コウゾリナ(顔剃菜)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
コウゾリナとは コウゾリナの特徴 コウゾリナは草丈40cm〜100cm程になるキク科の越年草です。日本では5月〜10月頃に開花します。 コウゾリナは紡錘状の根を持ち、茎は直立して、全体に剛毛が生えます。 コウゾリナの花は、茎先の散房状の花序に、径2cm~3cm程の黄色い頭花を付けます。頭花は30~34個の小さな舌状花だけでできています。 コウゾリナの葉は根出葉と茎葉があり、根出葉は倒披針形のへら型で、冬の間はロゼット状に根元から四方に広がって、地面にくっついて育ち、開花時には枯れて ...
ゴウダソウ(ルナリア)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ゴウダソウとは ゴウダソウの特徴 ゴウダソウは草丈30cm〜100cm程になるアブラナ科の二年草です。日本では4月〜6月頃に花を咲かせます。 ゴウダソウの葉は根出葉と茎葉があり、根出葉と茎の下部に付く葉は長い葉柄があり、茎の上部の葉は無柄です。茎葉は互生する単葉で、卵形~心形で、両面に白い伏毛が生えて、葉の縁には粗い鋸歯(きょし)があります。 ゴウダソウの花は、茎先に総状花序を出して、径2cm程の紅紫色の4弁花を多数付けます。白色や青色の個体もあり、夜間には芳香があります。また、萼 ...
シバザクラ(芝桜)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シバザクラとは シバザクラの特徴 シバザクラは草丈5cm〜10cm程になるハナシノブ科の多年草です。日本では4月〜5月頃に花を咲かせます。 シバザクラの茎は節から根を出しながら地を這って広がり、枝を密生させます。全体に短毛があり、基部は木質化します。 シバザクラの葉は対生する単葉で、長さ1cm~2cm程の先端が尖った狭披針形で、全縁です。 シバザクラの花は、茎先に集散花序を出し、径1cm〜2cm程の花を多数付けます。花冠は長い筒部があり、先が5裂して平らに開き、裂片の先端は浅く2裂 ...
ノウゼンカズラ(凌霄花)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ノウゼンカズラとは ノウゼンカズラの特徴 ノウゼンカズラは蔓長3m〜10m程になるノウゼンカズラ科の落葉性つる性木本です。日本では7月〜8月頃に開花します。 ノウゼンカズラの茎は蔓性ですが、樹齢を重ねると木質化して、幹径10cm〜30cm程になります。蔓の節から気根を出して壁面や近くの樹木に絡み付きます。 ノウゼンカズラの花は、枝先に円錐花序を出し、花房は下垂れします。花は橙黄色で、径5cm〜7cm程で基部は筒型になり、上部はラッパ状で先端は少し歪んで五つに裂けます。雌しべの先端は ...
クサキョウチクトウ(フロックス)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クサキョウチクトウとは クサキョウチクトウの特徴 クサキョウチクトウは草丈50cm〜120cm程になるハナシノブ科の多年草です。日本では6月〜9月頃に花を咲かせます。 クサキョウチクトウの葉は対生する単葉で、長さ5cm~12cm程の披針形または先端が尖った楕円形で、全縁です。 クサキョウチクトウの花は、茎先にピラミッド状に集まって円錐花序を出し、径2cm〜3cm程の花を多数付けます。花冠は5裂して平らに開き、花色は野生種では白~淡い紅紫色ですが、園芸品種では多彩な花色があります。 ...
ミフクラギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ミフクラギとは ミフクラギの特徴 ミフクラギは樹高5m〜10m程になるキョウチクトウ科の常緑高木です。日本では6月〜9月頃に花を咲かせます。 ミフクラギの幹は灰白色で、直立して上部で良く枝分かれし、枝先は緑色です。幹や葉を傷つけると白い乳液が出ます。 ミフクラギの花は、その年に伸びた枝の先に集散花序に付きます。花は径4cm〜5cm程の高盆形で深く5裂します。花弁は白色で、喉部は紅色になります。 ミフクラギの葉は枝先に集まり、輪生状に互生します。葉は長さ10cm~25cm程の先端が鋭 ...