チャノキ(茶の木)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
チャノキとは チャノキの特徴 チャノキは樹高1m〜4m程になるツバキ科の常緑低木です。日本では10月〜11月頃に花を咲かせます。 チャノキは一般的に茶畑などで葉を収穫するために1m前後に刈り込まれていますが、野生では5m〜10m程の樹高になるものもあります。若枝は緑色で細かい毛があります。 チャノキの葉は互生する単葉で、長さ5cm〜9cm程の楕円形です。葉は薄い革質で、光沢のある濃い緑色になります。葉の主脈と側脈は表側で著しく凹み、裏側に隆起します。裏側にははじめ長い伏した毛があります ...
ジギタリスの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ジギタリスとは ジギタリスの特徴 ジギタリスは草丈50cm〜100cm程になるオオバコ科の多年草です。日本では6月〜7月頃に開花します。 ジギタリスの茎は分枝せずに直立し、全体に灰白色の短毛が生えます。 ジギタリスの花は、茎先に長い総状花序を出し、一方に偏って多数の花を付けます。花穂は下から咲き上がり、花は長さ4cm〜8cm程の鐘形で先が浅く4裂する2唇形となります。花色は赤紫色、ピンク色、白色などで、花の内側には白く縁取られた濃い紫色の斑点があります。 ジギタリスの葉は根出葉と茎 ...
ユキツバキ(雪椿)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ユキツバキとは ユキツバキの特徴 ユキツバキは樹高1m〜2m程になるツバキ科の常緑低木です。日本では4月〜5月頃に花を咲かせます。 ユキツバキの枝は下部から良く枝分かれして、しばしば地面に付いた枝から発根することもあります。冬期は雪に埋もれながら育ち、樹形は積雪の関係で地を這う形になります。 ユキツバキの花は、径5cm〜8cm程の5花弁で、水平に広く開くため濃紅色に黄色い雄しべが目立ちます。 ユキツバキの葉は互生する単葉で、長さ5cm〜12cm程の先端が尖った楕円形です。葉は光沢が ...
ツバキ(椿)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ツバキとは ツバキの特徴 ツバキは樹高5m〜15m程になるツバキ科の常緑高木です。日本では11月〜翌4月頃に花を咲かせます。 ツバキの樹皮は滑らかで、灰色地に灰白色の模様があり、時に細かな突起がまばらに出ます。 ツバキの花は、枝先の葉腋に下向きに単生します。花は径5cm〜7cm程で淡い紅色〜濃い紅色の5花弁で、全開せずにやや筒状に半開します。花弁は1枚ごとに独立した離弁花で、5枚の花弁と多くの雄しべが合着しているため、散る時は花弁と雄しべが一緒に落花します。 ツバキの葉は互生する単 ...
オオバコ(大葉子)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オオバコとは オオバコの特徴 オオバコは草丈10cm〜50cm程になるオオバコ科の多年草です。日本では4月〜9月頃に開花します。 オオバコは、茎は立たず、開花時期に長い花茎を伸ばします。 オオバコの花は、花茎の先に穂状花序を出し、白色もしくは淡い紫色の小さな花を密に付けます。花冠は4裂して、4個の雄しべが花から長く突き出します。 オオバコの葉は10枚程が根出してロゼット状に広がります。葉の長さは、1cm~15cm程の楕円形〜卵形〜広卵形と変化があります。葉質は厚く、葉脈が縦に平行に ...
クガイソウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クガイソウとは クガイソウの特徴 クガイソウは草丈100cm〜200cm程になるオオバコ科の多年草です。日本では7月〜8月頃に開花します。 クガイソウは根本から株立し、茎は円形で枝分かれせず直立します。 クガイソウの花は、茎先の先端に穂状になる長い総状花序を出し、密に花を付けます。花序は長さ10cm〜25cm程になり、花は長さ5mm程で淡い紫色になり、先端は浅く4裂し、裂片の先端はやや尖ります。雄しべは2本あり、花冠から長く突き出します。 クガイソウの葉は、4~10枚が輪生する単葉 ...