初夏に咲くアヤメ・ハナショウブの名所を見に行こう！【東日本編】

こちらでは、造園業者とフラワーショップ店長が監修した、全国のアヤメ・ハナショウブの名所【東日本編】をご紹介しております。
全国にはさまざまなアヤメ・ハナショウブの観光名所やお祭りがあり、初夏に見頃を迎え、美しく咲き誇るアヤメ・ハナショウブは一見の価値ありですよ。

MIDORI

アヤメとは

植物名　　　アヤメ

学　名　　　Iris sanguinea

和　名　　　文目（あやめ）/　菖蒲（あやめ）

英　名　　　Siberian iris

科　名　　　アヤメ科

属　名　　　アヤメ属

アヤメの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

下記の記事では、アヤメに関する植物の特徴から育て方まで、詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

ハナショウブとは

植物名　　　ハナショウブ

学　名　　　Iris ensata

和　名　　　花菖蒲

漢　名　　　玉蝉花（ギョクゼンカ）

英　名　　　Iris ensata

科　名　　　アヤメ科

属　名　　　アヤメ属

ハナショウブの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

下記の記事では、ハナショウブに関する植物の特徴から育て方まで、詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

北海道・東北地方のアヤメ・ハナショウブの名所

北海道岩見沢市の「あやめ公園」

あやめ公園は、南利根別川沿いに広がる4.4ヘクタールの園内に、168種類12,000株、約15万本のアヤメ、ハナショウブ、カキツバタが咲き誇ります。開花期には「いわみざわ彩花まつり」が開催され、多くの人で賑わいます。

北海道札幌市の「八紘学園 花菖蒲園」

八紘学園花菖蒲園は、北海道農業専門学校の学生が実習の一環として、管理している花菖蒲園です。1.5haの広大な敷地に約450種類、7万株のハナショウブが咲き誇り、オリジナルの園芸品種や、江戸時代に作られた古種も多く保存し、公開しております。

北海道河西郡芽室町の「芽室公園花菖蒲園」

芽室公園花菖蒲園は、2.7haの広大な敷地内に、早生・中手・晩生と、開花時期が異なる610種類、約25,000株のハナショウブが咲き誇り、園内をゆったりと鑑賞することができます。

北海道厚岸郡厚岸町の「原生花園あやめヶ原」

原生花園あやめヶ原は、約100ヘクタールの広大な原生花園に、約30万株の「ヒオウギアヤメ」の群生が咲き乱れ、他にもエゾフウロやエゾスカシユリなど100種類以上の植物を観ることができます。

青森県つがる市の「ベンセ湿原」

ベンセ湿原は、23ヘクタールもの大規模な湿原で、「日本自然百選」にも選ばれています。開花期にはノハナショウブの大群が咲き誇り、辺り一面が黄色や紫色に彩ります。

青森県五所川原市の「菊ヶ丘運動公園」

菊ヶ丘運動公園は、国の重要文化財でもある旧平山家住宅に隣接する、五所川原市民のシンボル的な公園です。園内には白や紫など色とりどりのハナショウブ69品種、約3万株が華麗に咲き誇ります。

青森県黒石市の「黒森山浄仙寺」

黒森山浄仙寺は、黒森山の中腹にあるお寺で、ハナショウブの名所としても有名です。開花期には150種類、3,000株のハナショウブとホタルが楽しめるため、近隣から多くの人が鑑賞に訪れます。

青森県十和田市の「鯉艸郷」

鯉艸郷は、自然を感じながら食事や体験等ができるフラワーガーデンとして親しまれ、3000坪の面積に極早生種から晩生種まで、500種類、約20万株のハナショウブが見事に咲き誇ります。

岩手県西磐井郡平泉町の「毛越寺」

毛越寺の庭園は、平安時代の作庭様式を遺し国の特別史跡、特別名勝に指定されています。花の寺としても知られていて、池の周辺3000平方メートルに300種類、30,000株のハナショウブが咲き誇ります。

岩手県花巻市の「花輪堤ハナショウブ群落」

花輪堤ハナショウブ群落は、本州北限の代表的群生地と言われ、国の天然記念物に指定されています。1.6ヘクタールという広大な湿地帯に約1000株の野生のハナショウブを見ることができます。

秋田県能代市の「花菖蒲園」

花菖蒲園は、広さ約8000平方メートルの広大な敷地に「金剛城」「江戸錦」「揚羽」などさまざまな品種70種類、約１万本のハナショウブが咲き誇ります。

宮城県栗原市の「一迫山王史跡公園」

一迫山王史跡公園の一角にある「あやめ園」は、広さは１３，０００平方メートルあり、アヤメやカキツバタ、ハナショウブなど、約３００品種２２万株が咲き誇り、開花期は「あやめ祭り」も開催され、県内外から多くの人が訪れます。

