ライラック(リラ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

ラッキーライラックの花

こちらでは、ライラック(リラ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
 あっちゃん
 
 

この記事の監修者

造園職人あっちゃんプロフィール

ライラックとは

 
 

植物名   ライラック


学 名   Syringa vulgaris


和 名   紫丁香花(ムラサキハシドイ)


別 名   リラ


英 名   Lilac


科 名   モクセイ科


属 名   ハシドイ属


 

アーティフィシャルグリーン【グリーンピース】

 

ライラックの特徴

ライラックは樹高3m〜7m程になるモクセイ科の落葉小高木です。日本では4月〜5月頃に良い香りの花を咲かせます。

ライラックの花は、前年に出た枝の先端に長さ10cm〜20cm程の集散円錐花序を出し、小さな花を密に付けます。花冠は上部が4裂して平開し、下部は長さ1cm程の細長い筒状で、花色は紫色や、白、赤、赤紫、ピンク、青など多くの品種があり、八重咲き品種もあります。

ライラックの葉は対生する単葉で、長さ4cm~12cm、幅3cm~6cm程で、先端が尖る卵形(ハート形)となり、全縁で表面にやや光沢があります。

ライラックの果実は蒴果で、長さ1cm〜2cm程の長楕円形になり、10月頃に褐色に熟して2裂します。

 
 

ライラックの名前

ライラックの和名ムラサキハシドイは、同属の「ハシドイ(丁香花)」が紫色の花を付けるためで、ハシドイとは木曽方言に由来すると言われています。

日本では「ムラサキハシドイ」という和名よりも、イギリス名の「ライラック」または、フランス名の「リラ」という名前で流通しています。

 

ライラックの利用

ライラックの花冠は通常4つに裂けますが、中には5つに裂けているものがあり、これを「ラッキーライラック」と呼び、「四つ葉のクローバー」のように恋占いに使われたり、見つけると良いことがあると言われています。

ライラックの花は香りを楽しむ樹木のひとつとして知られ、とても良い香りがします。香気成分の中からは「ライラックアルコール」という新化合物が発見され、香料の原料として利用されています。

古代ギリシャでは、羊飼いがライラックの枝をくり抜いて笛を作って吹いていたと言われ、トルコではくり抜いた枝をパイプにしていたと言われています。ライラックの果実は、薬用としても利用されていました。

また、ライラックは市町村の花木にも指定され、「ライラック」という名前は列車の愛称に用いられたり、競走馬の名前「ラッキーライラック」にも用いられました。

 

ライラックと似ている木

ライラックは葉がハート形になる特徴があり、ハート形になる葉を持つ樹木は他にも、「マルバノキ(丸葉の木)」や、「カツラ(桂)」、「ハナズオウ(花蘇芳)」などがあります。

 

ライラックの詳細情報

園芸分類庭木・切り花
性質落葉小高木
開花時期4月〜6月
花色紫色・白色・他
栽培難易度
耐寒性強い
耐暑性弱い
耐陰性普通
 
 

ライラックの詳しい育て方

ライラックはヨーロッパ南東部の原産で、日本へは明治中期頃に渡来したと言われています。耐寒性が強く、芳香のある可愛い花が特徴で、寒冷地の代表的な花木として、庭木や公園樹、街路樹などに用いられます。

 

ライラックの環境

ライラックは日当たりを好み、花付きを良くさせるために日に当てることが必要ですが、高温や乾燥、西日に弱く、株が弱って花付きが悪くなってしまったり、枯れることもあります。

関東以西で栽培する場合は、西日が当たらないようにしましょう。特に根本に日が当たらないように、根本にグランドカバーを植えたり、マルチングをして西日を防ぎましょう。

 

ライラックの苗植え

苗植えの適期は11月〜翌3月頃です。用土は赤玉土に腐葉土と堆肥を混ぜたものか、花の培養土を使い、植え付けたら、たっぷりと水やりをしましょう。

 
 

