トウモロコシの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
トウモロコシとは トウモロコシの特徴 トウモロコシは草丈4m程になるイネ科の一年草です。トウモロコシは、「コメ(米)」や「コムギ(小麦)」と並び世界三大穀物の一つです。 トウモロコシの花は、雌雄異花で7月〜9月頃に開花します。雄花の穂は茎の先端に円錐花序に付き、雌花の穂は苞葉(ほうよう)に包まれて、長い雌しべだけが外に露出します。トウモロコシのヒゲはこの雌しべに当たります。 トウモロコシの葉は単葉で2列互生し、幅5cm〜12cm程、長さ1m程の線形で、基部は鞘状に茎を包みます。 ト ...
チャイブの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
チャイブとは チャイブの特徴 チャイブは草丈30cm程になるヒガンバナ科の多年草です。主にハーブとして用いられ、栄養豊富な緑黄色野菜としても親しまれています。 チャイブは5月〜7月頃に花を咲かせます。花茎の先端に淡い紅紫色の6花弁を多数、球形に付けます。 チャイブの葉は、幅3mm〜5mm程の細長い円筒形で、脈に沿って半円形の突起があります。 チャイブの食用 チャイブは、カロテンを豊富に含む緑黄色野菜のひとつで、ネギの芳香成分を多く含むことから、「ネギ(葱)」と同じ香りがします。 ...
セージの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
セージとは セージの特徴 セージは草丈70cm程になるシソ科の多年草です。強い香りがある薬草や香辛料として利用されているハーブの一種です。 セージは全体に芳香があり、茎には4稜があり、よく枝分かれします。また、茎は成長するに従って根元から木質化します。 セージの花は、5月〜7月頃に開花します。花茎に輪散花序を伸ばし、筒状の2唇形で白やピンク、紫色などの花を咲かせます。 セージの葉は対生する単葉で、長楕円形で柄があり、表面に細かい縮れがあります。また、表面に白い綿毛が生えていて、特に ...
バジルの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
バジルとは バジルの特徴 バジルは草丈1m程になるシソ科の多年草です。イタリア料理には欠かせないハーブで「王様の薬草」とも呼ばれています。 バジルは7月〜9月頃に花径から穂状の輪散花序を伸ばし、白い口唇形の小さい花をたくさん咲かせます。 バジルの葉は対生する単葉で、濃い緑色をした長さ3cm〜10cm程の卵形〜長楕円形で、葉脈がハッキリしていて、わずかに鋸歯(きょし)があります。 バジルの種子は、径3mm程の黒色の粒で、水に浸けるとゼリー状の物質で覆われて膨張します。 バジルの食 ...
イタリアンパセリの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イタリアンパセリとは イタリアンパセリの特徴 イタリアンパセリは草丈60cm程になるセリ科の多年草です。イタリア料理で使われているハーブの一つです。 イタリアンパセリは6月〜7月頃に、花茎に複散形花序を伸ばし、径2mm程の5弁花で黄緑色の花をたくさん付けます。 イタリアンパセリの葉は対生し、長さ2cm〜5cm程の3出複葉で、濃い緑色をして表面には光沢があります。 イタリアンパセリの茎には溝がありよく枝分かれします。また、果実は蒴果で茎や葉、種にも香りがあります。 イタリアンパセ ...
ニンジンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ニンジンとは ニンジンの特徴 ニンジンは草丈100cm程になるセリ科の二年草です。主根が根菜類として、日本でもよく食べられている緑黄色野菜の一つです。 ニンジンの主根は倒円錐形で、多肉質で長さ10cm〜100cm程に肥大し、カロテンを多く含み、オレンジ色や黄色、赤色、紫色の品種もあります。 ニンジンの花は、5月〜7月頃に開花します。花茎の先端に複散形花序を伸ばし、5花弁の小さく白い花を密に付けます。 ニンジンの葉は互生する羽状複葉で、根出葉を出して、小葉は細かく裂けます。ニンジンの ...