セイヨウトチノキ(マロニエ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
セイヨウトチノキとは セイヨウトチノキの特徴 セイヨウトチノキは樹高20m〜35m程になるムクロジ科の落葉高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 セイヨウトチノキの葉は対生する掌状複葉で、小葉は5~7枚あります。小葉は長さ15cm~30cm程になり、縁には粗い鋸歯(きょし)があります。葉柄は7cm〜20cm程あり、秋には黄葉します。また、葉が落ちた後に枝に残る葉痕は、7つの「爪」を備えた馬蹄形になるのも特徴です。 セイヨウトチノキの花は、長さ15cm~30cm程になる円錐形の ...
オオバボダイジュの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オオバボダイジュとは オオバボダイジュの特徴 オオバボダイジュは樹高10m〜20m程になるアオイ科の落葉高木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 オオバボダイジュの樹皮は暗灰色から紫色を帯びた暗灰色で、老木になると樹皮が浅く縦に割れます。若い枝には淡黄色の星状毛が密生します。 オオバボダイジュの葉は互生する単葉で、長さ7cm~15cm、幅6cm~12cm程の形は歪んだ円形で、先端が尖り、基部は歪んだハート形で、縁には鋸歯(きょし)があります。葉の裏面と脈状には灰白色の星状毛が密 ...
シナノキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
シナノキとは シナノキの特徴 シナノキは樹高15m〜25m、幹径1m程になるアオイ科の落葉高木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 シナノキの樹皮は、暗褐色で表面は薄い鱗片状で縦に浅く裂けます。 シナノキの葉は互生する単葉で、長さ5cm~8cm、幅4cm~8cm程の左右非対称の先端が尖った卵円形です。葉の裏面の側脈の基部に軟毛が密に生えて、縁には鋭い鋸歯(きょし)があります。 シナノキの花は、葉腋から集散花序を下向きに出して、淡黄色の小さな5花弁の花を密に付けます。花は花序から ...
ムユウジュの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ムユウジュとは ムユウジュの特徴 ムユウジュは樹高3m〜6m程になるマメ科の常緑小高木です。日本では3月〜5月頃に開花します。 ムユウジュの葉は互生する羽状複葉で、小葉は長さ10cm~20cm程の長楕円形で、6〜12枚あり、全縁で革質になります。 ムユウジュの花は、葉腋や幹に円錐花序を付けます。花は花弁がなく、4枚の萼が黄色〜オレンジ色〜赤色に変化します。雄しべは6~8本あり、雌しべは1本で、ともに赤色で花から突き出ています。また、花には香りがあります。 ムユウジュの果実は、長さ2 ...
インドボダイジュの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
インドボダイジュとは インドボダイジュの特徴 インドボダイジュは樹高20m〜30m程になるクワ科の常緑高木です。日本では観葉植物として楽しまれています。 インドボダイジュの樹皮は灰白色で裂け目が入り、樹齢を重ねるとほかのイチジク属のように気根を生じます。 インドボダイジュの葉は互生する単葉で、長さ10cm~18cm、幅8cm~12cm程の先端が尾状に長く伸びる広卵形です。葉の縁は全縁で、葉柄は長さ6cm〜10cm程あります。 インドボダイジュの花は、「イチジク(無花果)」などと同じ ...
セイヨウシナノキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
セイヨウシナノキとは セイヨウシナノキの特徴 セイヨウシナノキは樹高20m〜40m程になるアオイ科の落葉高木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 セイヨウシナノキは、「フユボダイジュ」と「ナツボダイジュ」の交雑種で、両方の中間的な性質を持ち、葉の大きさや葉脈はフユボダイジュに、枝の形や花の数、果実の形はナツボダイジュに似ています。 セイヨウシナノキの葉は互生する単葉で、長さ5cm~12cm、幅4cm~10cm程の左右非対称の先端が尖って歪んだ三角状広卵形です。葉の裏面と葉柄に灰 ...