宮城県登米市の「花菖蒲の郷公園」

花菖蒲の郷公園は、約50,000平方メートルにも及ぶ広大な回遊式大庭園となっており、四季折々の自然が楽しめます。その中でも幻の花と言われる「花且美（はなかつみ）」をはじめ、300種80万本のハナショウブを求め、毎年多くの人が訪れます。

宮城県石巻市の「牧山花菖蒲苑」

牧山花菖蒲苑は、石巻駅の東方２ｋｍにある丘陵地、牧山市民の森で、山頂までの道のりには、約３００種、３０００株ものハナショウブ園が広がり、開花期には、「あやめ祭り」が行なわれて楽しまれています。

宮城県多賀城市の「多賀城跡あやめ園」

多賀城跡の一角に位置する多賀城跡あやめ園は、約21,000平方メートルの敷地に、800種300万本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブが植栽され、開花期には「多賀城跡あやめまつり」が開催され、沢山の人で賑わいます。

山形県長井市の「長井あやめ公園」

長井あやめ公園は、開園110年を超える日本有数のあやめ公園として知られ、市の天然記念物に指定された「長井古種」と呼ばれる、ここでしか見られない品種をはじめ、約500種100万本のアヤメが咲き誇ります。

福島県大沼郡会津美里町の「伊佐須美神社外苑 あやめ苑」

伊佐須美神社外苑あやめ苑は、四季折々を感じられる回遊式庭園で、苑内には150種10万株のアヤメが植えられており、毎年30万人を超える方々が訪れます。

福島県田村市の「大鏑矢ふれあい公園」

大鏑矢ふれあい公園は、大鏑矢神社そばにある花菖蒲園で、開花期にはハナショウブ約130種類、5000株が見事に咲き誇ります。また、ゆうゆうあぶくまラインの車窓からも眺めることができます。

関東地方のアヤメ・ハナショウブの名所

茨城県潮来市の「水郷潮来あやめ園」

水郷潮来あやめ園は、1.3ヘクタールの広大な敷地に約500種100万株のハナショウブが栽培され、開花期には「水郷潮来あやめまつり」が開催され、多くの人で賑わいます。

栃木県真岡市の「井頭公園」

井頭公園は、日本の都市公園100選に選定されている公園で、約１３００平方メートルの花菖蒲園には、約６０００本のハナショウブが栽培され、園内を彩っている遊歩道を散策する人が多く訪れます。

栃木県栃木市の「花之江の郷」

花之江の郷は、約16,000坪の自然豊かな里山風景が広がる園内には、山・郷・林・湿地の4つのゾーンに分かれており、約800種類の植物が四季折々、美しい花を咲かせます。園内には県内最大規模100万本のハナショウブの群生が彩ります。

群馬県館林市の「館林花菖蒲園」

館林花菖蒲園は、「館林市ふるさと自慢百選」にも選ばれ、園内には約270品種、40万本のハナショウブが植栽されていて、開花期には「たてばやし花菖蒲まつり」が開催され多くの人たちで賑わいます。

群馬県伊勢崎市の「赤堀花菖蒲園」

赤堀花菖蒲園は、国指定史跡「女堀」の史跡保存と活用のため、水路跡にハナショウブを植栽したもので、25,000株が咲き乱れます。開花期には「赤堀花しょうぶ園まつり」が開催され、毎年約10万人近くの人が訪れます。

群馬県伊勢崎市の「あずま水生植物公園」

あずま水生植物公園は、緑豊かな自然が残る大東神社に隣接した、静かに自然を楽しめる場所で、園内には約2500株のカキツバタと約10000株のハナショウブが咲き誇り、夜にはホタルを見ることもできます。

埼玉県秩父郡小鹿野町の「両神花しょうぶ園」

両神花しょうぶ園は、両神国民休養地内にあるハナショウブ園で、約5000平方メートルの園内には約100種類、10000株のハナショウブが咲き誇ります。

埼玉県比企郡ときがわ町の「ときがわ花菖蒲園」

ときがわ花菖蒲園は、約6000平方メートルの敷地に、地域住民のボランティアグループ「花菖蒲を育てる会」が約7000株のハナショウブを育てています。開花期には「たまがわ花菖蒲まつり」も開催され、多くの人が訪れます。

埼玉県さいたま市の「染谷花しょうぶ園」

染谷花しょうぶ園は、約8,000平方メートルの敷地に200種類、約20,000株のハナショウブが咲き誇り、園内には花見台や、八つ橋、あずま屋、茶室などが設けられ、目の前や高い位置からでも眺めることができます。

