ナズナ(薺)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ナズナとは ナズナの特徴 ナズナは草丈10cm〜50cm程になるアブラナ科の越年草(二年草)です。日本では3月〜7月頃に開花します。 ナズナの根出葉は地面からロゼット状に広がり、長楕円形で深く羽状に切れ込みますが、形が変化することもあります。茎に付く葉は互生する単葉で、切れ込みは無い披針形です。根出葉には柄があり、茎葉には柄はなく、基部は茎を抱きます。 ナズナの花は、茎先に総状花序を出して、有柄で経3mm程の白色の4弁花を多数付けます。花は下から順に咲かせ、花後は順次実を結びます。 ...
ゴボウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ゴボウとは ゴボウの特徴 ゴボウは草丈100cm〜200cm程になるキク科の多年草です。日本では根菜として根を食用とする淡色野菜の一種です。 ゴボウは地下に丈夫な直根が長く伸びます。日本ではこの根を食用とします。茎は紫色を帯びて、よく枝分かれします。 ゴボウの花は5月〜7月頃に開花します。花は径3cm〜5cm程の頭花が散房状に集まって付きます。頭花は紅紫色の筒状花からなり、総苞は球形で、先端が鉤状のトゲになる総苞片が多数並び、「モリアザミ(森薊)」によく似ています。 ゴボウの葉は互 ...
キツリフネ(黄釣船)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
キツリフネとは キツリフネの特徴 キツリフネは草丈40cm〜80cm程になるツリフネソウ科の一年草です。日本では8月〜10月頃に開花します。 キツリフネの花は、上部の葉腋から花柄を伸ばして、3cm〜4cm程の黄色のホラガイのような形の花を数個吊下げます。唇形の3個の花弁と花弁状の3個の萼片があり、下の2個の花弁が大きく、雄しべは5個あります。花の後ろ側は細長い筒状の距が垂れ下がり、側面に赤色の斑点ができます。 キツリフネの葉は互生する単葉で、長さ5cm~10cm程の楕円形となり、縁 ...
ツリフネソウ(釣船草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ツリフネソウとは ツリフネソウの特徴 ツリフネソウは草丈40cm〜70cm程になるツリフネソウ科の一年草です。日本では8月〜10月頃に開花します。 ツリフネソウの花は、上部の葉腋から腺毛のある花柄を伸ばして、3cm〜4cm程の赤紫色のホラガイのような形の花を数個吊下げます。唇形の3個の花弁と花弁状の3個の萼片があり、下の2個の花弁が大きく、雄しべは5個あります。花の後ろ側は細長い筒状の距となり渦巻状になり、側面に濃い紅紫色の斑点ができます。 ツリフネソウの葉は互生する単葉で、長さ6 ...
セツブンソウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
セツブンソウとは セツブンソウの特徴 セツブンソウは草丈10cm〜20cm程になるキンポウゲ科の多年草です。日本では2月〜4月頃に開花します。 セツブンソウは地下に、径1cm〜1.5cm程の暗褐色をした球状の塊茎があり、下からひげ根を出します。 セツブンソウの花は茎の先に、経2cm〜3cm程の白い花を単生させます。長さ1cm〜2cm程の先端が尖った広楕円形の花弁のように見える萼片が5個あります。花弁は小さく、5〜10個程あり、先端は2裂して、黄色の蜜腺になります。雄しべは多数あり、 ...
ルイヨウショウマの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ルイヨウショウマとは ルイヨウショウマの特徴 ルイヨウショウマは草丈40cm〜70cm程になるキンポウゲ科の多年草です。日本では5月〜6月頃に開花します。 ルイヨウショウマの花は茎の先に長さ3cm〜10cm程の総状花序を出して、白色の小さな花を密に付けます。花には花弁状の萼片や花弁がありますが、開花と同時に落ちてしまいます。 ルイヨウショウマの葉は根出葉と茎葉があり、根出葉は茎の基部に付いて鱗片状です。茎葉は互生して、2~4回3出複葉となります。小葉は長さ2cm〜10cm程の卵形で ...