ボタン(牡丹)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ボタンとは ボタンの特徴 ボタンは樹高1.5m〜2m程になるボタン科の落葉低木です。日本では4月〜6月頃に美しい花を咲かせます。 ボタンの花は、その年に伸びた枝先に径15cm〜30cm程の花を一輪咲かせます。園芸品種が多くあり、一重咲き、二重咲き、八重咲き、千重咲き、万重咲き、獅子咲きなどがあります。 花色は白、ピンク、赤、紫、黄色などさまざまで、芳香があり、雄しべは黄色く目立ちます。また、冬に咲く「寒牡丹」もあります。 ボタンの葉は互生する2回3出複葉で、艶がなく、裏面は粉白を帯 ...
【失敗しない】コンパニオンプランツの効果と始め方をわかりやすく解説
コンパニオンプランツとは コンパニオンプランツとは、特定の植物一緒に植えることで、病害虫を防いだり、成長を促進したり、風味や芳香を良くしたり、収穫量を増やしたりといったさまざまな良い効果を生み出すと言われています。 これを「共栄作物」や「共存作物」といい、作物を一緒に育てられるだけでなく、病害虫の被害を最小限に抑え、農薬や化学肥料の使用量を減らすなど、いろいろなメリットがあります。 コンパニオンプランツの一部は科学的には解明されていないものもありますが、わたしたちの経験や農家さんが実際に行っている手法 ...
イチゴ(苺)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イチゴとは イチゴの特徴 イチゴは草丈30cm程になるバラ科の多年草です。イチゴは、子どもから大人まで人気のフルーツとして知られる果物ですが、実は野菜の仲間です。 イチゴは、主茎は伸びませんが、葉腋から走出枝(ランナー)を伸ばし、その各節から発芽して殖えていきます。 イチゴの葉は互生し、卵形で長柄があり、3小葉からなる複葉で、葉柄や葉の裏面に毛があり、縁に鋸歯(きょし)があります。 イチゴの花は、3月〜5月頃に開花します。径3cm程の白い5花弁の花を咲かせます。 イチゴは花後に、花 ...
アベリアの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アベリアとは アベリアの特徴 アベリアの木は樹高3m程になるスイカズラ科の半常緑低木です。日本では5月〜11月頃にかけて、良い香りのする花を長期間咲かせます。 アベリアの花は、長さ2cm程の鐘形で先端は5つに裂けます。花の色は白色やピンク色で、花びらが散った後も萼が残り、また違った姿を楽しめます。 アベリアの葉は対生し、長さ4cm程の卵形でやや肉厚、先は尖っていて縁に鋸歯(きょし)があります。普通の葉は光沢のある緑色ですが、黄色や白い斑入り模様があるカラーリーフの品種も人気がありま ...
マリーゴールドの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
マリーゴールドとは マリーゴールドの特徴 マリーゴールドは草丈100cm程になるキク科の一年草です。葉や総苞に油腺があり、全草に独特の匂いがあります。 マリーゴールドの葉は互生し、羽状に深く裂けます。葉色は濃い黄緑色で、縁には鋸歯(きょし)があります。 マリーゴールドの花は、茎先に径3cm〜6cm程の頭状花序を出します。花形は一重咲きや八重咲き、筒状花が盛り上がるクレスト咲きなどがあり、花色は鮮やかな黄色やオレンジ、赤色、複色などさまざまです。 次々と花が咲きます ・一度開花し ...
ローズマリーの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ローズマリーとは ローズマリーの特徴 ローズマリーは樹高2m程になるシソ科の常緑低木です。清々しい香りが特徴のハーブです。 ローズマリーは4月〜5月頃に花を咲かせます。花は前年の枝の上部葉腋に総状花序を伸ばし、口唇形の白色やピンク色、青紫色の小さい花をたくさん付けます。また、品種によっては冬咲きのものもあります。 ローズマリーの葉は対生する単葉で、長さ1cm〜4cm程の線形で厚みがあり、縁が裏側に巻き込みます。葉の裏面は密に白い綿毛が生えてフェルト状です。 ローズマリーの利用 ...