ヤツデの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤツデとは ヤツデの特徴 ヤツデは樹高1.5m〜3m程になるウコギ科の常緑低木です。天狗が持っている団扇の葉っぱはこのヤツデの葉と言われています。 ヤツデは多くが株立ちしますが、あまり枝分かれはせずに伸びます。幹は灰白色で、葉柄の落ちた三日月形の跡が幹に残ります。 ヤツデの花は10月〜12月頃に開花します。枝先に球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序を作り、白色で径5mm程の小さな5花弁をたくさん付けます。 ヤツデの葉は枝先に互生または輪生し、長さ20cm〜40cm程の長い葉 ...
メキャベツ(芽キャベツ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
メキャベツとは メキャベツの特徴 メキャベツは茎丈60cm〜100cm程になるアブラナ科の一年草です。「キャベツ」の早摘みや若い芽と勘違いされがちですが、キャベツとは異なる野菜の一種です。 メキャベツは3月〜5月頃に花を咲かせます。枝の先端に総状花序を出して、アブラナ科特有の黄色の4花弁をたくさん付けます。 メキャベツは茎がまっすぐ伸びて、葉は結球しません。茎の葉腋ごとに径3cm〜4cm程の芽が球形になり、これが50〜60個程付きます。その芽を「芽キャベツ」と呼び、食用とします。キャベ ...
ヨウシュヤマゴボウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヨウシュヤマゴボウとは ヨウシュヤマゴボウの特徴 ヨウシュヤマゴボウは草丈1m〜2m程になるヤマゴボウ科の多年草です。公園などでも見かけることから雑草として扱われますが、ドライフラワーの材料などにも用いられます。 ヨウシュヤマゴボウの茎は、赤紫色で上部はよく枝分かれします。地下にはゴボウのような根が太く長く伸びます。 ヨウシュヤマゴボウの花は、日本では6月〜9月頃に開花します。枝先に長さ10cm〜20cm程の総状花序を出し、紅色を帯びた小さい白い花を付けます。 ヨウシュヤマゴボウの ...
ムクゲの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ムクゲとは ムクゲの特徴 ムクゲは樹高3m〜4m程になるアオイ科の落葉低木です。日本では7月〜9月頃に美しい花を咲かせ、夏の茶花として欠かせないお花です。 ムクゲの幹は、灰白色で直立してよく枝分かれします。若い枝には星状毛があり、しなやかで強く上方に伸びます。 ムクゲの花は枝先の葉腋に単生し、径10cm程の5弁で一重咲き、八重咲き、半八重咲きがあり、花色は白やピンク、紫、水色などさまざまで、中心部が濃色の底紅となるものが多く、雌しべの花柱が長く突き出ます。 ムクゲは一日花? ・ ...
ミツバ(三つ葉)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ミツバとは ミツバの特徴 ミツバは草丈30cm〜50cm程になるセリ科の多年草です。日本では古くから春の香りとして親しまれる香味野菜(ハーブ)の一つです。 ミツバは6月〜8月頃に花を咲かせます。枝先の先端にまばらな複散形花序を出して、小さな白色の5花弁を付けます。これは他のセリ科のもののように傘形にはならず、軸に沿って縦に並びます。 ミツバの葉は互生する3出複葉で、小葉は卵形で先端が尖り、縁には不整の重鋸歯(じゅうきょし)があり、表裏とも光沢があります。葉柄の基部は膜状の葉鞘となり ...
ウイキョウ(フェンネル)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ウイキョウとは ウイキョウの特徴 ウイキョウは草丈1m〜2m程になるセリ科の多年草です。世界各地で栽培、利用されているハーブの一種です。 ウイキョウは6月〜8月頃に花を咲かせます。茎先に複散形花序を伸ばし、多数の小花を傘状に付けます。花は黄色の5花弁で、小花序は数十個あります。 ウイキョウの葉は互生し、長さ30cm程の数回羽状複葉で、裂片は糸のように細かく裂けます。葉柄の基部は茎を抱き、上部の葉の柄は鞘状になって若い花序を中に抱いています。 ウイキョウの果実は、長さ5mm~10mm ...