ササユリの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

ササユリの花と葉

こちらでは、ササユリの植物図鑑と育て方を私の経験を元にわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
MIDORI
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この記事の監修者

フラワーショップ店長【ミドリ】プロフィール

ササユリとは

白いササユリの花

 

植物名   ササユリ


学 名   Lilium japonicum


和 名   笹百合


別 名   サユリ


英 名   Bamboo lily


科 名   ユリ科


属 名   ユリ属


 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

ササユリの特徴

ササユリの花粉

 

ササユリは草丈50cm〜100cm程になるユリ科の多年生植物です。日本では6月〜7月頃に開花します。

ササユリは地上の茎が直立して、地下の鱗茎は径3cm〜5cm程の黄白色の扁球形です。

ササユリの花は、茎の上部に数個が横向きに咲きます。花は径10cm〜15cm程の漏斗状になります。花被片は6枚あり、外側に反り返り、普通はピンク色で芳香があり、花粉は赤褐色で葯は濃褐色になります。稀に花色が純白のものもあります。

ササユリの葉は互生する単葉で、長さ8cm~15cm程の先が尖った披針形で、やや厚みがあり、幅の狭いものから広いものもあります。

ササユリの果実は蒴果で、長さ3cm〜4cm程の倒卵形です。10月〜11月頃に熟すと開裂して、種子が風に乗って拡散します。

 

ササユリの名前

ササユリという名前は、葉や茎の様子が「ササ(笹)」に似ていることから名付けられました。

 

ササユリの近縁種

ササユリとよく似た近縁種に「オトメユリ(乙女百合)」があります。どちらもよく似ていますが、本種ササユリは花粉が赤褐色で、葯は濃褐色になりますが、オトメユリは花粉や葯が黄色くなることで区別されています。

また、ササユリは、自生する地域の環境によって変異が見られ、大きさや形、花色や芳香、葉に斑が入るものなど、様々な特性が見られます。

 
 

ユリの文化

東洋ではユリは鑑賞花としてだけでなく、食用や薬用にも使用されています。日本でのユリの観賞は、明治30年代頃からであり、幕末にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが日本のユリの球根を持ち帰り、復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行すると、球根は近代日本の絹に次ぐ二番目の主要輸出品として外貨を獲得しました。

なお持ち帰られたのは南西諸島原産の「テッポウユリ(鉄砲百合)」であり、これが現在のイースターの象徴として定着しました。そしていわば逆輸入されるかたちで明治末に鑑賞花としてユリの花が流行しました。

ユリには「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花に例えて形容する言葉があります。

 

ササユリの詳細情報

園芸分類球根植物・切り花
性質多年草
開花時期6月〜7月
花色ピンク色・白色
栽培難易度
耐寒性弱い
耐暑性強い
耐陰性普通
 
 

ササユリの詳しい育て方

横から見たササユリ

ササユリは日本の原産で、中部以西の本州、四国、九州に分布しています。主に、山地の草原に自生していますが、盗掘などもあり個体数が減少しています。

 

ササユリの球根植え

球根を植える適期は10月〜11月頃です。日当たりが良く風通しの良い場所が好みです。ただし、西日が当たる場所は避けましょう。用土は球根用の土を使用して植え付けましょう。

鉢植えの場合は、球根の直径で3倍程の深さのある鉢を選び、球根1個分以上深く、株間は球根3個分以上空けて植え付けましょう。地植えの場合は、定植2週間前に深さ30cm以上をよく耕しておきましょう。植え付けは、球根2個分程の深さ、株間は球根3個分以上空けて植え付けて、たっぷりと水やりをしましょう。

植え替えは、鉢植えでは1〜2年に1回、庭植えでは3~4年に1回行いましょう。植え替える際は、連作障害が出やすいため、新しい用土を使いましょう。

ササユリを種から育てる場合、大きくなって開花するまでに4年〜7年程かかるため、球根から育てる方が簡単なのでオススメです。

 

ササユリの水やり・肥料

庭植えの場合は根付いたら降雨だけで問題ありませんが、夏の時期など乾燥が続くようであれば水やりをしましょう。鉢植えの場合は、土が乾燥したらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料は開花前の4月頃と、秋になり葉が枯れてきた10月頃に、緩効性化成肥料を球根や茎に当たらないように、株元に少量与えましょう。

 

ササユリの害虫や病気

害虫はアブラムシが発生することがあります。アブラムシは茎や芽から汁を吸って株を弱らせます。害虫を見つけたら早めに取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

病気はウイルス病、葉枯病があります。ウイルスが原因の病気で、感染すると花や葉にモザイク模様が出てきます。発病すると治らないので、見つけたら株ごと抜き取り、焼却処分しましょう。

 

ササユリの花がら摘み

開花後に花がしおれたら、花茎から切り取りましょう。花がら摘みをした方が、次の花が咲きやすくなります。

 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

ササユリの誕生花・花言葉

ササユリの花

 

ササユリは「6月2日」「6月17日」「7月15日」の誕生花です。

ササユリの花言葉は「上品」「希少」「清浄」です。

 

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ササユリのまとめ

ササユリの花と葉

ササユリはいかがでしたか?
ササユリは日本原産のユリとして知られ、名前の通り葉が「ササ(笹)」に似ていて、花姿は可憐なピンク色の花がとても美しく、人気があります。
育てるのはコツがいりますが、みなさんも是非ササユリを育ててみてはいかがでしょう!
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