マンゴーの木の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
マンゴーとは マンゴーの特徴 マンゴーの木は樹高10m〜40m程になるウルシ科の常緑高木です。開花時期は地域により異なりますが、日本の沖縄県では2月〜3月頃に花を咲かせます。 マンゴーの幹は直立し、樹皮は暗褐色で、枝が横に広がってドーム形の樹形になります。 マンゴーの花は雌雄同株で、枝の先端に長い総状花序を多数付けます。緑色の萼片と黄白色の花弁が各5枚あります。両性花では雄しべは退化して、1個のみが成熟して花粉を生じます。開花後に強烈な腐敗臭を放ち、受粉を助けるハエなどを引寄せてい ...
ヒヤシンスの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヒヤシンスとは ヒヤシンスの特徴 ヒヤシンスは草丈15cm〜30cm程になるキジカクシ科の多年生球根植物です。日本では3月〜4月頃に開花します。 ヒヤシンスは地下に径3cm〜5cm程の卵円形の鱗茎があります。鱗茎は鱗片葉が層状になった層状鱗茎で、外側が薄い紙状の外皮に覆われています。 ヒヤシンスの花は葉の中心部から太い花茎を出し、多数の花を総状に付けます。花は径3cm〜4cm程の漏斗状で、花被は6裂し、先端が反り返ります。花には一重咲きや、八重咲きがあり、花色は白、黄、桃、赤、青、 ...
アスパラガスの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アスパラガスとは アスパラガスの特徴 アスパラガスは草丈100cm〜150cm程になるキジカクシ科の多年草です。日本では6月〜7月頃に開花します。 アスパラガスは茎がよく分枝し、各分枝の先は1cm〜2cm程の松葉状の小枝となります。この若い茎が食用となります。 アスパラガスは雌雄異株ですが、花が咲くまで区別はできません。花は黄白色の釣鐘形で1~4個ずつ腋生し、下垂します。花被片は6個あり、全開しません。 アスパラガスの葉は退化して、鱗片状になり茎に密着して、成長とともに自然と脱落し ...
スズラン(鈴蘭)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
スズランとは スズランの特徴 スズランは草丈20cm〜35cm程になるキジカクシ科の多年草です。日本では4月〜5月頃に開花します。 スズランの花は長い花茎を出し、一方に傾いた総状花序となり、10個程の花を下向きに付けます。花は白色で、径1cm程の広鐘形になり、6弁花ですが、花被片が中ほどまで合着するため6裂しているように見えます。花被片の先は反り返り、雄しべの葯は鮮やかな黄色で、芳香があります。 スズランの葉は2枚が根生して、長さ10cm〜20cm、幅3cm~7cm程の卵状長楕円形 ...
スモークツリーの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
スモークツリーとは スモークツリーの特徴 スモークツリーは樹高5m〜7m程になるウルシ科の落葉小高木です。日本では6月〜7月頃に花を咲かせます。 スモークツリーの花は雌雄異株で、枝先に長さ15cm〜30cm程の円錐花序を出し、径3mm程で淡い黄緑色の5弁花を多数付けます。 花のほとんどは不稔性で、花が落花した後に花梗(花柄)に長い開出した帯紫色または帯緑色の長毛で覆われるため、花序全体が羽毛状になります。 スモークツリーの葉は互生する単葉で、長さ3cm〜8cm程の倒卵形~卵形となり ...
タマスダレ(玉簾)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
タマスダレとは タマスダレの特徴 タマスダレは草丈20cm〜30cm程になるヒガンバナ科の多年生球根植物です。日本では7月〜9月頃に開花します。 タマスダレは地下に径1cm〜3cm程の卵形の鱗茎があります。表面は紅い被膜で覆われています。 タマスダレの花は花茎の先端に単生します。花は白色になり、径4cm〜5cm程で上向きに咲き、花被は6裂し、花被片の外面基部は淡い紅色を帯びます。雄しべは6本あり、葯は鮮かな黄色で、雌しべの柱頭は3つに裂けています。 タマスダレの葉は互生し、長さ20 ...