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    ナンテンの植物図鑑と育て方

    ナンテン(南天)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ナンテンとは       ナンテンの特徴   ナンテンは樹高3m〜5m程になるメギ科の常緑低木です。日本では5月〜7月頃に、米粒状の小花をたくさん咲かせます。 ナンテンの花は、径5mm〜7mm程の白やクリーム色で、円錐花序を上に伸ばし、花被片は3枚ずつ多数付いて、内側の6枚が花弁状に目立ちます。 ナンテンの葉は、幹の先端にだけ葉が集まって付くという独特な性質があります。葉は互生する3回3出羽状複葉で、小葉は長さ2cm〜10cm程の広披針形で先端が少し突き出します。葉身は革質でやや光沢があり、育つ環 ...

    ヒイラギナンテンの植物図鑑と育て方

    ヒイラギナンテンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ヒイラギナンテンとは       ヒイラギナンテンの特徴   ヒイラギナンテンは樹高3m程になるメギ科の常緑低木です。日本では3月〜4月頃に黄色い小花を密生させます。 ヒイラギナンテンの花は、6花弁で香りがあり、枝先に横向きに倒れる総状花序に咲かせます。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすり付けるように動きます ヒイラギナンテンの葉は互生する奇数羽状複葉で、長さ5cm〜10cm程の長楕円形で、肉厚で光沢があり、深い鋸歯(きょし)があります。葉は冬の寒さで紅 ...

    ヒイラギの植物図鑑と育て方

    ヒイラギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ヒイラギとは       ヒイラギの特徴   ヒイラギは樹高4m〜10m程になるモクセイ科の常緑小高木です。日本では11月〜12月頃に白い小花を密生させます。 ヒイラギの幹は、直立しますが枝分かれが多いためあまり太くはなりません。樹皮は淡い白色で、樹齢を重ねると網目状に剥離します。幹は堅く粘りがあることから、玄翁の柄やソロバン、楽器、印材などに使用されます。 ヒイラギの花は雌雄異株で、雄株の花には2本の雄蕊があり、雌株の花は花柱が長く発達しています。花は5mm程で葉腋に数個の花が密生し、キンモクセ ...

    イイギリの植物図鑑と育て方

    イイギリ(飯桐)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        イイギリとは       イイギリの特徴   イイギリの木は樹高15m〜20m程になるヤナギ科の落葉高木です。日本では4月〜5月頃に黄緑色の花を咲かせます。 イイギリの花は雌雄異株で、花は15cm〜30cm程の垂れ下がった円錐花序を作り、花弁は無く、5枚前後の萼片が花弁のように見えます。たくさんの花が房状に集まって垂れ下がって咲きますが、木の高い場所で、葉の陰にできるので、ほとんど目立ちません。 イイギリの葉は互生する単葉で、長さ10cm〜20cm程の心形になり先が尖ります。 葉には5本〜7本の脈 ...

    ニシキギの植物図鑑と育て方

    ニシキギ(錦木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ニシキギとは       ニシキギの特徴   ニシキギの木は樹高2m〜4m程になるニシキギ科の落葉低木です。ニシキギは秋の紅葉が見事で「ニッサボク」「スズランノキ」と共に世界三大紅葉樹の一つとされています。 ニシキギの枝は緑色で、若い枝は表皮を突き破ってコルク質の2〜4枚の翼(よく)があり、古い枝になるにつれ発達します。その翼を刃物に例え「カミソリノキ」などの方言名もあります。 ニシキギの花は、5月〜6月頃にあまり目立ちませんが、黄緑色で4花弁の長さ1cm〜4cm程の集散花序を出して、1〜7個の花 ...

    マユミの植物図鑑と育て方

    マユミの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        マユミとは       マユミの特徴   マユミの木は樹高5m程になるニシキギ科の落葉小高木です。秋になるとたくさんの果実と種子、きれいな紅葉が楽しめる樹木です。 マユミの花は雌雄異株で、前年に出た枝の基部に集散花序をなして、5月〜6月頃に径1cm程の4花弁で淡い緑色の小花をたくさん咲かせます。 マユミの葉は対生する単葉で、長さ5cm〜15cm程の長楕円形で、葉脈がハッキリと見えて縁には鋸歯(きょし)があります。秋には葉が緑色〜黄色〜紅色に紅葉しますが、環境によっては黄色や橙色になる場合もあります ...