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    ラッキョウの植物図鑑と育て方

    ラッキョウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ラッキョウとは       ラッキョウの特徴   ラッキョウは、草丈30cm〜50cm程になるヒガンバナ科の多年草の野菜です。主に肥大した鱗茎を食用とします。 ラッキョウは地下に白や紫色を帯びた6〜10個程の鱗茎ができます。鱗茎は狭卵形になり、特有の強い匂いと辛味があります。 ラッキョウの葉は鱗茎の先から叢生し、長さ20cm〜50cm程の線形で、内側が扁平になり、背面は丸く、ろう物質に覆われて特有の匂いを発します。 ラッキョウは、10月〜11月頃に花を咲かせます。花茎の先端に半球形の散形花序を付け ...

    タマネギの植物図鑑と育て方

    タマネギ(玉ねぎ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        タマネギとは       タマネギの特徴   タマネギは、ヒガンバナ科の多年草の野菜です。主に大きく肥大した鱗茎を食用とします。 タマネギは地下に鱗茎ができて、径10cm程の球形または扁球形になり、刺激性の臭気があります。 タマネギの茎は円筒形で直立し、高さ50cm程まで生長して、下部に2〜3枚の葉を付けます。 タマネギの葉は、長さ30cm〜70cm程の中空の円筒状で、先端は尖り、表面がろう質で覆われています。葉鞘は円筒状で、肥大して球状になります。 タマネギは、5月〜6月頃に花を咲かせます。花序 ...

    ネギの植物図鑑と育て方

    ネギ(葱)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ネギとは       ネギの特徴   ネギは、ヒガンバナ科の多年草の野菜です。主に緑の葉の部分を食べる「葉ネギ」と、細長くのびて主に白い葉鞘の部分を食べる「長ネギ(根深ネギ)」と呼ばれる系統があります。 ネギは分蘖(ぶんけつ)しにくい1本ネギの品種と、分蘖しやすい品種があり、地方ごとにも数多くの在来品種があります。 ネギの葉は白い葉鞘(ようしょう)の部分と、緑色の葉身部からなって重なり、茎のようにも見えることから偽茎と呼ばれています。葉身部は中空の円筒状で、先端は尖り、白っぽい粉が吹いた緑色で、粘 ...

    キケマンの植物図鑑と育て方

    キケマン(黄華鬘)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        キケマンとは       キケマンの特徴   キケマンは草丈40cm〜60cm程になるケシ科の越年草です。日本では3月〜5月頃に花を咲かせます。 キケマンの茎は下部から枝分かれして、太くて中空です。全草がやや白みを帯びて、茎や葉を傷つけると悪臭がします。 キケマンの葉は互生する2回3出複葉で、小葉は深く裂けて、縁に欠刻があります。 キケマンの花は、茎先に総状花序を出し、やや密に黄色の花を付けます。花は長さ15mm~20mm程で、花弁は4個あり、上側の1個が他より長く、距があります。萼片は2個あり、 ...

    ムラサキケマンの植物図鑑と育て方

    ムラサキケマンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ムラサキケマンとは       ムラサキケマンの特徴   ムラサキケマンは草丈20cm〜50cm程になるケシ科の越年草です。日本では4月〜6月頃に花を咲かせます。 ムラサキケマンの葉は、2回3出羽状複葉で、長さ3cm〜8cm程になり、小葉はくさび形で、葉質は柔らかく、縁に欠刻があります。 ムラサキケマンの花は、茎先に長さ4cm~12cm程の総状花序を出し、やや密に花を付けます。花は長さ12mm~20mm程で、ふつう紅紫色ですが、白色や花の一部が白色になるものもあります。花弁は4個あり、上側の1個が ...

    カネノナルキの植物図鑑と育て方

    カネノナルキ(金のなる木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        カネノナルキとは       カネノナルキの特徴   カネノナルキは樹高1m〜3m程になるベンケイソウ科の常緑多肉植物です。日本では11月〜翌2月頃に開花します。 カネノナルキの花は、株が成熟して大きくなると開花するようになります。花は茎先に集散花序を出して、白色や淡桃色の径1cm程の小さな星形の5弁花を多数付けます。 カネノナルキの葉は多肉質で、長さ3cm〜4cm程の倒卵形になり、光沢のある明るい緑色で、縁が赤みを帯びて、秋から冬に鮮やかな色になります。また、縁が赤くならない変種もあります。   ...