ハクモクレン(白木蓮)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ハクモクレンとは ハクモクレンの特徴 ハクモクレンは樹高5m〜15m程になるモクレン科の落葉高木です。日本では2月〜4月頃に開花します。 ハクモクレンの樹皮は灰白色で平滑になり、一年枝はやや太く、黄褐色になります。 ハクモクレンの花は葉が展開する前に、径10cm〜15cm程の大きな両性花が上向きに咲きます。花弁は白色で6〜9枚ですが、外側の3枚は萼片で見分けはつきません。中央には多数の雄しべと雌しべが螺旋状に並びます。また、花には香りがあります。 ハクモクレンの葉は互生し、長さ5c ...
モクレンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
モクレンとは モクレンの特徴 モクレンは樹高3m〜5m程になるモクレン科の落葉小高木です。日本では3月〜4月頃に開花します。 モクレンの樹皮は灰白色で平滑になり、幹は地際近くで分岐して株立ち状になります。一年枝はやや細く紫褐色で、小枝は短枝化しやすく、托葉痕が枝を一周します。 モクレンの花の蕾は、先端部が北の方角を向き、花弁は日が当たると開きますが、多くの場合は花弁が開ききらず、卵が並ぶようになるのが特徴です。花は枝先に上向きに咲き、花弁は6枚で長さは10cm程になり、その基部には ...
オオヤマレンゲの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オオヤマレンゲとは オオヤマレンゲの特徴 オオヤマレンゲは樹高1m〜5m程になるモクレン科の落葉小高木です。日本では5月〜7月頃に開花します。 オオヤマレンゲの樹皮は灰白色で、平滑ですが大きな皮目が目立ちます。幹は屈曲しながら斜めに伸びて、一年枝はやや太く短枝がよく生じます。また、托葉痕が枝を一周します。 オオヤマレンゲの花は、枝先に直径5cm〜8cm程の花が横向きに咲きます。花は4〜5日間ほど咲きます。花弁は白色で3枚ずつ輪生し、9枚あるように見えますが、外側にある大きな3枚は花 ...
タイサンボク(泰山木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
タイサンボクとは タイサンボクの特徴 タイサンボクは樹高15m〜30m程になるモクレン科の常緑高木です。日本では5月〜7月頃に開花します。 タイサンボクの樹皮は灰褐色から暗灰色で、薄くほぼ滑らかですが、樹齢を重ねると鱗状に不規則に剥がれます。成木の樹皮は小さな皮目が多く、枝には赤色から白色の毛が密生します。葉柄の基部に枝を一周する筋があります。 タイサンボクの花は、枝先に直径15cm〜30cm程の大きな盃形の花が上向きに咲きます。花は3日間ほど咲きます。花被片は白色で、6〜9枚あり ...
ユリノキ(百合の木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ユリノキとは ユリノキの特徴 ユリノキは樹高20m〜30m程になるモクレン科の落葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 ユリノキの樹皮は灰褐色から灰黒色で、細かく縦に深く裂けます。枝の髄には隔膜があります。 ユリノキの花は、枝先に径5cm〜6cm程の碗状の花が上向きに咲きます。花被片は9枚あり、外側の3枚は緑白色の萼片状で反曲し、内側の6枚は花弁状で黄緑色を帯びて、基部にオレンジ色の斑紋があり、雄しべは線形で、花糸は白色で短く、葯は外向になり、順次脱落し、雌しべは円錐形の花 ...
ハマナスの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ハマナスとは ハマナスの特徴 ハマナスは樹高1m〜1.5m程になるバラ科の落葉低木です。日本では6月〜8月頃に花を咲かせます。 ハマナスは地下茎や匍匐枝を延ばして繁殖し群生します。海岸ではやや匍匐性で、高さは1m程の低灌木ですが、内陸では高さ2m程になります。幹は叢生して、茎は枝分かれして立ち上がり、樹皮は灰色になり、全体に短い軟毛が多く、鋭いトゲが密生します。 ハマナスの花は、枝先に1〜3個の紅紫色の5弁花を咲かせ、強く甘い芳香があります。花は野生のバラとしては大輪で、直径5cm ...
 
 




