になった長さ5mm程の葉鞘があり、褐色を帯びて茎の節に輪生します。 スギナの地下茎は、長さ1m以上も地中で長く伸 ...
ソテツ(蘇鉄)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ソテツとは ソテツの特徴 ソテツは樹高3m〜8m程になるソテツ科の常緑低木です。ソテツ類の中で日本で自生する唯一の種で、6月〜8月頃に開花します。 ソテツの花は、雌雄異株で幹の先端に付きます。雄花は直立し、長さ50cm〜70cm、径10cm〜15cm程の先が尖った円柱形です。雌花は羽状で上部に黄褐色の毛が密生する心皮の基部に3個〜5個の胚珠が付きます。また、花は発熱します。 ソテツの葉は幹の先端に輪生し、長さ50cm〜120cm程の100対を超える数多くの小葉からなる1回羽状複葉で ...
ジャノヒゲ(リュウノヒゲ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ジャノヒゲとは ジャノヒゲの特徴 ジャノヒゲは草丈10cm〜20cm程になるキジカクシ科の常緑多年草です。日本では7月〜8月頃に小さい花を咲かせます。 ジャノヒゲの花は、葉の間から高さ15cm程の花茎を伸ばし、花茎の上に総状花序を出し、先端が垂れ下がり、薄紫色〜白色の小さな花が数個付きます。花径は長さ8mm程、花被片は楕円形の6花弁です。 ジャノヒゲの葉は根生する単葉で、長さ10cm〜30cm程の線形で細長く、濃い緑色をして上部の縁には細かい鋸歯(きょし)があります。 ジャノヒゲの ...
カスミソウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カスミソウとは カスミソウの特徴 カスミソウは、草丈20cm〜100cm程になるナデシコ科の一年草です。日本では5月〜7月頃にかけて、小さな白い花をたくさん咲かせます。 カスミソウの花は、岐散花序を出して、径1cm程の白い5花弁で杯状に開きます。花には独特な匂いがあり、八重咲きやピンク色の品種もあります。 カスミソウの葉は対生する単葉で、葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は長楕円形のへら形で、茎葉は線状披針形になります。 カスミソウの果実は蒴果(さくか)で、種子は扁平で黒色をしていま ...
秋の花畑!全国のコスモスの名所を見に行こう!【西日本編】
コスモスとは コスモスの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説 下記の記事では、コスモスに関する植物の特徴から育て方まで、詳しく解説していますので、是非ご覧ください。 関西地方のコスモスの名所 滋賀県蒲生郡日野町の「滋賀農業公園ブルーメの丘」 中世ドイツの農村を再現したブルーメの丘周辺の3,000平方メートルに、スーパービッキーやセンセーションなど約50万本のコスモスが咲き乱れ、ブルーメの丘周辺はコスモス一色となります。 見頃時期 9月下旬〜10月下旬 営業時間 9時30分〜17時 ...