アカシデの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

アカシデの新緑と花

こちらでは、アカシデの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
 あっちゃん
 
 

この記事の監修者

造園職人あっちゃんプロフィール

アカシデとは

 
 

植物名   アカシデ


学 名   Carpinus laxiflora


和 名   赤四手


別 名   下記に記載


英 名   Loose-flowered hornbeam


科 名   カバノキ科


属 名   クマシデ属


 

アーティフィシャルグリーン【グリーンピース】

 

アカシデの特徴

アカシデは樹高10m〜15m程になるカバノキ科の落葉高木です。日本では新葉の展開と同じ頃の3月〜5月に開花します。

アカシデの樹皮は滑らかで、灰白色をして縦筋の模様があります。若枝は紅色を帯びて、はじめは長い毛が生えます。

アカシデの花は、雄花と雌花ともに尾状花序に付き、雄花序は赤く、長さ5cm程で前年の枝の葉腋から下垂し、雌花序は紐状で新枝に頂生します。

アカシデの葉は2列に互生する単葉で、長さ3~7cm程の卵状楕円形です。側脈は10~15対あり、縁には細かい重鋸歯(じゅうきょし)があります。春の新芽が赤みを帯びて美しく、秋には紅葉します。

アカシデの果実は堅果で苞に包まれます。苞は長さ1cm~2cm程で、基部で3裂する長卵状三角形で、片側だけ少数の粗い鋸歯(きょし)があります。果穂は長さ4cm~10cm程の円柱形で下垂し、長さ2cm~3cm程の柄があります。

 

アカシデの名前

アカシデの名前の由来は、新芽が赤く、幹や葉を始めとした木全体が赤みを帯びることから、「アカシデ(赤四手)」や「アカメシデ(赤芽シデ・赤目シデ)」と呼ばれています。

「シデ」とは、注連縄(しめなわ)などに使われる「紙垂(しで)」のことで、花穂の垂れ下がる様子がこれに似ていることから名付けられました。

アカシデの別名に「アカソロ」という呼び方もあります。「ソロ」と呼ばれる木は「イヌシデ(犬四手)」や「クマシデ(熊四手)」がありますが、木全体が赤みを帯びることから「アカソロ」と呼ばれ、盆栽の世界ではイヌシデを「シロソロ」、アカシデを「アカソロ」と呼び区別することもあります。

また、他にも「シデノキ」「コシデ」「ソロノキ」「コソロ」などの呼ばれ方もあります。

 

アカシデとイヌシデの見分け方

アカシデと同属のよく似た木で、同じく「ソロ」と呼ばれている樹木に「イヌシデ」があります。

アカシデとイヌシデの見分け方は、アカシデの葉はイヌシデより小さく、葉柄や葉の付け根を含めて木全体が赤みを帯びています。また、イヌシデの葉には多くの毛が生えていますが、アカシデには毛はありません。

 

アカシデの利用

アカシデは庭木や盆栽、公園樹などによく使われています。庭木として植栽される場合は、雑木林を演出したい場合などに利用されます。

アカシデの材は、淡い黄色や灰白色で、堅さと美しさを兼ね備えていますが加工しにくく、一般的ではありませんが、楽器、家具、床柱などに利用されることがあります。

 

天然記念物のアカシデ

東京都西多摩郡日の出町の幸神神社境内にある「幸神神社のシダレアカシデ」というアカシデの古木があり、樹齢700年以上と言われています。

通常アカシデは枝が上に伸びて、「ケヤキ(欅)」のように箒状の樹形になりますが、このシダレアカシデは枝が下に垂れ、他に類を見ない樹形と、その樹齢から国の天然記念物に指定されています。

 

アカシデの詳細情報

園芸分類庭木・盆栽
性質落葉高木
開花時期3月〜5月
花色赤色
栽培難易度
耐寒性強い
耐暑性普通
耐陰性普通
 
 

