クチナシの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クチナシとは クチナシの特徴 クチナシは樹高1m〜2m程になるアカネ科の常緑低木です。日本では6月〜7月頃に花を咲かせます。 クチナシの花は枝先に単生し、径5cm〜8cm程で、花は高坏形で基部が細長い筒状になり、上部は平らに開いて6〜7裂します。雄しべは6個あり、花冠の口部に付き、雌しべは長さ3cm〜4cm程になり花から突き出します。 クチナシの花には甘い香りがあり、開花直後は白色で、時間が経つとクリーム色になり、落下前は褐色に変化します。また、クチナシの花は普通、一重咲きですが、 ...
ジンチョウゲの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ジンチョウゲとは ジンチョウゲの特徴 ジンチョウゲは樹高1m程になるジンチョウゲ科の常緑低木です。日本では3月〜4月頃に開花します。 ジンチョウゲの樹皮は褐色で滑らかになり、丈夫で折れにくく、よく枝分かれします。若枝は紫色を帯びています。 ジンチョウゲの花は雌雄異株で、前年枝の先の頭状花序に20個程の花が付きます。花には花弁がなく、筒状で上部が4裂する肉厚な萼が花弁のように見えます。外側は紫紅色で、内側は白色です。雄しべは8個あり、強い芳香があります。 ジンチョウゲの花は雌雄異株で ...
イワヒゲ(岩髭)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イワヒゲとは イワヒゲの特徴 イワヒゲは高さ10cm程になるツツジ科の常緑小低木です。日本では7月〜8月頃に開花します。 イワヒゲは茎が分枝して、緑色の葉が鱗片状に重なって、茎に密着して紐状になります。 イワヒゲの花は、枝の上部の鱗片葉の間から細い花柄を直立させ、その先端に鐘形の小花を下向きに咲かせます。花冠は白色で、長さ7mm〜8mm程で先端は浅く5裂して反り返ります。雄しべは10個あり、花柱は1個で糸状になります。 イワヒゲの果実は蒴果で、径3mm〜5mm程の球形になり、4〜5 ...
イワカガミの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イワカガミとは イワカガミの特徴 イワカガミは草丈10cm〜20cm程になるイワウメ科の多年草です。日本では4月〜7月頃に開花します。 イワカガミの葉は束生して、長さ・幅ともに3cm〜6cm程の円形になり、革質で厚く、光沢があります。縁には尖った鋸歯(きょし)があります。 イワカガミの花は、花茎の先に総状花序を出し、3〜10個の花を下向きに咲かせます。花は径1cm〜2cm程の筒状で、淡紅色の花冠は5裂して、裂片の先が細かく糸状に裂けます。雄しべは5個あり、雌しべは1個あります。 イ ...
イワウメ(岩梅)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イワウメとは イワウメの特徴 イワウメは、枝が地を這って横に広がるイワウメ科の常緑小低木です。日本では7月〜8月頃に花を咲かせます。 イワウメの花は、枝先の短い花柄に1cm〜2cm程の白色の花が1個付きます。花は合弁花ですが、5中裂するため5枚の花弁のように見えます。雄しべは5個あり、萼片は5裂します。 イワウメの葉は、長さ1cm、幅5mm程の倒卵状のくさび形で、革質で厚い葉が密生して、マット状の株をつくります。また、環境により赤みを帯びて紅葉することもあります。 イワウメの果実は ...
セイロンニッケイ(シナモン)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
セイロンニッケイとは セイロンニッケイの特徴 セイロンニッケイは樹高10m程になるクスノキ科の常緑高木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 セイロンニッケイの樹皮は茶褐色で、若枝の断面は四角形をしています。 セイロンニッケイの花は、新枝の葉腋に長い柄を出して、円錐花序に淡黄色の小花を数個付けます。 セイロンニッケイの葉は互生する単葉ですが、互生に見えるものもあり、長さ15cm〜20cm、幅5cm〜10cm程の先が尖った卵形です。葉の表面には光沢があり、3本の葉脈が目立ちます。ま ...