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    イチイガシの植物図鑑と育て方

    イチイガシの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        イチイガシとは       イチイガシの特徴   イチイガシは樹高30m程になるブナ科の常緑高木です。日本では4月〜5月頃にかけて花を咲かせます。 イチイガシの幹は真っ直ぐに立ち上がり、樹皮は灰褐色で、老樹になると大きな鱗状に剥離して、落ちた跡にコルク層の渦巻模様が見られます。 イチイガシの花は雌雄同株で、雄花序は薄黄色で、新しい枝の下部に10cm〜15cm程の花序が下垂して付き、雌花序は新しい枝の上部葉腋に直立して付きます。 イチイガシの葉は、先端が尖った楕円形で、長さは6cm~14cm程でやや ...

    オトコエシの植物図鑑と育て方

    オトコエシ(男郎花)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        オトコエシとは       オトコエシの特徴   オトコエシは草丈60cm〜100cm程になるオミナエシ科の多年草です。「オミナエシ」に似ていますが、白い花を咲かせます。 オトコエシの花は、8月〜10月頃に白い花をたくさん咲かせます。茎の上部で枝分かれをして集散花序を出して、径4mm程の合弁花で、花冠は5つに裂けて、下は短い筒状になります。 オトコエシの葉は対生する単葉で、羽状に深く裂けるか、鈍い鋸歯(きょし)ができます。 オトコエシの果実は、長さ2mm〜3mm程の倒卵形で翼(よく)があります。オ ...

    ギンモクセイの植物図鑑と育て方

    ギンモクセイ(銀木犀)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ギンモクセイとは       ギンモクセイの特徴   ギンモクセイは樹高3m〜6m程になるモクセイ科の常緑小高木です。モクセイ科モクセイ属の基本種で、単に「モクセイ」という場合は本種を指します。 ギンモクセイの花は雌雄異株で、9月〜10月頃に開花します。葉腋に束生し、花冠は白色で、4つに裂けて、径4mm〜5mm程の芳香のある花を付けます。 ギンモクセイの葉は対生する単葉で、長さ8cm〜15cm程の長楕円形で、革質で厚みがあり、縁には鋸歯(きょし)があるものと、全く無い全縁のものがあります。 ギンモ ...

    キンモクセイの植物図鑑と育て方

    キンモクセイ(金木犀)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        キンモクセイとは       キンモクセイの特徴   キンモクセイは樹高4m〜6m程になるモクセイ科の常緑小高木です。日本では9月〜10月頃に開花します。 キンモクセイの花は雌雄異株で、その年に伸びた葉の付け根に、花冠がオレンジ色で、4つに裂けて、径4mm〜5mm程の強い芳香のある花を密に付けます。雄花には2個の雄しべと、先の尖った不完全な雌しべが一つあります。日本には雄株しか存在しないと言われ、結実はしません。 キンモクセイの葉は対生する単葉で、長さ8cm〜15cm程の長楕円形で、革質で波打って ...

    ヒイラギモクセイの植物図鑑と育て方

    ヒイラギモクセイの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ヒイラギモクセイとは       ヒイラギモクセイの特徴   ヒイラギモクセイは樹高3m〜7m程になるモクセイ科の常緑小高木です。日本では9月〜10月頃に開花します。 ヒイラギモクセイの幹は直立して、樹皮はギンモクセイに似ています。幹には所々にコルク質のコブができます。 ヒイラギモクセイの花は雌雄異株で、その年に伸びた枝先や葉の付け根に、花冠が白色で、4つに裂けて、径8mm〜10mm程で芳香のある花を密に付けます。日本では一般的に、雄株しか存在しないと言われていて、結実はしません。 ヒイラギモクセ ...

    オカトラノオの植物図鑑と育て方

    オカトラノオ(丘虎の尾)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        オカトラノオとは       オカトラノオの特徴   オカトラノオは草丈が50cm〜100cm程になるサクラソウ科の多年草です。横に長く這う地下茎を持ちます。 オカトラノオの花は7月〜8月頃が開花期で、茎の先に長さ10cm〜30cm程の総状花序を出し、白い径8mm〜12mm程の5花弁を一方に偏って密に咲かせます。このため、上部が垂れ下がります。 オカトラノオの葉は互生する単葉で、長さ6cm〜13cm程の披針形または長楕円形で、まばらに淡色の腺点があります。また、葉の表面と裏面の脈上に短い毛が生えま ...