ライラックの水やり・肥料

庭植えの場合は、根付いてからは降雨で問題ありませんが、真夏の乾燥する時期は水やりをしましょう。鉢植えの場合は土が乾燥したら水やりをしましょう。

肥料は2月頃に寒肥として油かすや骨粉などの有機肥料を与えましょう。鉢植えの場合は、花後の6月頃にお礼肥として、緩効性化成肥料を追肥しましょう。

 
 

ライラックの害虫や病気

害虫はカイガラムシやテッポウムシ、アブラムシなどが発生することがあります。風通しが悪いと発生しますので、混み合った枝を間引きして風通しを良くしましょう。害虫を見つけたらすぐに取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

ライラックは病気の心配は特にありません。

 
 

ライラックの剪定

ライラックは萌芽力が弱いので、強い剪定は成長が衰えたり、枯れてしまいます。特に暖かい地域ではほとんど剪定はしません。

樹形を整える剪定の適期は、花が咲き終わった直後の6月頃です。ライラックの花芽は7月〜8月頃の夏の時期に、枝先に形成されます。夏以降に剪定をすると花芽を落としてしまい、翌年の花数が減ってしまいます。

剪定は枯れ枝や徒長枝、混み合った部分を切り取る程度にしましょう。また、枝を切る場所は、枝分かれの付け根で切りましょう。中途半端なところで切り取ると残った部分が枯れてしまいます。

枯れ枝を落とす程度の剪定なら落葉期でも大丈夫です。冬の時期なら葉が落ちて、花芽も確認できるので、花芽を落とさないように剪定しましょう。

 
 

ライラックの収穫

ライラックは枝先に小さい花を密に付けるため、枝先はボリュームが出ます。開花期に枝ごと切り取り、切り花として花瓶に生けて、花や香りを楽しむことができます。

 

グリーンライフイノベーションの画像1

 

ライラックの誕生木・誕生花

ライラックは「6月25日」の誕生木です。

紫色のライラックは「5月30日」の誕生花です。

白いライラックは「5月12日」「6月12日」「6月26日」の誕生花です。

 

ライラックの花言葉

ライラック全般の花言葉は「友情」「謙虚」「思い出」などがあります。

紫色のライラックの花言葉は「初恋」「恋の芽生え」です。

白色のライラックの花言葉は「無邪気」「青春の喜び」です。

ピンク色のライラックの花言葉は「思い出」です。

八重咲きのライラックの花言葉は「優しく控えめな女性」です。

野生のライラックの花言葉は「謙遜」でます。

紫のライラックの花言葉である「初恋」や「恋の芽生え」は、ライラックの葉がハート形をしていることにちなんで付けられたと言われています。

白いライラックの花言葉である「無邪気」や「青春の喜び」は、フランスでは白いライラックを青春のシンボルとしていたことに由来すると言われています。

 
 

ライラックのアーティフィシャルグリーン

 
みなさん、アーティフィシャルグリーンをご存知でしょうか?
アーティフィシャルグリーンとは、天然素材を使って、本物そっくりに作られた植木や花、観葉植物のことです。
 あっちゃん
 

本物の樹木とは違い、アーティフィシャルグリーンだけの魅力やメリットがたくさんあります。

こんなメリットが!

  • 樹木の種類や大きさ、樹形、鉢などお好みのオーダーメイドが可能です。
  • 落ち葉や害虫、病気の心配もなく、お部屋を汚しません。
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  • 天然の樹木と違い、枯れる心配がなく水やりや剪定など、お手入れの手間がありません。
  • 光触媒加工を施すと、目に見えないウイルス・雑菌・悪臭・カビ菌などを分解して、空間をキレイにする効果もあります。
 

ホームセンターなどで販売している造花やアーティフィシャルは、どうしても偽物とわかってしまい、観賞価値がありません。

 
これはもう本物です!

グリーンピースのアーティフィシャルグリーンは、日本の職人が国内で作る業界最高のクオリティです。近くで見ても本物と見間違うほどの圧倒的クオリティで、景観や観賞価値を損ないません。

 

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ライラックのまとめ

ライラックはいかがでしたか?
ライラックはハート形の葉を持ち、春には紫色の花を咲かせ、香りを楽しむ樹木としても人気があります。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非ライラックを育ててみてはいかがでしょう!
 あっちゃん