オオバコ(大葉子)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オオバコとは オオバコの特徴 オオバコは草丈10cm〜50cm程になるオオバコ科の多年草です。日本では4月〜9月頃に開花します。 オオバコは、茎は立たず、開花時期に長い花茎を伸ばします。 オオバコの花は、花茎の先に穂状花序を出し、白色もしくは淡い紫色の小さな花を密に付けます。花冠は4裂して、4個の雄しべが花から長く突き出します。 オオバコの葉は10枚程が根出してロゼット状に広がります。葉の長さは、1cm~15cm程の楕円形〜卵形〜広卵形と変化があります。葉質は厚く、葉脈が縦に平行に ...
クガイソウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クガイソウとは クガイソウの特徴 クガイソウは草丈100cm〜200cm程になるオオバコ科の多年草です。日本では7月〜8月頃に開花します。 クガイソウは根本から株立し、茎は円形で枝分かれせず直立します。 クガイソウの花は、茎先の先端に穂状になる長い総状花序を出し、密に花を付けます。花序は長さ10cm〜25cm程になり、花は長さ5mm程で淡い紫色になり、先端は浅く4裂し、裂片の先端はやや尖ります。雄しべは2本あり、花冠から長く突き出します。 クガイソウの葉は、4~10枚が輪生する単葉 ...
カシューナッツの木の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カシューナッツとは カシューナッツの特徴 カシューナッツは樹高10m〜15m程になるウルシ科の常緑高木です。早咲きのもので11月〜翌1月頃、遅咲きのもので1月〜3月頃に花を咲かせます。 カシューナッツの花は、枝先に長さ20cm〜25cm程の円錐花序を出し、径5mm〜15mm程の単性花と両性花を付けます。花色は、赤味あるいは黄白色を帯びた淡緑色で、花冠には花弁ごとにピンク色の縞模様が見られます。 カシューナッツの葉は互生する単葉で、長さ15cm〜20cm程の倒卵形で、やや硬く光沢があ ...
シロヨモギ(白蓬)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シロヨモギとは シロヨモギの特徴 シロヨモギは草丈20cm〜60cm程になるキク科の多年草です。日本では8月〜10月頃に開花します。 シロヨモギは、地下茎を長く伸ばして広がり、全体に雪白色の綿毛があります。 シロヨモギは花茎を伸ばし、狭い円錐花序に付きます。頭花は長さ7mm〜8mm程の球形で、総苞は4片あり、白綿毛に包まれます。頭花は舌状花がなく筒状花のみで構成されます。 シロヨモギは、花の付かない短茎や茎の下部の葉は、1cm〜3cm程になる葉柄をもって互生し、長さ3cm〜9cm程 ...
カワラヨモギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カワラヨモギとは カワラヨモギの特徴 カワラヨモギは草丈30cm〜100cm程になるキク科の多年草です。日本では9月〜10月頃に開花します。 カワラヨモギは、茎の基部が木質化して亜低木となります。また、本種の根にはハマウツボ科の「ハマウツボ」が寄生することがあります。 カワラヨモギの花茎はよく枝分かれして、茎先に大きな円錐花序を出し、多数の頭花を密に付けます。頭花は淡褐色で長さ・幅ともに1mm〜2mm程の卵形で、舌状花はない風媒花です。 カワラヨモギは、花を付けない茎は短く、ロゼッ ...
ヨモギ(蓬)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヨモギとは ヨモギの特徴 ヨモギは草丈80cm〜100cm程になるキク科の多年草です。日本では9月〜10月頃に開花します。 ヨモギは地下茎を長く伸ばし、地上では茎が多数枝分かれして、やや木質化します。芽生えのころは、全体が白い産毛に覆われています。 ヨモギの花は、茎先に大きな円錐花序を出し、多数の頭花を下向きに付けます。頭花は淡褐色で長さ3mm〜4mm程の細長い鐘形になり、舌状花はない風媒花で、風にのって大量の花粉を飛ばすため、秋の花粉症の原因植物のひとつになっています。 ヨモギの ...