ウメガサソウ(梅笠草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ウメガサソウとは ウメガサソウの特徴 ウメガサソウとは、高さ5cm〜10cm程になるツツジ科の常緑小低木です。日本では6月〜7月頃に開花します。 ウメガサソウの花は、茎先に長い花茎を出し、花茎には点状の細毛と1~3枚の広披針形の苞がつきます。花は花茎の先に1〜2個が下向きに付き、径1cm程の白色の5弁花です。萼は5裂し、果時まで残り、雄しべは10個あります。 ウメガサソウの葉は2~4枚ずつ輪生状に付く単葉で、各段の間には鱗片葉が互生して付きます。葉の長さは2cm~4cm程の先端が尖 ...
ムラサキヤシオツツジの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ムラサキヤシオツツジとは ムラサキヤシオツツジの特徴 ムラサキヤシオツツジとは、樹高1m〜3m程になるツツジ科の落葉低木です。日本では4月〜6月頃に開花します。 ムラサキヤシオツツジは枝はよく分岐して、半球状の樹形になります。若い枝には微細な毛があり、後に無毛となります。 ムラサキヤシオツツジの花は、葉の展開と同時か展開より先に枝先に1〜6個が付きます。花は径3cm〜4cm程で、紅紫色の5裂する広漏斗形です。雄しべは10本あり、下側の5本は花の外に突き出します。 ムラサキヤシオツツ ...
イチヤクソウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
イチヤクソウとは イチヤクソウの特徴 イチヤクソウは草丈15cm〜25cm程になるツツジ科の多年草です。日本では6月〜7月頃に開花します。 イチヤクソウの花は、花茎を出した上部に3〜10個程の白色の花を下向きに付けます。萼片、花弁ともに5枚あり、10本の雄しべの花糸は同じ方向に曲がっていて、花柱は長く花外に突き出して上方に湾曲します。 イチヤクソウの葉は数枚が根生し、長さ3cm〜6cm程の卵状楕円形となります。葉の表面には光沢があり、まばらに脈に沿って白い班が入ります。裏面はしばし ...
アブラツツジの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アブラツツジとは アブラツツジの特徴 アブラツツジは樹高1m〜3m程になるツツジ科の落葉低木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 アブラツツジの樹皮は滑らかな暗褐色で、よく枝分かれし、若い枝は赤褐色で無毛です。 アブラツツジの花は、枝先に3cm〜5cm程の総状花序を出し、5〜14個程の花が下向きに開きます。花冠は緑白色で、長さ4mm〜5mm程の釣鐘形で、先端が浅く5裂し、裂片は反り返ります。雄しべは10本あります。 アブラツツジの葉は枝先に輪生状に集まって互生し、長さ2cm〜4 ...
ベニドウダンの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ベニドウダンとは ベニドウダンの特徴 ベニドウダンは樹高2m〜4m程になるツツジ科の落葉低木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 ベニドウダンの樹皮は灰褐色で、よく枝分かれして半球状の樹形になります。 ベニドウダンの花は、枝先に2cm〜4cm程の総状花序を出し、10個程の花が下向きに開きます。花冠は朱紅色で、長さ3mm〜6mm程の釣鐘形で、5つに裂けて先端は不揃いに細かく裂けます。雄しべは10本あります。 ベニドウダンの葉は枝先に輪生状に集まって互生し、長さ2cm〜4cm程の倒 ...
アクシバ(灰汁柴)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
アクシバとは アクシバの特徴 アクシバとは、樹高50cm〜100cm程になるツツジ科の落葉低木です。日本では7月〜8月頃に開花します。 アクシバの若い枝には鈍い稜があり、緑色で無毛です。 アクシバの花は、葉腋に長さ1cm~2cm程の花柄を出し、淡紅白色の花を下向きに付けます。萼は4裂し、裂片は短い三角形で、花冠は長さ7mm~10mm程で4深裂し、裂片は外側に巻き込みます。雄しべは8本あります。 アクシバの葉は互生する単葉で、長さ2cm~6cm程の先端が尖った卵形となり、裏面がやや白 ...