ヤマモモの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤマモモとは ヤマモモの特徴 ヤマモモは樹高10m〜20m程、幹径100cm程になるヤマモモ科の常緑高木です。山に生えて、「モモ(桃)」のような果実を付けることから名付けられたと言われています。 ヤマモモの花は雌雄異株で、3月〜4月頃にあまり目立ちませんが、葉腋に出る穂状花序に小さな花を咲かせます。雄花は黄色または赤褐色の穂状で、長さは2cm~4cm程になり、雌花は黄緑色で直立し、長さは1cm程になり、紅色の1本の雌しべがあります。 ヤマモモの葉は互生する単葉で、小枝では枝先に密生 ...
イチゴノキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イチゴノキとは イチゴノキの特徴 イチゴノキは樹高5m〜10m程、幹径80cm程になるツツジ科の常緑低木です。果実が「イチゴ(苺)」に似ていることから名付けられたと言われていますが、果物のイチゴとは全くの別種の植物です。 イチゴノキの花は11月〜12月頃が開花期で、花冠は径4mm〜6mm程の「アセビ(馬酔木)」に似た釣鐘形で、10個〜30個程の白や薄いピンク色の両性花を円錐花序に咲かせます。 イチゴノキの葉は互生する単葉で、幅2cm程、長さ5cm〜10cm程の先端が尖った長楕円形で ...
ハナトラノオ(花虎の尾)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ハナトラノオとは ハナトラノオの特徴 ハナトラノオは草丈60cm〜120cm程になるシソ科の多年草です。地下茎を伸ばし繁殖する宿根草です。 ハナトラノオの茎は、直立して4稜があり、断面が四角形になることから「カクトラノオ(角虎尾)」という別名もあります。枝は横に匍匐(ほふく)して広がります。 ハナトラノオの花は、7月〜9月頃に開花し、茎の先端に長さ10cm〜30cm程の穂状花序を出して、花弁は普通淡い紅色で、小さな唇状の管状花を数十個付けます。花は下から上へ向かって順に咲いていきま ...
ヤナギトラノオ(柳虎の尾)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヤナギトラノオとは ヤナギトラノオの特徴 ヤナギトラノオは草丈が30cm〜60cm程になるサクラソウ科の多年草です。横に長く這う地下茎を持ちます。 ヤナギトラノオの花は6月〜7月頃が開花期で、葉腋に長さ2cm〜3cm程の総状花序を出し、黄色の小さな花を密に咲かせます。線状の短い苞があり、花冠は6つに深く裂けて、裂片は線形になります。 ヤナギトラノオの葉は対生して、長さ5cm〜10cm程の披針形または長楕円形で、葉先は尖り、柔らかく若葉の頃は裏面に綿毛が生えます。 ヤナギトラノオの果 ...
ミズネコノオ(イエローオランダプラント)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ミズネコノオとは ミズネコノオの特徴 ミズネコノオは草丈20cm〜50cm程になるシソ科の一年草です。湿地などに生息する湿生植物で、アクアリウムなどに用いられています。 ミズネコノオの茎は、地上で匍匐(ほふく)して、そこから立ち上がり、多数の枝分が見られます。 ミズネコノオの花は、8月〜10月頃に開花し、茎の先端に長さ2cm〜5cm程の穂状花序を付けます。花弁は淡い白色から紫色で、花から突き出した雄しべが4本あり、長い毛が密生しています。花は下から上へ向かって順に咲いていきます。 ...
ミズトラノオ(グリーンオランダプラント)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ミズトラノオとは ミズトラノオの特徴 ミズトラノオは草丈30cm〜50cm程になるシソ科の多年草です。湿地などに生息する湿生植物で、アクアリウムなどに用いられています。 ミズトラノオの茎は、長く横に匍匐(ほふく)する地下茎から立ち上がり、ほとんど枝分かれはしません。 ミズトラノオの花は、8月〜10月頃に開花し、茎の先端に長さ2cm〜8cm程の穂状花序を付けます。花弁は淡い紫色で、花から突き出した雄しべが4本あり、長い毛が密生しています。花は下から上へ向かって順に咲いていきます。 ミ ...