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    アサザの植物図鑑と育て方

    アサザ(浅沙)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        アサザとは       アサザの特徴   アサザは浮葉を持つ、ミツガシワ科の多年性水生植物です。日本では6月〜8月頃に水上に黄色い花を咲かせます。 アサザは、泥中を匍匐する長い地下茎から、水中茎が伸びます。 アサザの花は、水面に伸ばした花茎の先端に5花弁の黄色い花を咲かせます。花冠は径3cm〜5cm程で、裂片の縁は細かく糸状に裂け、長い毛が生えたように見えます。 アサザの葉は長い柄が楯状に付き、水面に浮かびます。葉は径3cm〜10cm程で、やや肉厚の円心形~卵状円形で、縁に波状の鋸歯(きょし)があ ...

    ガガブタの植物図鑑と育て方

    ガガブタの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ガガブタとは       ガガブタの特徴   ガガブタは、水草としてアクアリウムなどでも使われるミツガシワ科の多年性水生植物です。日本では7月〜9月頃に水上に白い花を咲かせます。 ガガブタの根はひげ状で、水底から茎を伸ばし、浮葉の少し下に芽や根が出る部位があり、ここから先だけが葉柄になります。この部分から根や葉、花芽を出して、この部分だけで独立した植物体となることが出来ます。 ガガブタは、夏から秋にかけて葉柄の基部にバナナのような形をした殖芽を作ります。 ガガブタの花は、葉柄の基部に束生し、径1. ...

    セダムの植物図鑑と育て方

    セダムの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        セダムとは       セダムの特徴   セダムは草丈3cm〜50cm程になるベンケイソウ科の多肉植物です。セダムは品種が豊富にあり、品種により姿形が異なる植物です。 セダムは根があまり伸びず、良く枝分かれして広がり、冬も常緑で葉が小さいため、グラウンドカバーとしても利用されています。 セダムの花は、品種により異なりますが、2月〜10月頃に開花します。基本的には5弁花で、集散花序または総状花序に小さい花を咲かせます。色は白、黄色、オレンジ、ピンクなどがあります。 セダムの葉は、基本的に互生しますが ...

    ミドリサンゴの植物図鑑と育て方

    ミドリサンゴ(ミルクブッシュ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ミドリサンゴとは       ミドリサンゴの特徴   ミドリサンゴは樹高5m〜9m程になるトウダイグサ科の多肉植物の小高木です。日本では6月〜8月頃に開花します。 ミドリサンゴの茎は円筒形で、濃い緑色をしていますが、古くなると灰褐色になります。枝は、棒状の小枝が輪生し、よく枝分かれします。 ミドリサンゴの花は、枝先から杯状花序を伸ばし、薄黄色で花弁は無く、花のように見える苞葉を4枚セットで数個付けます。 ミドリサンゴの葉は、径5mm程の極小の線形葉が付きますが、すぐに落葉します。 ミドリサンゴの葉 ...

    タチアオイの植物図鑑と育て方

    タチアオイ(ホリホック)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        タチアオイとは       タチアオイの特徴   タチアオイは草丈2m〜3m程になるアオイ科の多年草です。日本では6月〜8月頃に開花します。 タチアオイは茎が直立して、全体が硬毛で覆われています。 タチアオイの花は、茎の上部の葉腋に1〜2個付き、径10cm程の5花弁で一重咲きや、八重咲きがあり、花色は白やピンク、赤、紫、黄色などさまざまです。また、花は花茎の下から上に咲き上っていきます。 タチアオイの葉は互生する単葉で、掌状に浅く5〜7裂する心臓形で、縁には鋸歯(きょし)があります。 タチアオイの ...

    シマトネリコの植物図鑑と育て方

    シマトネリコの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        シマトネリコとは       シマトネリコの特徴   シマトネリコは樹高5m〜15m程になるモクセイ科の常緑高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 シマトネリコの樹皮は、若木では明るい灰白色ですが、大きくなると斑模様に剥げ落ちます。 シマトネリコの花は雌雄異株で、枝先や葉腋から円錐花序を出して、花冠が4裂した白い小さな花を多数付けます。また、花序の軸には密に毛が生えます。 シマトネリコの葉は、5〜9小葉からなる奇数羽状複葉で対生し、小葉は長さ3cm〜10cm、幅2cm〜4cm程の楕円形で、革 ...