サフランの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
サフランとは サフランの特徴 サフランは草丈が15cm〜25cm程になるアヤメ科の多年生球根植物です。日本では10月〜11月頃に開花します。 サフランは地下に、茎が短縮して径4cm程に肥大した球茎(球根)ができます。球茎は繊維質の外皮に覆われています。 サフランの花は葉の中心から1〜4個出ます。花は基部が細くなる筒状花で、花弁は淡い紫色で6個あり、芳香があります。花柱は花筒よりも長く、黄色の紐状で、上部は濃赤褐色で3裂し、先端は漏斗状に広がって花外に垂れ下がります。 サフランの葉は ...
イヌサフランの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イヌサフランとは イヌサフランの特徴 イヌサフランは草丈15cm〜25cm程になるイヌサフラン科の多年草です。日本では9月〜10月頃に開花します。 イヌサフランは地下に肥大した球茎があり、球茎の外皮は褐色の繊維質です。 イヌサフランの花は茎の中心から、1〜数個の花を咲かせます。花は径7cm〜10cm程の基部が細くなる筒状花で、花弁は6個あり、淡い紫色です。 イヌサフランの葉は根出する単葉で、3~6枚出ます。葉は長さ20cm~30cm程の披針形で、早春に伸び出して、6月頃には枯れて休 ...
カタクリ(片栗)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カタクリとは カタクリの特徴 カタクリは草丈10cm〜20cm程になるユリ科の多年生植物です。日本では4月〜6月頃に開花します。 カタクリは地下に長さ5cm6cm程の白い長楕円形の鱗茎を持ち、鱗茎は根の牽引作用で地下深くに潜ります。 カタクリの花は茎先に単生し、やや下向きに咲きます。花被片は径4cm〜5cm程の披針形で強く反り返り、紅紫色の6弁花です。花被片の基部近くには蜜腺があり、基部の上部にはW字形の濃い紫色の斑紋があります。雄しべは6個あり、葯は濃い紫色です。稀に白花を咲かす ...
マイヅルソウ(舞鶴草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
マイヅルソウとは マイヅルソウの特徴 マイヅルソウは草丈10cm〜20cm程になるキジカクシ科の多年草です。日本では5月〜7月頃に開花します。 マイヅルソウの花は、茎先に出る総状花序に白い小さな花を20個程付けます。花被片は4個あり、雄しべも4個あります。 マイヅルソウの葉は2枚が互生し、長さ3cm〜7cm程の卵心形で、縁には半円形の隆起があります。葉柄は長さ2cm〜5cm程あり、基部は葉鞘になって茎を包みます。 マイヅルソウの果実は液果で、径5mm程の球形になり、最初はうずらの卵 ...
ヒナザクラの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヒナザクラとは ヒナザクラの特徴 ヒナザクラは草丈が7cm〜15cm程になるサクラソウ科の多年草です。日本では6月〜7月頃に開花します。 ヒナザクラの花は花茎の先端に、1〜8個の花を散形に付けます。苞は線形で、花茎の先に輪生します。萼は深く5裂し、花冠は白色で径1cm程になり、中心部は黄色になり、裂片はさらに2浅裂します。 ヒナザクラの葉は根出する単葉で、長さ2cm〜4cm程の倒卵形になり、上半分に粗い鋸歯(きょし)があります。 ヒナザクラの果実は蒴果で、径3mm程の卵形になり、宿 ...
イワザクラ(岩桜)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イワザクラとは イワザクラの特徴 イワザクラは草丈が5cm〜10cm程になるサクラソウ科の多年草です。日本では4月〜5月頃に開花します。 イワザクラの花は花茎の上部に、1〜5個の花を散形に付けます。花は径2cm〜3cm程で花弁は5枚に別れ、先端が2裂し、紅紫色で中央の花喉部は黄色になります。 イワザクラの葉は根出する単葉で、径3cm~7cm程の円形です。縁には不揃いの鋸歯(きょし)があります。 イワザクラの名前 イワザクラという名前は、岩場に自生する「サクラソウ(桜草)」と ...