造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
この記事の監修者
シロガネヨシとは
植物名 シロガネヨシ
学 名 Cortaderia selloana
和 名 白銀葦
別 名 パンパスグラス
英 名 Pampas grass
科 名 イネ科
属 名 シロガネヨシ属
シロガネヨシの特徴
シロガネヨシは草丈2m〜3m程になる常緑多年草です。日本では8月〜10月頃が開花期です。
シロガネヨシは雌雄異株で、雄花序、雌花序とも茎先に出る円錐花序となります。雄株の花穂は細長く、雌株は幅広い綿毛があります。銀白色の羽毛状となり、花序は淡いピンク色になることもあります。観賞用にするのは花序が大きい雌株で、花穂はドライフラワーや切り花などにも用いられます。
シロガネヨシの葉は、長さ1m〜3m程、幅2cm〜3cm程の縁が鋭い線形で、密生して大株になります。また、葉の縁は鋭く、指を切ってしまうこともあるので、注意しましょう。
シロガネヨシの詳細情報
| 園芸分類 | 草花・切り花 |
| 性質 | 常緑多年草 |
| 開花時期 | 8月〜10月 |
| 花色 | 銀白色 |
| 栽培難易度 | |
| 耐寒性 | やや弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 耐陰性 | やや弱い |
シロガネヨシの詳しい育て方
シロガネヨシはブラジルやアルゼンチンなどの南米原産で、日本では明治時代に渡来しました。観賞用に公園や庭園などでも植えられています。
各地にシロガネヨシを栽培している植物園などもあり、東京では「神代植物公園」や「昭和記念公園」などで大きなシロガネヨシを見ることができます。
シロガネヨシの苗植え
苗植えの適期は3月〜7月頃です。日当たりの良い場所を好みます。用土は選ばないため、庭土で十分育ちます。地植えで植え付けたらたっぷりと水やりをしましょう。
シロガネヨシの水やり・肥料
根付くまでは乾燥したら水やりをし、根付いてからは降雨で問題ありません。
肥料は特に必要ありません。
シロガネヨシの害虫や病気
シロガネヨシは病害虫の心配は特にありません。
シロガネヨシの剪定
シロガネヨシは定期的な剪定は必要ありませんが、放っておくとどんどん大きくなります。花後か初春の頃に枯れ葉を取り除きましょう。刈込む場合は、軽めにしましょう。また、葉の縁が鋭いので、手を切ってしまうことがあるため、手袋を使用しましょう。
シロガネヨシの誕生花・花言葉
シロガネヨシは「8月9日」「11月25日」の誕生花です。
シロガネヨシの花言葉は「人気」「光輝」です。
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シロガネヨシのまとめ
シロガネヨシはススキを大きくしたような見た目で、銀白色の羽毛状の穂はドライフラワーや切り花としても人気があります。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非シロガネヨシを育ててみてはいかがでしょう！