ニオイヒバの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ニオイヒバとは ニオイヒバの特徴 ニオイヒバは樹高5m〜15m程になるヒノキ科の常緑針葉高木です。日本では4月〜5月頃に開花します。 ニオイヒバの樹皮は赤褐色で、樹齢を重ねると縦に裂けて薄く剥がれます。枝は水平に伸びて円錐形の樹形になります。 ニオイヒバの花は雌雄同株で、薄紅色の小さな花が枝の先に付きます。 ニオイヒバの葉は十字対生し、扁平な鱗片状の卵形で鋭く尖り、青緑色になり、葉肉には精油を含み、葉を揉むと芳香があります。 ニオイヒバの果実は球果で、長さ1cm程の楕円形になり、秋 ...
ウツボグサの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ウツボグサとは ウツボグサの特徴 ウツボグサは草丈10cm〜30cm程になるシソ科の多年草です。日本では6月〜8月頃に開花します。 ウツボグサは匍匐性で、茎は地表を這うように伸びて、そこから上に立ち上がります。茎の断面は四角形になり、稜に毛が生えます。 ウツボグサの葉は対生する単葉で、長さ2cm~5cm程の長楕円形になります。葉の縁には低い鋸歯(きょし)が少数あります。 ウツボグサの花は、茎先に長さ4cm~8cm程の輪散花序が集まった密な花穂を付けます。花序には苞が多数対生して、1 ...
ヒマラヤスギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヒマラヤスギとは ヒマラヤスギの特徴 ヒマラヤスギは樹高30m〜50m程、幹径1.5m〜3m程になるマツ科の常緑針葉高木です。日本では10月〜11月頃に開花します。 ヒマラヤスギの樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると鱗状に細かく剥がれます。樹形は円錐形で、枝が水平に伸びて、先端がやや垂れ下がります。 ヒマラヤスギの花は雌雄同株で、ともに短枝の先端に付き、雄花は長さ3cm~5cm程の黄色い長楕円形の穂状で、雌花は5mm〜10mm程の紫紅色の卵形になります。 ヒマラヤスギの葉は、長さ3cm〜 ...
ナンヨウスギ(南洋杉)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ナンヨウスギとは ナンヨウスギの特徴 ナンヨウスギは、ナンヨウスギ科の樹木の総称として示されます。樹高は30m〜60m程になる常緑針葉高木です。 ナンヨウスギの樹皮は黒褐色で粗く、樹脂を多く含み、樹齢を重ねると鱗状に剥離します。 ナンヨウスギの葉は、品種や樹齢などによって形状が異なりますが、螺旋状に密生し、長さ2cm〜4cm程の先端が尖った線形で、光沢のある深緑色になります。 ナンヨウスギの花は3月〜5月頃に開花します。ふつうは雌雄異株で、長さ15cm〜20cm程の茶褐色の穂状の花 ...
クロベ(ネズコ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クロベとは クロベの特徴 クロベは樹高25m〜30m程になるヒノキ科の常緑針葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 クロベの樹皮は全体的に滑らかで、赤褐色になり縦に裂けて薄く剥がれます。 クロベの花は雌雄同株で、雄花は黒紫色の楕円形になり、雌花は黄色で鱗片内に3個の胚珠があります。ともに小さな粒状で目立ちません。 クロベの葉は十字対生し、長さ2mm程の鱗片状で、丸みを帯びて肉厚になり、表面は深緑色で、裏面の気孔帯はあまり目立ちません。 クロベの果実は球果で、長さ1cm程の楕 ...
コウヤマキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
コウヤマキとは コウヤマキの特徴 コウヤマキは樹高30m〜40m、幹径1m程になるコウヤマキ科の常緑針葉高木です。日本では3月〜4月頃に開花します。 コウヤマキの樹形は円錐形になり、樹皮は赤褐色から灰褐色で、樹齢を重ねると鱗状になって縦に剥がれ落ちます。 コウヤマキの葉は、長枝では鱗片葉が螺旋状に付き、短枝では輪生して、2枚の葉が合着します。葉は長さ6cm〜12cm程の先端がやや凹んだ線形で、柔らかく触っても痛くありません。 コウヤマキの花は雄花と雌花があり、雄花は褐色で枝の先端に ...