フヨウ(芙蓉)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
フヨウとは フヨウの特徴 フヨウは樹高1.5m〜3m程になるアオイ科の落葉低木です。日本では7月〜10月頃に美しい花を咲かせます。 フヨウの樹皮は、灰白色でよく枝分かれして、こんもりと横に広がる樹形になります。 フヨウの花は枝の葉腋に単生し、径10cm〜15cm程の5花弁でやや螺旋状に生じます。花色は白や淡紅色で、先端が円筒状に散開する雄しべは根元で筒状に癒合して、その中心部から雌しべが延びて突き出し、5裂します。 フヨウの花は一日花 ・フヨウの花は朝に花が開き、夕方にしぼむ「 ...
イヌガシ(犬樫)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イヌガシとは イヌガシの特徴 イヌガシは樹高4m〜8m程になるクスノキ科の常緑高木です。日本では3月〜4月頃に開花します。 イヌガシの樹皮は、灰黒色で割れはなく、ポツポツとした皮目があり、枝は細く緑色です。 イヌガシの花は雌雄異株で、葉腋から出た散形花序に付き、黄褐色の総苞に包まれた球形の蕾から、3〜9輪の暗紅色の花が咲きます。 イヌガシの葉は互生する単葉で、長さ5cm~12cm程の長楕円形で、表面には光沢があり、裏面は灰白色で、3本の脈が目立ちます。若葉は黄褐色の絹毛に覆われて下 ...
ウスギモクセイ(薄黄木犀)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ウスギモクセイとは ウスギモクセイの特徴 ウスギモクセイは樹高4m〜8m程になるモクセイ科の常緑小高木です。日本では9月〜10月頃に開花します。 ウスギモクセイの花は、その年に伸びた葉の付け根に、花冠が薄黄色で、4つに裂けて、径4mm〜5mm程の芳香のある花を密に付けます。雄花には2個の雄しべと、先の尖った不完全な雌しべが一つあります。 ウスギモクセイの葉は対生する単葉で、長さ8cm〜13cm程の長楕円形で、革質で波打っていて、縁には細かい鋸歯(きょし)があります。 ウスギモクセイ ...
カミヤツデ(紙八手)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カミヤツデとは カミヤツデの特徴 カミヤツデは樹高3m〜8m程になるウコギ科の常緑低木です。カミヤツデ属唯一の現生種になります。 カミヤツデは、幹は太く直立し柔らかくて、樹皮は緑がかった淡い褐色で、中央に白い髄が発達して、若い幹には淡い茶色の星状毛が密に生えます。 カミヤツデの花は10月〜12月頃に開花します。枝先に球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序を作り、黄白色で径5mm程の小さな4花弁をたくさん付けます。花序にははじめ、黄褐色の毛が密に生えます。 カミヤツデの葉は互生 ...
モリアザミの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
モリアザミとは モリアザミの特徴 モリアザミは草丈70cm〜100cm程になるキク科の多年草です。日本では9月〜10月頃に開花します。 モリアザミは茎が直立し、根は径2cm程にもなり、地下に垂直に深く伸びます。 モリアザミの花は、茎先に1個〜3個程の花を上向きに付けます。花は紫色で、筒状花のみで構成されていて、総苞は幅2cm程の椀形で、総苞片は反り返るか開出して、極端に長く、とげ状で6~7裂します。また、総苞片には腺体はなく、粘りません。 モリアザミの葉は根出葉と茎葉があり、茎葉は ...
オリーブの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オリーブとは オリーブの特徴 オリーブの木は樹高5m〜20m程になるモクセイ科の常緑高木です。オリーブオイルの原料として知られ、世界中で栽培されている樹木です。 オリーブの花は、日本では5月〜6月頃にクリーム色の花を咲かせます。葉腋から総状花序に複数の小花を付けます。小花は径3mm程のクリーム色の鐘形で、花冠は4つに裂けています。花には「キンモクセイ(金木犀)」に似た芳香があります。 オリーブの葉は対生する単葉で、長さ4cm〜8cm程の長楕円形で、表面は光沢がある濃い緑色で、裏面は ...





