ジュンサイの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ジュンサイとは ジュンサイの特徴 ジュンサイはハゴロモモ科の多年性水生植物です。「スイレン(睡蓮)」などと同様に水底に根を張り、水面に葉を浮かべる浮葉植物で、水上に花を咲かせます。 ジュンサイは太い根茎を底泥中を横に伸ばし、節から根と水中茎を伸ばします。根茎は越冬し、また水中茎の先端の芽が養分を貯蔵して肥厚して、親植物から離脱して越冬用の殖芽となり、春になると葉を伸ばします。 ジュンサイの花は6月〜8月頃が開花期で、水面から伸びた花茎の先端に、径1cm〜2cm程のスイレンの花を細く ...
キハダ(植物)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
キハダとは キハダの特徴 キハダは樹高20m程になるミカン科の落葉高木です。日本では5月〜7月頃に開花します。 キハダの樹皮はコルク質で、外樹皮は淡褐灰色で縦に深い溝ができて、内樹皮は濃い鮮やかな黄色をしています。 キハダの花は雌雄異株で、枝先に円錐状の散房花序を出して、小さな黄緑色の5弁花を多数付けます。 キハダの葉は対生する奇数羽状複葉で、長さ20cm〜45cm程で、小葉は5枚〜13枚からなり、長さ5cm〜10cm程の長楕円形で、縁は波状になり、裏は白っぽくなります。 キハダの ...
エケベリアの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
エケベリアとは エケベリアの特徴 エケベリアはベンケイソウ科の多年生常緑多肉植物です。表面に白粉を吹く種が多く、日本では品種により2月〜7月頃に開花します。 エケベリアの花は、葉腋から品種により、総状花序、穂状花序、円錐花序を出し小花を咲かせます。花冠は5つに裂け、黄色や赤色、ピンク、オレンジ、褐色などもあります。 エケベリアの葉はロゼット状に出て、肉厚です。品種により葉の色や形はさまざまで、バラの花のような形やトゲがあるもの、寒い時期に紅葉するものもあります。 エケベリアの詳 ...
ホルトノキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ホルトノキとは ホルトノキの特徴 ホルトノキは樹高20m程になるホルトノキ科の常緑高木です。ホルトノキは見慣れない立派な植物の愛称「ナンジャモンジャの木」のひとつです。 ホルトノキの花は6月〜8月頃が開花期で、前年枝の葉腋から出る総状花序に多数付きます。花は小さな白色で、5花弁の先が糸状に裂けます。 ホルトノキの葉は互生する単葉で、やや革質で長さ5cm~13cm程の細長い倒披針形または狭長楕円形で、縁に鈍い鋸歯(きょし)があります。ホルトノキは常緑樹ですが、一部の古い葉は落葉する前 ...
ヤマモモの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤマモモとは ヤマモモの特徴 ヤマモモは樹高10m〜20m程、幹径100cm程になるヤマモモ科の常緑高木です。山に生えて、「モモ(桃)」のような果実を付けることから名付けられたと言われています。 ヤマモモの花は雌雄異株で、3月〜4月頃にあまり目立ちませんが、葉腋に出る穂状花序に小さな花を咲かせます。雄花は黄色または赤褐色の穂状で、長さは2cm~4cm程になり、雌花は黄緑色で直立し、長さは1cm程になり、紅色の1本の雌しべがあります。 ヤマモモの葉は互生する単葉で、小枝では枝先に密生 ...
イチゴノキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イチゴノキとは イチゴノキの特徴 イチゴノキは樹高5m〜10m程、幹径80cm程になるツツジ科の常緑低木です。果実が「イチゴ(苺)」に似ていることから名付けられたと言われていますが、果物のイチゴとは全くの別種の植物です。 イチゴノキの花は11月〜12月頃が開花期で、花冠は径4mm〜6mm程の「アセビ(馬酔木)」に似た釣鐘形で、10個〜30個程の白や薄いピンク色の両性花を円錐花序に咲かせます。 イチゴノキの葉は互生する単葉で、幅2cm程、長さ5cm〜10cm程の先端が尖った長楕円形で ...