クリンソウ(九輪草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
クリンソウとは クリンソウの特徴 クリンソウは草丈が30cm〜90cm程になるサクラソウ科の多年草です。日本では4月〜6月頃に開花します。 クリンソウの花は太い花茎を出し、2〜5段に多数の花を輪生させます。花冠は径2cm〜3cm程で5裂し、中央が濃い紅紫色ですが、白やピンクになるものもあります。 クリンソウの葉は根出する単葉で、長さ15cm~40cm程の長楕円形です。葉の表面にはしわが多く、縁には低い鋸歯(きょし)が多数あり、基部は次第に狭くなって葉柄状になります。 クリンソウの果 ...
ツチアケビの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ツチアケビとは ツチアケビの特徴 ツチアケビは草丈50cm〜100cm程になるラン科の多年草です。日本では6月〜8月頃に開花します。 ツチアケビは、太くて横に長く這う根茎を持ち、茎は黄色で太く直立し、葉緑素を持たず、鱗片葉がまばらに付きます。 ツチアケビの花は茎の上部に総状花序を出し、多数の花を付けます。花は黄褐色で、径2cm〜3cm程の半開きとなります。萼片は側花弁は長楕円形になり、唇弁は広卵形で厚みがあり、縁が細かく分裂します。 ツチアケビの果実は液果で、長さ6cm〜10cm程 ...
ショウキランの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ショウキランとは ショウキランの特徴 ショウキランは草丈10cm〜25cm程になるラン科の多年草です。日本では7月〜8月頃に開花します。 ショウキランは、よく分枝して肥厚する根茎を持ち、茎は多肉質で直立し、やや赤紫色を帯びた白色です。葉緑素を持たず、半円形の鱗片葉が、茎の基部には密に、上部ではまばらに付きます。 ショウキランの花は茎先に総状花序を出し、2~8個の花を付けます。花は淡い赤紫色で、萼片は長楕円形になり、側花弁は卵形です。唇弁と側花弁の縁には濃い紫色の斑点があり、唇弁には ...
オニノヤガラの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
オニノヤガラとは オニノヤガラの特徴 オニノヤガラは草丈50cm〜100cm程になるラン科の多年草です。日本では6月〜7月頃に開花します。 オニノヤガラは、地下に長さ10cm程の楕円形の塊茎があり、1本の地上茎を直立させます。通常は黄褐色で、葉緑素を持たず、まばらに5~6枚の鱗片葉があります。 オニノヤガラの花は、20〜40個程の黄褐色の花を茎の先端に総状に付け、下方から開花します。花は萼および花弁が合着して壷状になり、中に2個の側花弁と卵状長楕円形の唇弁があります。 オニ ...
ヒナノシャクジョウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヒナノシャクジョウとは ヒナノシャクジョウの特徴 ヒナノシャクジョウは草丈5cm〜15cm程になるツツジ科の多年性植物です。日本では8月〜10月頃に開花します。 ヒナノシャクジョウは、地下に球状の根茎があり、茎から1本の地上茎を直立させ、茎は枝分かれせず、鱗片葉を互生させます。 ヒナノシャクジョウは葉緑素を持たず、全体が白色です。葉はまばらに互生し、鱗片状で、長さ2mm〜4mm程の披針形~卵形です。 ヒナノシャクジョウの花は、茎先に2〜10個がやや頭状に集まって付きます。花は長さ6 ...
ギンリョウソウモドキの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ギンリョウソウモドキとは ギンリョウソウモドキの特徴 ギンリョウソウモドキは草丈5cm〜15cm程になるツツジ科の多年草です。日本では8月〜10月頃に開花します。 ギンリョウソウモドキは、太く短い地下茎と根が密に絡まった球状の塊茎が地下にあります。塊茎から1~数本の太い地上茎を直立させ、茎は枝分かれせず、鱗片葉を互生させます。 ギンリョウソウモドキは葉緑素を持たず、全体が透き通った白色です。鱗片葉は長卵形で全縁、半透明で、茎の基部のものは小さくなります。 ギンリョウソウモドキの花は ...