サザンカ(山茶花)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
サザンカとは サザンカの特徴 サザンカは樹高5m〜10m程になるツバキ科の常緑小高木です。日本では10月〜12月頃に甘い香りのある花を咲かせます。 サザンカの樹皮は表面が滑らかで淡い灰褐色になり、若枝ははじめ紅紫色で荒い毛が生えます。 サザンカの葉は互生する単葉で、長さ4cm〜6cm程の楕円形です。葉は厚みがあり、濃い緑色で光沢があります。裏面の主脈上に毛があり、縁には鈍い鋸歯(きょし)があります。葉柄は長さ2mm~5mm程で上面に毛が生えます。 サザンカの花は、径5cm〜8cm程の倒 ...
ヒメシャラの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ヒメシャラとは ヒメシャラの特徴 ヒメシャラは樹高10m〜15m程になるツバキ科の落葉高木です。日本では6月〜8月頃に開花します。 ヒメシャラは幹も枝も垂直によく伸びます。若木のうちは灰色の細かくざらざらした樹皮ですが、成長すると樹皮がまだら模様に剥離して、赤褐色のまだら模様になり、全体が明るい赤褐色のつるつるした樹皮になり、森林内でもよく目立ちます。 ヒメシャラの葉は互生する単葉で、長さ4cm〜8cm、幅1cm〜3cm程の先端が尖った楕円形です。葉の裏面の葉脈上には軟毛があり、縁には ...
ナツツバキ(シャラノキ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ナツツバキとは ナツツバキの特徴 ナツツバキは樹高10m〜15m程になるツバキ科の落葉高木です。日本では6月〜7月頃に花を咲かせます。 ナツツバキ幹は灰褐色で、樹齢10年以上になり大木になると樹皮が剥落しはじめ、「サルスベリ」や「リョウブ」のような独特のまだら模様になります。 ナツツバキの葉は互生する単葉で、長さ5cm〜10cm程の楕円形です。葉の表面の葉脈は凹み、裏面には毛が生え、縁には浅い鋸歯(きょし)があります。また、秋には紅葉しますが、環境により黄葉したり、色が鈍いこともありま ...
リョウブの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
リョウブとは リョウブの特徴 リョウブは樹高3m〜10m程になるリョウブ科の落葉小高木です。日本では6月〜8月頃に開花します。 リョウブの幹は根元から分岐して株立ち状になり、樹皮は表面が剥離して、茶褐色で滑らかになるので、「サルスベリ」と呼ぶ地方もあります。 リョウブの葉は互生する単葉で、枝先に集まり、長さ5cm〜15cm、幅4cm〜10cm程の倒卵形で先端は短く尖り、縁には細かい鋸歯(きょし)があります。裏面には細かな毛があり、白っぽく見えます。また、秋には紅葉しますが、寒い地域 ...
エノコログサ(猫じゃらし)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
エノコログサとは エノコログサの特徴 エノコログサは草丈30cm〜80cm程になるイネ科の一年草です。公園や道端、荒れ地など至るところに生える雑草の一つです。 エノコログサは7月〜11月頃に開花します。花序は円柱形で、一面に花が付き、黄金色の多数の毛が突き出すので、外見は長いブラシ状になり先端が垂れ下がります。 エノコログサの葉は、長さ20cm、幅1cm程の披針形で互生して付きます。表面は艶が無い緑色で、裏面は艶がある濃い緑色です。 エノコログサの名称 夏から秋頃にかけて付ける ...
ミツバウツギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ミツバウツギとは ミツバウツギの特徴 ミツバウツギは樹高3m〜5m程になるミツバウツギ科の落葉小高木です。日本では5月〜6月頃に開花します。 ミツバウツギは株立状になり、樹皮は灰褐色で成長すると薄く剥離します。 ミツバウツギの葉は対生する3出複葉で、小葉は長さ3cm〜7cm程の先の尖った長卵状楕円形です。葉の縁には細かい鋸歯(きょし)があります。 ミツバウツギの花は、枝先に出る長さ5cm~8cm程の円錐花序に数個~十数個の花を付けます。花は白色で、長さは8mm程の5花弁で、雄しべは ...