オトメユリの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

オトメユリの花

こちらでは、オトメユリの植物図鑑と育て方を私の経験を元にわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
MIDORI
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この記事の監修者

フラワーショップ店長【ミドリ】プロフィール

オトメユリとは

自生するオトメユリ

 

植物名   オトメユリ


学 名   Lilium rubellum


和 名   乙女百合


別 名   姫小百合(ヒメサユリ)


英 名   Maiden lily


科 名   ユリ科


属 名   ユリ属


 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

オトメユリの特徴

オトメユリの花と蕾

 

オトメユリは草丈30cm〜50cm程になるユリ科の多年生植物です。日本では6月〜8月頃に開花します。

オトメユリは地上の茎が直立して、地下の鱗茎は径2cm〜3cm程の黄白色の卵形です。

オトメユリの花は、茎の上部に総状花序を出し、数個が横向きに咲きます。花は径5cm〜7cm程の漏斗状になります。花被片は6枚あり、外側に反り返り、ピンク色で芳香があり、花粉や葯は黄色になります。

オトメユリの葉は互生する単葉で、長さ5cm~10cm程の披針形で、短い柄があります。

オトメユリの果実は蒴果で、長さ1cm〜2cm程の倒卵形です。10月〜11月頃に熟すと開裂して、種子が風に乗って拡散します。

 

オトメユリの名前

オトメユリという名前は、全体的に小さく、可愛らしい姿を乙女のように例えたことから名付けられました。また、近縁種の「ササユリ(笹百合)」によく似ていて、ササユリは別名「サユリ」と呼ばれ、ササユリよりも小さいことから「姫小百合(ヒメサユリ)」とも呼ばれています。

 

オトメユリの近縁種

オトメユリとよく似た近縁種に「ササユリ」があります。どちらもよく似ていますが、本種オトメユリは花粉や葯が黄色くなるのに対して、ササユリは花粉が赤褐色で、葯は濃褐色になることで区別されています。

 
 

ユリの文化

東洋ではユリは鑑賞花としてだけでなく、食用や薬用にも使用されています。日本でのユリの観賞は、明治30年代頃からであり、幕末にフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトが日本のユリの球根を持ち帰り、復活祭に用いられるイースター・リリーとして大流行すると、球根は近代日本の絹に次ぐ二番目の主要輸出品として外貨を獲得しました。

なお持ち帰られたのは南西諸島原産の「テッポウユリ(鉄砲百合)」であり、これが現在のイースターの象徴として定着しました。そしていわば逆輸入されるかたちで明治末に鑑賞花としてユリの花が流行しました。

ユリには「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美しい女性の容姿や立ち居振る舞いを花に例えて形容する言葉があります。

 

オトメユリの詳細情報

園芸分類球根植物・切り花
性質多年草
開花時期6月〜8月
花色ピンク色
栽培難易度
耐寒性強い
耐暑性やや弱い
耐陰性普通
 
 

オトメユリの詳しい育て方

横から見たオトメユリ

オトメユリは日本の原産で、山形県、福島県、新潟県、宮城県にのみ自生しています。主に山地の草地に自生していますが、野生種は個体数が少なく絶滅危惧種に指定されています。園芸種は普通に流通しているためお庭でも育てることができます。

 

オトメユリの球根植え

球根を植える適期は10月〜11月頃です。午前中は日が当たり、午後は明るい日陰になるような場所が適しています。西日が当たり乾燥するような場所は避けましょう。用土は球根用の土を使用して植え付けましょう。

鉢植えの場合は、球根の直径で3倍程の深さのある鉢を選び、球根1個分以上深く、株間は球根3個分以上空けて植え付けましょう。地植えの場合は、定植2週間前に深さ30cm以上をよく耕しておきましょう。植え付けは、球根2個分程の深さ、株間は球根3個分以上空けて植え付けて、たっぷりと水やりをしましょう。

植え替えは、鉢植えでは1〜2年に1回、庭植えでは3~4年に1回行いましょう。植え替える際は、連作障害が出やすいため、新しい用土を使いましょう。

オトメユリを種から育てる場合、大きくなって開花するまでに4年〜7年程かかるため、球根から育てる方が簡単なのでオススメです。

 

オトメユリの水やり・肥料

庭植えの場合は根付いたら降雨だけで問題ありませんが、夏の時期など乾燥が続くようであれば水やりをしましょう。鉢植えの場合は、土が乾燥したらたっぷりと水やりをしましょう。

肥料は開花前の4月頃と、花後のお礼肥として9月頃に、緩効性化成肥料を球根や茎に当たらないように、株元に少量与えましょう。

 

オトメユリの害虫や病気

害虫はアブラムシが発生することがあります。アブラムシは茎や芽から汁を吸って株を弱らせます。害虫を見つけたら早めに取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

病気はウイルス病、葉枯病があります。ウイルスが原因の病気で、感染すると花や葉にモザイク模様が出てきます。発病すると治らないので、見つけたら株ごと抜き取り、焼却処分しましょう。

 

オトメユリの花がら摘み

開花後に花がしおれたら、花茎から切り取りましょう。花がら摘みをした方が、次の花が咲きやすくなります。

 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

オトメユリの誕生花・花言葉

オトメユリの花の拡大

 

オトメユリは「5月24日」「8月11日」の誕生花です。

オトメユリの花言葉は「純潔」「私の心の姿」「飾らぬ美」「好奇心の芽生え」です。

 

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ヒメウズの花と葉
 
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オトメユリのまとめ

オトメユリの花と葉

オトメユリはいかがでしたか?
オトメユリは自生地が限られ、個体数も少ないためあまり見られませんが、日本原産のユリで、夏になると可愛らしいピンク色の花を咲かせ、甘い香りが漂います。
育てるのはコツがいりますが、みなさんも是非オトメユリを育ててみてはいかがでしょう!
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