造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
この記事の監修者
エボルブルスとは
植物名 エボルブルス
学 名 Evolvulus pilosus
別 名 アメリカンブルー
英 名 American Blue
科 名 ヒルガオ科
属 名 エボルブルス属
エボルブルスの特徴
エボルブルスは草丈20cm〜50cm程になるヒルガオ科の多年草です。日本では5月〜11月頃にかけて、爽やかなブルーの花を咲かせます。
エボルブルスは茎がよく枝分かれして、地面を覆い尽くしグランドカバーとしてよく使われます。
エボルブルスの花は、径1cm〜3cm程の小さい花で、朝開いて、夕方に閉じる一日花です。曇りの日も花は閉じますが、花期が長く、次々と開花します。花は漏斗状で先端が5つに裂けて、花弁の基部が白くなり、茎の先や葉腋に単性または数個の花を付けます。
エボルブルスの葉は、互生する単葉で、長さ2cm〜3cm程の楕円形です。
エボルブルスの果実は、卵型の蒴果です。
エボルブルスの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
性質 | 多年草 |
開花時期 | 5月〜11月 |
花色 | 青色 |
栽培難易度 | |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
耐陰性 | 普通 |
エボルブルスの詳しい育て方
エボルブルスの原産は、北・南アメリカや熱帯アジアです。日本には1980年代の終わり頃に渡来して、その際に輸入した業者が勝手な流通名で販売したため、名前がわからなくなり混乱しましたが、現在は「アメリカンブルー」という名前で統一されて流通しています。
エボルブルスの苗植え
植え付けは4月〜6月頃が適期です。日当たりが良く、水はけの良い場所が好みです。用土は市販の花の培養土か赤玉土に腐葉土を混ぜたものを使いましょう。
植え付けの際に元肥として、緩効性化成肥料を施し、たっぷり水をやりましょう。やや深植えにすると、株元から枝がたくさん発生します。
エボルブルスの水やり・肥料
根付くまでは表面が乾いたら水やりをしましょう。根付いてからは乾燥気味に育てましょう。
肥料は、緩効性化成肥料か液体肥料を定期的に与え、年間を通して肥料切れさせないようにしましょう。
エボルブルスの害虫や病気
害虫はハダニなどが発生することがあります。ハダニは気温の高いところや乾燥している場所に発生し、葉から栄養を吸って弱らせます。ハダニは水を嫌うので、全体的に葉水をかけてあげましょう。
病気はうどんこ病、灰色かび病があります。白っぽいうどん粉をまぶしたようにカビが発生します。近くの葉っぱへ感染していきますので、病気の葉は全て取り除き、殺菌剤を散布して被害を食い止めましょう。
エボルブルスの剪定
エボルブルスの1つの花が咲いている期間は長くても3日程度なので、花が終わったらこまめに花がら摘みをしましょう。
茎が伸びすぎるとバランスが悪くなりますので、切り戻しをしましょう。切り戻しをすることで、枝数が増え、新しい枝に栄養が行き渡り、花が咲きやすくなります。
エボルブルスの冬越し
エボルブルスは寒さにあまり強くないので、日本では一年草として扱われることもあります。冬越しをする場合は、鉢を室内で管理しましょう。地植えの場合は株を土から掘り上げ、鉢に植え替えて室内で管理しましょう。
エボルブルスの誕生花・花言葉
エボルブルスは「6月25日」「7月6日」「10月14日」の誕生花です。
エボルブルスの花言葉は「清潔」「清涼感」「溢れる思い」「ふたりの絆」などがあります。
「清潔」「清涼感」という花言葉は、夏の暑い日差しの中でも涼しげな色の花を咲かせることに由来すると言われています。
「溢れる思い」という花言葉は、一日花を長い期間、次々と溢れ出るように咲かせる姿に由来すると言われています。
お花のある生活
新鮮なお花を毎月決まったお日にちに、ご自宅までお届けしますので、いつもキレイなお花がご自宅で楽しめます。
グリーンピースはここがスゴイ!
- ネットから簡単注文で、お店に買いに行く手間がない!
- 豊富なプランから、お好きなボリュームとお届け頻度を選ぶだけ!
- 数百品種の中からフラワーデザイナーが厳選した素敵なお花をお届け!
- 花市場直送だから、フラワーショップよりもお花が新鮮!
- 家中をお花と笑顔でいっぱいにする圧倒的なボリューム!
お花を飾ることで、お部屋に華やかさと潤いをプラス!お花にはリラックス、リフレッシュ、リラクゼーション、ストレス緩和などの効果があります。
どんなお花が届くのか、箱を開けるまでのお楽しみ!定番のお花はもちろん、ご自身では普段あまり選ばないお花や、フラワーショップにはあまり入荷しない珍しいお花など、新しいお花との出会いを楽しみましょう。実際に届くお花や、定期便の魅力などをご紹介した下のページもぜひ見てみてください。
エボルブルスのまとめ
エボルブルスは青い可愛い花をたくさん咲かせ、花壇のグランドカバーとしても人気があります。
育てるのは慣れてしまえばそんなに難しくないので、みなさんも是非エボルブルスを育ててみてはいかがでしょう!