フリージアの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
フリージアとは フリージアの特徴 フリージアは草丈が40cm〜100cm程になるアヤメ科の球根植物です。日本では3月〜5月頃に開花します。 フリージアの球根は、円錐形で繊維質の被膜に覆われています。 フリージアの花は漏斗状で、直立する花茎の上部から上向きに付きます。6花弁で、内花被片3個が外花被片より大きく、花筒部は途中から急に膨らみます。雄しべは3個で花筒部に付き、雌しべの花柱は糸状で、先が3分岐して各分枝はさらに二股に分岐します。 花には芳香があり、白や黄色、ピンク、赤、オレン ...
ウスベニアオイの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ウスベニアオイとは ウスベニアオイの特徴 ウスベニアオイは草丈60cm〜150cm程になるアオイ科の多年草です。日本では6月〜8月頃に開花します。 ウスベニアオイは茎が直立して、茎や葉に粗い毛が生えます。 ウスベニアオイの花は、茎の上部の葉腋に1〜4個付き、径3cm程の5花弁で、淡紅色に濃い色の筋が入ります。 ウスベニアオイの葉は互生する単葉で、掌状に浅く5〜9裂し、縁には鈍い鋸歯(きょし)があります。また、長い葉柄があります。 ウスベニアオイの利用 ウスベニアオイの若葉と花は ...
スイセン(水仙)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
スイセンとは スイセンの特徴 スイセンは草丈15cm〜50cm程になるヒガンバナ科の多年生球根植物です。日本では12月〜翌4月頃までと冬から春にかけて開花します。 スイセンは地下に広卵形の鱗茎があり、茎は黒い外皮に包まれた鱗茎の中にあるため、見えません。 スイセンの花は花茎の先端に散形花序を出し、5〜8個のラッパ形の花が横向きに付きます。花は径3cm〜5cm程で、6枚の花被片は外側に3枚の萼と内側に3枚の花弁からなります。 中心にある筒状の副花冠(ふくかかん)は花被片の半分ほどの長 ...
シマオオタニワタリの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シマオオタニワタリとは シマオオタニワタリの特徴 シマオオタニワタリは樹高2m程になるチャセンシダ科の常緑性のシダ植物です。温暖な地域では街路樹や岩などに着生している着生植物です。 シマオオタニワタリの葉は、単葉で長さ1m以上になり、幅15cm〜30cm程になる葉先の尖った披針形です。形は昆布のように縁が波打っていて鮮やかな緑色をしています。 葉柄は長さ2cm〜5cm程で基部は長さ2cm、幅3cm程の鱗片が多数付きます。鱗片は褐色の披針形で、縁は波打っていて、毛状突起があります。 ...
アサザ(浅沙)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アサザとは アサザの特徴 アサザは浮葉を持つ、ミツガシワ科の多年性水生植物です。日本では6月〜8月頃に水上に黄色い花を咲かせます。 アサザは、泥中を匍匐する長い地下茎から、水中茎が伸びます。 アサザの花は、水面に伸ばした花茎の先端に5花弁の黄色い花を咲かせます。花冠は径3cm〜5cm程で、裂片の縁は細かく糸状に裂け、長い毛が生えたように見えます。 アサザの葉は長い柄が楯状に付き、水面に浮かびます。葉は径3cm〜10cm程で、やや肉厚の円心形~卵状円形で、縁に波状の鋸歯(きょし)があ ...
ガガブタの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ガガブタとは ガガブタの特徴 ガガブタは、水草としてアクアリウムなどでも使われるミツガシワ科の多年性水生植物です。日本では7月〜9月頃に水上に白い花を咲かせます。 ガガブタの根はひげ状で、水底から茎を伸ばし、浮葉の少し下に芽や根が出る部位があり、ここから先だけが葉柄になります。この部分から根や葉、花芽を出して、この部分だけで独立した植物体となることが出来ます。 ガガブタは、夏から秋にかけて葉柄の基部にバナナのような形をした殖芽を作ります。 ガガブタの花は、葉柄の基部に束生し、径1. ...
 
 