アカシデの詳しい育て方

アカシデは日本と朝鮮半島の原産で、国内では北海道、本州、四国、九州の山地に広く分布します。特に関東地方の雑木林や川原ではイヌシデと共に普通に見られ、盆栽としても楽しまれています。

 

アカシデの植え付け

植え付けの適期は落葉期の11月〜翌2月頃です。日当たりの良い場所から明るい日陰でも育ちます。

用土は水はけの良い土を好みますので、庭土に大きく穴を掘って、腐葉土や堆肥を混ぜ込み、根鉢を崩さないように植え付けて、たっぷりと水やりをしましょう。

 
 

アカシデの水やり・肥料

根付くまでは水やりをして、根付いてからは降雨で問題ありません。

肥料はあまり必要としませんが、与える場合は2月頃に寒肥として有機質肥料を株元の周辺にすき込んであげましょう。

 
 

アカシデの害虫・病気

害虫はハンノキキクイムシが発生することがあります。幹や枝を食害しますので、その部分は切り取り、薬剤を散布して防除しましょう。

病気は黒斑病があります。葉に小さな黒い斑模様ができて、株が弱ってしまったり、観賞価値を下げてしまうので、病気の部分は切り取り、薬剤を散布して防除しましょう。

 

 

アカシデの剪定

アカシデは自然樹形が美しく、あまり剪定の必要はありません。剪定は大きさを抑えたり、徒長した枝や邪魔な枝、密になった内側の枝を落として風通しを良くする程度で大丈夫です。剪定の適期は12月〜翌2月頃です。

 

 

グリーンライフイノベーションの画像1

 

アカシデの誕生木・誕生花・花言葉

アカシデ(シダレソロ)は「2月19日」の誕生木です。

シデは「5月27日」の誕生花です。

シデの花言葉は「装飾」です。

 

アカシデのアーティフィシャルグリーン

 
みなさん、アーティフィシャルグリーンをご存知でしょうか?
アーティフィシャルグリーンとは、天然素材を使って、本物そっくりに作られた植木や花、観葉植物のことです。
 あっちゃん
 

本物の樹木とは違い、アーティフィシャルグリーンだけの魅力やメリットがたくさんあります。

こんなメリットが!

  • 樹木の種類や大きさ、樹形、鉢などお好みのオーダーメイドが可能です。
  • 落ち葉や害虫、病気の心配もなく、お部屋を汚しません。
  • 日光に当てなくても枯れないので、置き場所を選びません。
  • 天然の樹木と違い、枯れる心配がなく水やりや剪定など、お手入れの手間がありません。
  • 光触媒加工を施すと、目に見えないウイルス・雑菌・悪臭・カビ菌などを分解して、空間をキレイにする効果もあります。
 

ホームセンターなどで販売している造花やアーティフィシャルは、どうしても偽物とわかってしまい、観賞価値がありません。

 
これはもう本物です!

グリーンピースのアーティフィシャルグリーンは、日本の職人が国内で作る業界最高のクオリティです。近くで見ても本物と見間違うほどの圧倒的クオリティで、景観や観賞価値を損ないません。

 

お好みの樹木をお好みの大きさにオーダーメイドも可能で、天然木を使ったMADE IN JAPANのアーティフィシャルグリーンは個人のご自宅をはじめ、さまざまな商業施設や有名施設でも採用され、多くの方に楽しまれています。実際の施工例などもご紹介しておりますので、ぜひ下のページも御覧ください。

 
 

アカシデのまとめ

アカシデはいかがでしたか?
アカシデは自然樹形が美しく、木全体が赤みを帯びてとても綺麗です。庭木の他、盆栽などでも楽しまれている樹木です。
育てるのは難しくないので、シンボルツリーなど、みなさんも是非アカシデを育ててみてはいかがでしょう!
 あっちゃん
 

Copyright© グリーンピース , 2021 All Rights Reserved.