クサノオウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クサノオウとは クサノオウの特徴 クサノオウは草丈40cm〜80cm程になるケシ科の越年草です。日本では5月〜7月頃に花を咲かせます。 クサノオウの茎は枝分かれして中空です。茎や葉は粉白色を帯びて、縮れた毛が生えます。また、茎や葉を傷つけると黄色い汁が出ます。 クサノオウの葉は互生する1〜2回深裂した羽状複葉となり、長さ7cm~15cm程の卵形で、裂片は鈍頭になります。 クサノオウの花は、葉腋から散形花序を出し、数個の花を付けます。花は径2cm程の黄色い4弁花で、萼片は2個あり、雄 ...
シロヤマブキ(白山吹)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シロヤマブキとは シロヤマブキの特徴 シロヤマブキは樹高1m〜2m程になるバラ科の落葉低木です。日本では4月〜5月頃に花を咲かせます。 シロヤマブキは根元から叢生して株立ち状になり、若枝は鮮やかな緑色で白い軟毛が生えています。 シロヤマブキの花は、その年に伸びた枝の先端に単生します。花は白色で径3cm〜4cm程の4弁花です。 シロヤマブキの葉は対生する単葉で、長さ4cm〜10cm程の先端が尖った卵形で、縁には重鋸歯(じゅうきょし)があります。裏面には伏した白い軟毛が多く生えて、線形 ...
ヤマブキ(山吹)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤマブキとは ヤマブキの特徴 ヤマブキは樹高1m〜2m程になるバラ科の落葉低木です。日本では3月〜5月頃に花を咲かせます。 ヤマブキは根元から叢生して株立ち状になり、若枝は鮮やかな緑色で稜があり滑らかで、ややジグザグに伸びて、次第に木質化して、灰褐色で皮目が目立ちます。 ヤマブキの花は、その年に伸びた枝の先端に単生します。花は黄色で径3cm〜5cm程の5弁花で、雄しべは多数あり、雌しべは5〜8個あります。ふつう一重咲きですが、園芸品種には八重咲きのものがあり、より好まれます。 ヤマ ...
ヤマブキソウ(山吹草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤマブキソウとは ヤマブキソウの特徴 ヤマブキソウは草丈30cm〜40cm程になるケシ科の多年草です。日本では4月〜6月頃に花を咲かせます。 ヤマブキソウの茎や葉を傷つけると黄色い汁が出ます。 ヤマブキソウの葉は根出葉と茎につく葉があり、根出葉は5~7小葉からなる奇数羽状複葉です。小葉は長さ2cm~5cm程の先端が尖った広卵形~楕円形となり、縁に切れ込みと細かい鋸歯(きょし)があります。茎葉は、ふつう3小葉に分かれる複葉です。 ヤマブキソウの花は、茎の上部の葉腋に、径3cm~4cm ...
ラッキョウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ラッキョウとは ラッキョウの特徴 ラッキョウは、草丈30cm〜50cm程になるヒガンバナ科の多年草の野菜です。主に肥大した鱗茎を食用とします。 ラッキョウは地下に白や紫色を帯びた6〜10個程の鱗茎ができます。鱗茎は狭卵形になり、特有の強い匂いと辛味があります。 ラッキョウの葉は鱗茎の先から叢生し、長さ20cm〜50cm程の線形で、内側が扁平になり、背面は丸く、ろう物質に覆われて特有の匂いを発します。 ラッキョウは、10月〜11月頃に花を咲かせます。花茎の先端に半球形の散形花序を付け ...
タマネギ(玉ねぎ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
タマネギとは タマネギの特徴 タマネギは、ヒガンバナ科の多年草の野菜です。主に大きく肥大した鱗茎を食用とします。 タマネギは地下に鱗茎ができて、径10cm程の球形または扁球形になり、刺激性の臭気があります。 タマネギの茎は円筒形で直立し、高さ50cm程まで生長して、下部に2〜3枚の葉を付けます。 タマネギの葉は、長さ30cm〜70cm程の中空の円筒状で、先端は尖り、表面がろう質で覆われています。葉鞘は円筒状で、肥大して球状になります。 タマネギは、5月〜6月頃に花を咲かせます。花序 ...