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    ユズリハの植物図鑑と育て方

    ユズリハ(譲葉)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ユズリハとは       ユズリハの特徴   ユズリハは樹高10m程になるユズリハ科の常緑高木です。日本では5月〜6月頃に花を咲かせます。 ユズリハの花は雌雄異株で、雄株雌株共に花弁は無く、葉腋に長さ4cm~12cm程の総状花序を出し、薄黄色の葯だけの小さな花を多数付けます。葯が破れて花粉を出すときに葯が紫褐色になります。 ユズリハの葉は互生する単葉で、長さ15cm〜20cm程、幅は5cm程の長楕円形で、表面には光沢があり裏面は青白くて、枝先に車輪状に付き、赤い葉柄が目立ちます。 ユズリハの果実は ...

    モウセンゴケの植物図鑑と育て方

    モウセンゴケの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        モウセンゴケとは       モウセンゴケの特徴   モウセンゴケは草丈5cm〜20cm程になるモウセンゴケ科の多年性食虫植物です。日本では6月〜8月頃に可愛い白い花を咲かせます。 モウセンゴケの花は、花茎の先端に総状花序を伸ばし、花序の一方に偏って数個の白い5花弁の花を咲かせます。花がらは始めは先端が渦巻のように丸まっていますが、花が咲くにつれて真っ直ぐになります。 モウセンゴケの葉はロゼット状に伸びて、葉柄があり円形で、一面に長い毛があります。その毛の先端から甘い香りがする粘液を出し、それに誘 ...

    ホテイアオイの植物図鑑と育て方

    ホテイアオイの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ホテイアオイとは       ホテイアオイの特徴   ホテイアオイは草丈40cm程になるミズアオイ科の浮遊性水生植物です。日本では多年草として毎年6月〜9月頃に水面に美しい花を咲かせます。 ホテイアオイの花は、水面から直立する花茎に総状花序を出します。花は径5cm程で淡い紫色で、花冠は6つに裂け、上部の1片には中央に黄斑があり、その周りが濃い青紫色になります。 ホテイアオイの葉は、長さ4cm〜10cm程の倒卵形で艶があります。葉柄は丸く膨らんで浮き袋状になります。よく育つと浮き袋は楕円形になり、水 ...

    ニホンハッカの植物図鑑と育て方

    ニホンハッカの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        ニホンハッカとは       ニホンハッカの特徴   ニホンハッカは草丈50cm程になるシソ科の多年草です。メントールの原料に使われるハーブの一種です。 ニホンハッカの花は、7月〜9月頃に花を咲かせます。茎の先端付近の節の上に小さな花が密集し、花は2唇形で4つに裂け、白色です。 ニホンハッカの葉は、対生する単葉で長さ2cm〜8cm程の楕円形で、葉には軟毛があり鋸歯(きょし)があります。   ニホンハッカの利用 ニホンハッカは古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきました。秋の開花期に、茎葉を ...

    トマトの植物図鑑と育て方

    トマトの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        トマトとは       トマトの特徴   トマトは草丈3m程になるナス科の多年草です。世界中で栽培され、よく食べられている栄養豊富な緑黄色野菜の一つです。 トマトの花は6月〜8月頃に開花します。花は葉脈に出る集散花序に数個〜10個程付きます。花は黄色で径2cm〜3cm程で、花冠は5つに深く裂けます。 トマトの葉は互生する羽状複葉で、長さ15cm〜45cm程で、軟毛があります。小葉は5個〜9個あり、長さ7cm〜9cm程で、小葉の縁はシワがあったり、巻いています。 トマトの果実は液果で、径5cm〜10 ...

    セイヨウキヅタの植物図鑑と育て方

    セイヨウキヅタ(アイビー・ヘデラ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

        セイヨウキヅタとは       セイヨウキヅタの特徴   セイヨウキヅタは蔓長30m程になるウコギ科の常緑性つる植物です。葉の模様がさまざまあり、日本では園芸用や観賞用として「アイビー」や「ヘデラ」などの名前で広く流通しています。 セイヨウキヅタの花の開花期は10月〜11月頃で、花径が3cm程の黄緑色をしていて、球形の花序に花びらは5枚で、蜜が豊富でたくさんの昆虫が蜜を吸いに集まります。 セイヨウキヅタの葉は互生して、若葉のときは掌状で5裂しますが、成葉になると切れ込みが無いハート形になります。 ...