ネジキ(捩木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ネジキとは ネジキの特徴 ネジキは樹高4m〜8m程になるツツジ科の落葉小高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 ネジキの樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると縦に細長く薄く剥がれて、落ち痕が捻れて見えます。新しい枝は赤みを帯びます。 ネジキの花は、前年の枝から横枝として細長い総状花序を出します。花序は横に伸びて、等間隔で並び、白色で壺形の小花を下向きに咲かせます。 ネジキの葉は互生する単葉で、長さ4cm~12cm程の先端が尖った卵形になります。葉の両面にはまばらに毛が生えて、裏面の主 ...
ジャノメエリカの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ジャノメエリカとは ジャノメエリカの特徴 ジャノメエリカは樹高1m〜2m程になるツツジ科の常緑低木です。日本では12月〜翌4月頃に開花します。 ジャノメエリカの樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると縦に細かく溝が入ります。よく枝分かれして、枝は斜め上に伸びて、密に茂ります。また、枝は折れやすく、小枝には毛が生えます。 ジャノメエリカの花は、小枝の先端に3個ずつ付けます。花冠はピンク色で長さ4mm程の鐘形になり、先が浅く4裂します。雄しべは8本あり、葯は黒紫色で目立ちます。萼は花冠と同じ色で ...
ツガザクラの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ツガザクラとは ツガザクラの特徴 ツガザクラは樹高10cm〜20cm程になるツツジ科の常緑小低木です。日本では7月〜8月頃に開花します。 ツガザクラの茎は地を這って横に伸び、上部が斜上して立ち上がります。 ツガザクラの花は、枝先に散形花序を出して、2〜6個程の淡い桃色の花を横向きに付けます。花冠は長さ6mm程の鐘形で、先端が浅く5裂します。萼片は紅紫色で5裂し、裂片は卵形~広披針形となり、長さは花冠の半分以下と短く、縁には短い毛があり、外側は無毛です。雄しべは10本あります。 ツガ ...
サラサドウダンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
サラサドウダンとは サラサドウダンの特徴 サラサドウダンは樹高2m〜5m程になるツツジ科の落葉低木です。日本では5月〜7月頃に開花します。 サラサドウダンの樹皮は灰褐色で、よく枝分かれして半球状の樹形になります。 サラサドウダンの花は、枝先に2cm〜4cm程の総状花序を出し、10個程の花が下向きに開きます。花冠は黄白色の地に紅紫色の縦縞があり、長さ8mm〜10mm程の釣鐘形で、先端が浅く5裂します。雄しべは10本あります。 サラサドウダンの葉は枝先に輪生状に集まって互生し、長さ3c ...
ドウダンツツジの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ドウダンツツジとは ドウダンツツジの特徴 ドウダンツツジは樹高1m〜3m程になるツツジ科の落葉低木です。日本では4月〜5月頃に開花します。 ドウダンツツジの幹は直立して、上部でよく枝分かれします。樹皮は光沢があり、滑らかですが樹齢を重ねると一部が剥離します。 ドウダンツツジの花は、葉の展開とほぼ同時に開花し、枝先から散形状に1〜5個を下向きに開きます。花冠は白色で、径5mm程の釣鐘形になり、先端が浅く5裂して反り返ります。雄しべは10本あり、雌しべが1本あります。 ドウダンツツジの ...
アカモノの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アカモノとは アカモノの特徴 アカモノは樹高10cm〜30cm程になるツツジ科の常緑小低木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 アカモノの花は、茎の上部の葉腋から長さ2cm~4cm程の花柄を伸ばして花を単生します。花冠は長さ6mm〜8mm程の白色または淡い桃色で、壺形の花を下向きに付きます。花の先端はつぼまり、先端が5裂して、裂片は反り返ります。また、萼は5裂して赤褐色の毛があり、雄しべは10本あります。 アカモノの葉は互生する単葉で、長さ1cm〜3cm程の卵形になり、革質で表 ...