ガジュマルの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

ガジュマルの鉢植え

こちらでは、ガジュマルの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
 あっちゃん
 
 

この記事の監修者

造園職人あっちゃんプロフィール

ガジュマルとは

ガジュマルの気根

 

植物名   ガジュマル


学 名   Ficus microcarpa


和 名   榕樹 / 細葉榕 / 我樹丸


別 名   台湾松(タイワンマツ)


英 名   Chinese Banyan/ Malayan Banyan


科 名   クワ科


属 名   イチジク属


 

アーティフィシャルグリーン【グリーンピース】

 

ガジュマルの特徴

ガジュマルの幹

 

ガジュマルは樹高20m程になるクワ科の常緑高木です。日本では夏頃の暖かい時期が開花時期ですが、花期は不定期です。

ガジュマルの樹皮は灰白色で滑らかですが個体差があり、枝や幹から気根を垂らして絡み合い、独自の樹形を形成します。

ガジュマルの花は雌雄同株で、葉腋に1個〜2個ずつ生じて、イチジクに似た球状の隠頭花序を付けます。「花のう」と呼ばれる果実のようなもので、その中に花を咲かせますので、花は見えません。

ガジュマルの葉は互生して、長さ4cm〜10cm程の楕円形です。表面には光沢があり、皮質でやや厚く、裏面は中心部を通る葉脈が盛り上がっています。

ガジュマルの果実(果のう)は、径1cm程の球形で、夏から秋頃にかけて淡いピンク色に熟します。この果実は野鳥が好んで食べます。

 
 

絞め殺しの木と呼ばれるガジュマル

野生動物に食べられた果のうが他の木の上に散布されると、そこから発芽して着生し、気根が発生して、寄生した木を覆い尽くし枯らせてしまうことから、同属の植物「アコウ(赤榕)」と共に「絞め殺しの木」と呼ばれています。

 
 

天然記念物のガジュマル

沖縄県名護市の幸地川に架かるあなだ橋のたもとにあり、名護大通りの道路の中央に「名護のひんぷんガジュマル」という国の天然記念物に指定されたガジュマルの巨木がそびえ立ちます。

「ひんぷんガジュマル」という名称は、樹下に置かれている石碑三府龍脈碑の別名「ヒンプンシー(屏風石)」に由来して、沖縄の伝統的家屋で正門と母屋の間に立つ、目隠しの塀のことを「ひんぷん」といいます。

 

ガジュマルの詳細情報

園芸分類観葉植物
性質常緑高木
開花時期夏頃(不定期)
花色花のうの中に咲くため見えません
栽培難易度
耐寒性弱い
耐暑性強い
耐陰性やや弱い
 
 

ガジュマルの詳しい育て方

ガジュマルの葉

ガジュマルは日本、台湾、中国、インドからオーストラリアの原産で、国内では九州の屋久島と種子島以南、主に南西諸島などに自生しています。

沖縄県では、「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿ると言われていて、観葉植物として国内でも人気があり、広く流通しています。

 

ガジュマルの置き場所

ガジュマルはある程度の日陰にも耐えますが、本来は日光を好む植物で、日当たりが悪いと枝が間延びしたり、葉色やツヤが悪くなってしまいます

春〜秋にかけては外で管理するか、日光の当たる室内で管理しましょう。ただし、夏場の直射日光に当たると葉焼けしてしまうので、真夏は半日陰で管理するか、徐々に強い光に慣らしてあげましょう。

冬の管理は、ガジュマルは高温には強い植物ですが、低温には弱いので、寒さに当てないよう管理しましょう。生育適温は5℃で、霜に当たると枯れてしまうため、霜が降りるまえに室内に移動しましょう。

冬は室内の窓辺の日光の当たる場所に置きますが、夜は冷えるので、暖かい場所に移動させましょう。また、暖房の風が当たらないように注意しましょう。

ある程度の大きさに成長し、根がしっかりと張っていて健康な株であれば、関東以南の比較的暖かい地域であれば屋外での冬越しも可能です。

 
 

ガジュマルの植え付け

苗の植え付けは、5月〜7月頃が適期です。株よりも一回り大きな鉢を用意し、鉢底石を入れて、用土は水はけの良い土を好むため、赤玉土(小〜中粒)に腐葉土を混ぜたものや、観葉植物用の土に植え付けて、水やりをしましょう。

 
 

ガジュマルの水やり

ガジュマルは乾燥に弱く、湿気のある環境を好みます。水を必要としますが、土がずっと濡れている状態ですと根腐れを起こしてしまうので、水やりは季節や気温によって与えるタイミングを変えましょう。

