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    クロベの植物図鑑と育て方

    クロベ(ネズコ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        クロベとは       クロベの特徴   クロベは樹高25m〜30m程になるヒノキ科の常緑針葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 クロベの樹皮は全体的に滑らかで、赤褐色になり縦に裂けて薄く剥がれます。 クロベの花は雌雄同株で、雄花は黒紫色の楕円形になり、雌花は黄色で鱗片内に3個の胚珠があります。ともに小さな粒状で目立ちません。 クロベの葉は十字対生し、長さ2mm程の鱗片状で、丸みを帯びて肉厚になり、表面は深緑色で、裏面の気孔帯はあまり目立ちません。 クロベの果実は球果で、長さ1cm程の楕 ...

    コウヤマキの植物図鑑と育て方

    コウヤマキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        コウヤマキとは       コウヤマキの特徴   コウヤマキは樹高30m〜40m、幹径1m程になるコウヤマキ科の常緑針葉高木です。日本では3月〜4月頃に開花します。 コウヤマキの樹形は円錐形になり、樹皮は赤褐色から灰褐色で、樹齢を重ねると鱗状になって縦に剥がれ落ちます。 コウヤマキの葉は、長枝では鱗片葉が螺旋状に付き、短枝では輪生して、2枚の葉が合着します。葉は長さ6cm〜12cm程の先端がやや凹んだ線形で、柔らかく触っても痛くありません。 コウヤマキの花は雄花と雌花があり、雄花は褐色で枝の先端に ...

    イヌマキの植物図鑑と育て方

    イヌマキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        イヌマキとは       イヌマキの特徴   イヌマキは樹高15m〜20m、幹径1m程になるマキ科の常緑針葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 イヌマキの樹皮は灰白色で、樹齢を重ねると縦に浅く裂けて、薄く剥がれます。 イヌマキの葉は互生する単葉でよく密生します。葉は長さ10cm〜20cm、幅1cm程の先端が尖った線形になり、革質で中央脈が目立ちます。他の針葉樹の見た目とは違い、触っても痛くありません。 イヌマキの花は雌雄異株で、雄花は淡黄褐色で多数の雄しべが長さ3cm程の円柱状に集まり、 ...

    シラビソの植物図鑑と育て方

    シラビソ(白檜曽)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        シラビソとは       シラビソの特徴   シラビソは樹高20m〜30m程になるマツ科の常緑針葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 シラビソの樹皮は灰白色で、やや滑らかですが、成木になると横皴が入ります。若枝には褐色の短毛があります。 シラビソの花は雌雄同株で、雄花は黄褐色で長楕円形になり、雌花は紅紫色の円柱形になり、枝に垂れ下がります。 シラビソの葉は、長さ2cm~3cm程の線形で柔らかく、表面には光沢があり、裏面には白い気孔帯が2本あります。 シラビソの果実は球果で、長さ4cm〜6 ...

    コメツガの植物図鑑と育て方

    コメツガの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        コメツガとは       コメツガの特徴   コメツガは樹高20m〜30m、幹径1m程になるマツ科の常緑針葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 コメツガの樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると深く縦に裂けて、亀甲状に剥がれます。若枝には黄褐色の細かい毛が生えます。 コメツガの花は雌雄同株で、雄花は黄色い楕円形になり、雌花は紫褐色の卵形で枝の先端に単生します。 コメツガの葉は、長さ5mm〜15mm程で、扁平な線形の葉は先端が丸く、葉先が凹んでいます。表面に光沢があり、裏面には白色の気孔帯が2本あり ...

    ツガの植物図鑑と育て方

    ツガ(栂)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ツガとは       ツガの特徴   ツガは樹高25m〜35m、幹径1m程になるマツ科の常緑針葉高木です。日本では4月〜5月頃に開花します。 ツガの樹皮は灰赤褐色で、樹齢を重ねると深く縦に裂けて、亀甲状に剥がれます。若枝は光沢がある黄褐色で、毛は生えません。 ツガの花は雌雄同株で、雄花は黄色い楕円形になり、雌花は紫褐色の卵形で枝の先端に単生します。 ツガの葉は枝に対して放射状に付き、長さが1cm〜2cm程と不揃いで、扁平な線形の葉は先端が丸く、葉先が凹んで二つに分かれたようになります。表面に光沢が ...