アデニウムの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アデニウムとは アデニウムの特徴 アデニウムは樹高50cm〜100cm程になるキョウチクトウ科の落葉性多肉植物です。日本では4月〜9月頃に開花します。 アデニウムの花は、花径5cm程の赤色やピンク、白色で花冠が5つに裂けて、基部は筒状になります。萼は披針形に5つに裂け、基部は合着します。また、20℃以上で管理すれば冬でも開花させることができます。 アデニウムの葉は互生する単葉で、肉厚の卵型です。 アデニウムの茎は徳利のように下部が肥大します。 アデニウムの詳細情報 園芸分類 多 ...
タブノキ(椨の木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
タブノキとは タブノキの特徴 タブノキの木は樹高20m、幹径1m程になるクスノキ科の常緑高木です。日本では4月〜5月頃に花を咲かせます。 タブノキの樹皮は、明るい褐色で表面にボツボツとした皮目が点在して、老木になるとゴツゴツし、網目状に裂けます。枝は緑色で赤みを帯びています。 タブノキの花は、目立ちませんが、枝先の葉腋に円錐花序を出し、径1cm程の6花弁で、星型に開く黄緑色の花を多数咲かせます。 タブノキの葉は、互生して光沢があり、長さ8cm〜15cm程の長楕円形で中央より咲きがや ...
サギソウ(鷺草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
サギソウとは サギソウの特徴 サギソウは草丈40cm程になるラン科の多年草です。日本では7月〜8月頃に白鷺が飛んでいるような白い花を咲かせます。 サギソウの花は、茎の先端に総状花序に1個〜3個の径3cm程の花を咲かせます。側花弁と背萼片が兜状になり、唇弁が大きく目立ちます。唇弁は深く3つに裂けて、縁は細かく裂けます。花の後方にある距は長さ3cm〜4cm程に垂れ下がり、先端は次第に太くなり、その先に蜜が溜まります。 サギソウの葉は互生する長さ5cm〜10cm程の披針形で、下の方が大き ...
コリアンダー(パクチー)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
コリアンダーとは コリアンダーの特徴 コリアンダーは草丈20cm〜60cm程になるセリ科の一年草です。独特の味と香りが特徴のハーブの一種です。 コリアンダーは5月〜6月頃に花を咲かせます。茎先に複散形花序を伸ばし、白色の5花弁を複数付けます。花は淡い紫色を帯びることもあり、花序の外側の花弁が大きく発達します。 コリアンダーの葉は互生し、根出葉と茎の下部の葉は羽状に裂け、小葉は広卵形になり、縁に鋸歯(きょし)があります。茎の上部に出る葉は裂片が線形になり鋸歯(きょし)はありません。 ...
シロツメクサ(クローバー)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シロツメクサとは シロツメクサの特徴 シロツメクサは草丈10cm〜20cm程になるマメ科の多年草です。日本では4月〜8月頃に花を咲かせます。 シロツメクサの茎は地面近くを這って伸び、節から根を出して繁茂します。 シロツメクサの花は、10cm以上の花茎を伸ばし、白色で長さ1cm程の蝶形花を30~80個程、密に付けて、径3cm程の球状の総状花序を作ります。 シロツメクサの葉は、長い葉柄が立ち上がり、その先端に長さ・幅ともに1cm〜3cm程の卵形または心臓形の3枚の小葉が付きます。葉の表 ...
カタバミの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カタバミとは カタバミの特徴 カタバミは草丈10cm〜30cm程になるカタバミ科の多年草です。日本では4月〜9月頃に花を咲かせます。 カタバミは地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろします。匍匐茎をよく伸ばし、地表に広がり、地に接する茎からさらに細い根を出し、どんどんと繁殖します。 カタバミの花は、直立茎の上に腋生して、散形花序に1~8個付く、径1cm程の黄色い5弁花で、晴天で開き、光が弱まると閉じる性質があります。 カタバミの葉は根生し、茎上では互生する3出複葉で、 ...