埼玉県上尾市の「上尾丸山公園」

上尾丸山公園内にある、約２,８００平方メートルの花しょうぶ田に約５０種類１万株のハナショウブが咲き誇ります。開花期には「あげお花しょうぶ祭り」が開催され多くの人たちが訪れます。

埼玉県久喜市の「菖蒲城趾あやめ園」

菖蒲城趾あやめ園は、約50品種、16,000株のハナショウブが植栽されています。開花期には「あやめ祭り」や「あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバル」など、様々なイベントが行われます。

埼玉県富士見市の「せせらぎ菖蒲園」

山崎公園内にあり、せせらぎ菖蒲園の愛称で親しまれ、1000平方メートルのショウブ田に、江戸系、肥後系、伊勢系等の品種６０種類、約5000株のハナショウブが咲き誇り、市民の憩いの場となっております。

埼玉県狭山市の「智光山公園」

智光山公園内にある花菖蒲園には、2,500平方メートルの敷地に江戸系・肥後系・伊勢系など150種類、約2600株のハナショウブが咲き誇ります。開花期には「花菖蒲まつり」も開催されています。

千葉県香取市の「水郷佐原あやめパーク」

水郷佐原あやめパークでは、約8ヘクタールの広大な敷地に、江戸・肥後・伊勢系など400品種、約150万本のハナショウブが咲き乱れ、一面を色とりどりに染め上げます。開花期には「あやめ祭り」も開催され、多くの人で賑わいます。

千葉県長生郡長南町の「白井田園」

白井田園の花菖蒲園は、緑豊かな田園風景のなか、昭和初期に建てられたカヤ葺の母屋を囲むように３万株のハナショウブが咲き誇ります。

東京都渋谷区の「明治神宮」

明治神宮御苑は、明治天皇が皇后の昭憲皇太后のために整備した庭園で、菖蒲田には約150種、1500株のハナショウブが植栽され、気品にあふれた美しい立ち姿で咲いています。

東京都葛飾区の「水元公園」

水元公園は、都内唯一の水郷風景を持つ公園で、葛飾区の花でもある「ハナショウブ」の名所としても知られています。園内には約100種類、14,000株のハナショウブが咲き誇ります。

東京都足立区の「しょうぶ沼公園」

しょうぶ沼公園には、5つの菖蒲田があり、江戸系を中心とした約140種類、8,100株のハナショウブが植えられ、白や紫の花が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。

東京都葛飾区の「堀切菖蒲園」

堀切菖蒲園は、四季折々の花が見られる葛飾区の観光名所の一つで、開花期には約200種類、6,000株のハナショウブが咲き誇り、「葛飾菖蒲まつり」も開催され、多くの人で賑わいます。

東京都江戸川区の「小岩菖蒲園」

小岩菖蒲園は、江戸川河川敷に広がる回遊式の庭園で、約4,900平方メートルの菖蒲田には地元の方から寄贈されたハナショウブをもとに、約50,000本のハナショウブが咲き誇り、都会のオアシスとして都内名所の一つになっています。

神奈川県横浜市中区の「三渓園」

三渓園では、大池周辺に３０種類10,000本のハナショウブが咲き誇ります。ライトアップされたハナショウブと三重塔や観心橋を絡めた景色が美しく、ホタルを見ることもできます。

神奈川県相模原市の「神奈川県立相模原公園」

神奈川県立相模原公園内にある「水無月園」では、江戸系・肥後系・伊勢系など118品種、約22,000株のハナショウブが植えられていて、開花期には「しょうぶまつり」も開催され多くの人たちで賑わいます。

神奈川県横須賀市の「横須賀しょうぶ園」

横須賀しょうぶ園は全国有数の規模を誇るしょうぶ苑で、3.8ヘクタールの広大な敷地に約412品種、14万株のハナショウブが見事に咲き誇り、開花期には「花しょうぶまつり」が行われ、多くの人で賑わいます。

※掲載内容は公開時点のものです。ご利用時と異なることがありますので、最新情報は公式ホームページなどでご確認ください。

アヤメ・ハナショウブの名所まとめ

アヤメ・ハナショウブの名所はいかがでしたか？
アヤメ・ハナショウブは初夏に見頃を迎え、咲き誇る姿はとても美しく、東日本にも数多くの名所やお祭りがあり、たくさんの人に楽しまれています。
是非、初夏に咲くアヤメ・ハナショウブの名所を見に行こう！【東日本編】を参考にしていただき、皆様も足を運んでみてはいかがでしょう！

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アヤメ・ハナショウブの名所【西日本編】もあります！

下記の記事では、「初夏に咲くアヤメ・ハナショウブの名所を見に行こう！【西日本編】」もご紹介しておりますので、是非ご覧ください。