また、空気中の湿度は高い方が良いので、年間を通して霧吹きで葉っぱに水をたっぷり掛けて、湿度を保つ「葉水」を与えましょう。

水やりのタイミングは、春は土が乾燥したら水やりをしましょう。夏の高温期は、土の状態を見ながら、しっかりと乾燥しているようなら朝と夕方の2回水やりをしましょう。

秋以降、気温が下がると水の吸い上げる力が落ちてきますので、水やりを徐々に少なくしましょう。冬は成長が止まり、あまり水を必要としないので、土が乾燥して、2〜3日経ってから水やりをしましょう。

 

ガジュマルの肥料

肥料は基本的に与えなくても枯れませんが、与えた方が早く成長します。与える場合は、春〜夏頃に緩効性化成肥料を株元に置き肥してあげるか、2週間に1回、薄めた液体肥料を与えましょう。

冬の成長が止まった時期に肥料を与えると、肥料焼けを起こして弱ってしまうので、冬は肥料を与えないようにしましょう。

 

 

ガジュマルの害虫や病気

害虫はカイガラムシやハダニ、アブラムシが発生することがあります。食害されると株が弱ってしまうので、見つけたら取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

ガジュマルは病気の心配は特にありませんが、水の与え過ぎの根腐れや、肥料の与え過ぎの肥料焼けで弱って枯れてしまうことがあるので、注意しましょう。

 
 

ガジュマルの剪定

剪定の適期は5月〜6月頃です。ガジュマルは生命力が強く、切り戻してもしっかり芽を出してくれます。枝葉が密生しやすいので、邪魔な枝は根本から切り取りましょう。

刈り込むように短めに切り戻しても、1〜2週間で新芽を出してくれます。剪定の際、黄色くなった葉なども切り取りましょう。また、剪定した時に、切り口から白い樹液が出てきますので、衣類や皮膚についてしまった場合はしっかり洗い流しましょう。。

 
 

ガジュマルの植え替え

ガジュマルは成長すると、鉢の中が根でいっぱいになり、根詰まりを起こしてしまうので、1〜2年に1回は植え替えをしましょう。株よりも一回り大きな鉢に、鉢底石を入れて、挿し木用の土を使って植え替えましょう。

また、ガジュマルは挿し木で増やすことができます。挿し木の適期は5月〜6月頃なので、剪定した枝を使って挿し木ができます。

元気な枝を選び、2〜3節の長さで枝を斜めにカットし、下の方の葉を取り除き、用土に挿してたっぷり水やりをし、半日陰で管理しましょう。葉が垂れることがありますが、しばらくすると元に戻ります。

活力剤を与えて、土を乾燥させないように管理しましょう。2〜3ヶ月程で根が張ります。

 
 

グリーンライフイノベーションの画像1

 

ガジュマルの誕生花・花言葉

ガジュマルの果実

 

ガジュマルは「2月14日」の誕生花です。

ガジュマルの花言葉は「健康」「たくさんの幸せ」です。

「健康」という花言葉は、ガジュマルは気根を伸ばして成長する、その強い生命力やたくましさに由来すると言われています。

 
 

ガジュマルのアーティフィシャルグリーン

ガジュマルの鉢植え
 
みなさん、アーティフィシャルグリーンをご存知でしょうか?
アーティフィシャルグリーンとは、天然素材を使って、本物そっくりに作られた植木や花、観葉植物のことです。
 あっちゃん
 

本物の樹木とは違い、アーティフィシャルグリーンだけの魅力やメリットがたくさんあります。

こんなメリットが!

  • 樹木の種類や大きさ、樹形、鉢などお好みのオーダーメイドが可能です。
  • 落ち葉や害虫、病気の心配もなく、お部屋を汚しません。
  • 日光に当てなくても枯れないので、置き場所を選びません。
  • 天然の樹木と違い、枯れる心配がなく水やりや剪定など、お手入れの手間がありません。
  • 光触媒加工を施すと、目に見えないウイルス・雑菌・悪臭・カビ菌などを分解して、空間をキレイにする効果もあります。
 

ホームセンターなどで販売している造花やアーティフィシャルは、どうしても偽物とわかってしまい、観賞価値がありません。

 
これはもう本物です!

グリーンピースのアーティフィシャルグリーンは、日本の職人が国内で作る業界最高のクオリティです。近くで見ても本物と見間違うほどの圧倒的クオリティで、景観や観賞価値を損ないません。

 

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ガジュマルのまとめ

ガジュマルの巨木

ガジュマルはいかがでしたか?
ガジュマルは沖縄県では精霊の宿る聖木として親しまれ、独特な姿は可愛らしくもあり、たくましくもあり、おしゃれなインテリアプランツとして人気があります。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非ガジュマルを育ててみてはいかがでしょう!
 あっちゃん