造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
この記事の監修者
マイヅルソウとは
植物名 マイヅルソウ
学 名 Maianthemum dilatatum
和 名 舞鶴草
英 名 False lily of the valley
科 名 キジカクシ科
属 名 マイヅルソウ属
マイヅルソウの特徴
マイヅルソウは草丈10cm〜20cm程になるキジカクシ科の多年草です。日本では5月〜7月頃に開花します。
マイヅルソウの花は、茎先に出る総状花序に白い小さな花を20個程付けます。花被片は4個あり、雄しべも4個あります。
マイヅルソウの葉は2枚が互生し、長さ3cm〜7cm程の卵心形で、縁には半円形の隆起があります。葉柄は長さ2cm〜5cm程あり、基部は葉鞘になって茎を包みます。
マイヅルソウの果実は液果で、径5mm程の球形になり、最初はうずらの卵のような斑がありますが、熟すと全体が赤くなります。
マイヅルソウの名前
マイヅルソウという名前は、葉っぱの模様が家紋の「舞鶴紋」に似ていることから名付けられました。
マイヅルソウの詳細情報
| 園芸分類 | 草花 |
| 性質 | 多年草 |
| 開花時期 | 5月〜7月 |
| 花色 | 白色 |
| 栽培難易度 | |
| 耐寒性 | 強い |
| 耐暑性 | 普通 |
| 耐陰性 | 普通 |
マイヅルソウの詳しい育て方
マイヅルソウは北半球の冷温帯が原産と言われ、国内では北海道、本州、四国、九州に分布しています。主に山地帯上部から亜高山帯の針葉樹林に多く群生しています。
マイヅルソウの苗植え
苗植えの適期は2月〜3月頃です。日向〜半日陰が好みです。用土は赤玉土に鹿沼土を混ぜたものに植え付けたら、たっぷりと水やりをしましょう。
マイヅルソウの水やり・肥料
庭植えの場合は、根付いてからは降雨で問題ありませんが、土が乾燥するようなら水やりをしましょう。鉢植えの場合、土が乾燥したら水やりをしましょう。葉っぱがある期間は乾燥させないように管理しましょう。
肥料は、2月頃に緩効性肥料を与えましょう。また、芽が出始めてから5月頃までと、9月〜10月頃に、液体肥料を週に1回程度与えましょう。
マイヅルソウの害虫や病気
害虫はアブラムシ、ハダニ、ナメクジが発生することがあります。若葉や蕾を食害します。食害されると株が弱ったり、観賞価値が下がってしまうので、見つけたらすぐに取り除き、薬剤を散布して防除しましょう。
マイヅルソウは病気の心配は特にありません。
マイヅルソウの誕生花・花言葉
マイヅルソウは「6月13日」の誕生花です。
マイヅルソウの花言葉は「清純な少女の面影」です。
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マイヅルソウのまとめ
マイヅルソウは大きなハート形の葉を持ち、初夏の頃には小さな白い花を咲かせ、秋になると真っ赤な果実を実らせます。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非マイヅルソウを育ててみてはいかがでしょう！