造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
この記事の監修者
セダムとは
植物名 セダム
学 名 sedum
和 名 セダム
英 名 Stonecrop
科 名 ベンケイソウ科
属 名 マンネングサ属
セダムの特徴
セダムは草丈3cm〜50cm程になるベンケイソウ科の多肉植物です。セダムは品種が豊富にあり、品種により姿形が異なる植物です。
セダムは根があまり伸びず、良く枝分かれして広がり、冬も常緑で葉が小さいため、グラウンドカバーとしても利用されています。
セダムの花は、品種により異なりますが、2月〜10月頃に開花します。基本的には5弁花で、集散花序または総状花序に小さい花を咲かせます。色は白、黄色、オレンジ、ピンクなどがあります。
セダムの葉は、基本的に互生しますが、輪生や対生するものもあり、粒状や棒状などもあります。
セダムの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物 |
性質 | 多年草 |
開花時期 | 2月〜10月 |
花色 | 白色・黄色・他 |
栽培難易度 | |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 普通 |
セダムの詳しい育て方
セダムは北半球に広く分布し、日本原産の品種は40種程あり、山野に自生してる種もあります。また、世界中には500種類以上の品種があると言われています。
乾燥や高温、低温、塩害、アルカリ性に強く、屋上緑化に適した植物として注目されましたが、高温多湿や蒸れに弱く、水分の蒸発量が少ないので、冷却効果が少ないことから、最近ではあまり使われません。
セダムの管理場所
セダムは高温多湿を苦手とし、日当たりが良く風通しの良い場所を好みます。梅雨の湿気が多い時期は、雨の当たらない半日陰など、風通しの良い場所で管理しましょう。
秋頃からは、日当たりの良い場所で管理しましょう。室内であれば窓際などに置き、夏の暑い時期はレースのカーテン越しで日に当てましょう。
セダムの苗植え
苗の植え付けは、3月〜5月頃が適期です。用土は、市販のサボテン・多肉植物用の配合土を使用しましょう。
植え付けは、株を抜いて根鉢を崩しながら浅めに植え付けますが、根の間に隙間が出来ないように、しっかりと土を詰めましょう。また、植付けや植替え後はストレスを感じていますので、日陰に置き、水やりを控えめにし、徐々に日に当てるようにしましょう。
セダムの水やり・肥料
セダムは葉に水を貯めこむ性質があり、水のやりすぎは根腐れの原因になります。鉢植えの場合は、土がしっかり乾燥したらたっぷり水やりをしましょう。地植えの場合は降雨で問題ありません。
肥料はあまり必要としませんが、与える場合は、春と秋に薄めた液体肥料を与えましょう。
セダムの害虫や病気
害虫はアブラムシ、ヨトウムシ、カイガラムシ、ナメクジなどが発生します。食害されると株が弱ってしまうので、見つけたら歯ブラシなどで取り除き、薬剤散布で防除しましょう。
病気は黒点病があります。糸状菌と呼ばれるカビが原因の病気で、葉に黒い点が出てきます。病気の葉は枯れてしまうので、見つけたら早めに葉を取り除き、薬剤散布で防除しましょう。
セダムの剪定
セダムは密集して育ち、伸びすぎて風通しが悪くなると、病気や害虫の原因になりまので、適度に剪定しましょう。剪定は3月〜4月か9月〜10月頃に伸びすぎた部分を切り戻しましょう。また、剪定した枝は、切り口周辺の葉を落として「挿し木」として増やすこともできます。
セダムの誕生花・花言葉
セダムは「8月1日」「9月5日」「10月13日」「12月11日」の誕生花です。
セダムの花言葉は「静寂」「星の輝き」「落ち着き」です。
お花のある生活
新鮮なお花を毎月決まったお日にちに、ご自宅までお届けしますので、いつもキレイなお花がご自宅で楽しめます。
グリーンピースはここがスゴイ!
- ネットから簡単注文で、お店に買いに行く手間がない!
- 豊富なプランから、お好きなボリュームとお届け頻度を選ぶだけ!
- 数百品種の中からフラワーデザイナーが厳選した素敵なお花をお届け!
- 花市場直送だから、フラワーショップよりもお花が新鮮!
- 家中をお花と笑顔でいっぱいにする圧倒的なボリューム!
お花を飾ることで、お部屋に華やかさと潤いをプラス!お花にはリラックス、リフレッシュ、リラクゼーション、ストレス緩和などの効果があります。
どんなお花が届くのか、箱を開けるまでのお楽しみ!定番のお花はもちろん、ご自身では普段あまり選ばないお花や、フラワーショップにはあまり入荷しない珍しいお花など、新しいお花との出会いを楽しみましょう。実際に届くお花や、定期便の魅力などをご紹介した下のページもぜひ見てみてください。
セダムのまとめ
セダムは種類が豊富で、小さいサイズもあり、可愛くお庭のグラウンドカバーにも、お部屋のワンポイントにもオススメの植物です。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非セダムを育ててみてはいかがでしょう!