ジャノメエリカの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

ジャノメエリカの花の拡大

こちらでは、ジャノメエリカの植物図鑑と育て方を私の経験を元にわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
 あっちゃん
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この記事の監修者

造園職人あっちゃんプロフィール

ジャノメエリカとは

ジャノメエリカの木

 

植物名   ジャノメエリカ


学 名   Erica canaliculata


和 名   蛇の目エリカ


別 名   クロシベエリカ / アフリカエリカ


英 名   Channeled heath


科 名   ツツジ科


属 名   エリカ属


 

アーティフィシャルグリーン【グリーンピース】

 

ジャノメエリカの特徴

ジャノメエリカの花

 

ジャノメエリカは樹高1m〜2m程になるツツジ科の常緑低木です。日本では12月〜翌4月頃に開花します。

ジャノメエリカの樹皮は灰褐色で、樹齢を重ねると縦に細かく溝が入ります。よく枝分かれして、枝は斜め上に伸びて、密に茂ります。また、枝は折れやすく、小枝には毛が生えます。

ジャノメエリカの花は、小枝の先端に3個ずつ付けます。花冠はピンク色で長さ4mm程の鐘形になり、先が浅く4裂します。雄しべは8本あり、葯は黒紫色で目立ちます。萼は花冠と同じ色で、深く4裂します。

ジャノメエリカの葉は3輪生する単葉で、長さ2mm〜6mm程の線形になり、縁が裏側に巻きます。葉の裏面には綿毛が生えます。

 
 

ジャノメエリカの名前

ジャノメエリカという名前は、花の真ん中にある黒紫色の葯がよく目立つことに由来する「蛇の目エリカ」という意味です。

エリカ(エリカ属)とは、南アフリカ原産の植物で、700種類以上あると言われていて、花を観賞するために庭園樹や鉢植えなどとして栽培され、切り花にも用いられます。また、日本ではエリカ属の中で、本種ジャノメエリカが一番普及しています。

 

ジャノメエリカの詳細情報

園芸分類庭木・切り花
性質常緑低木
開花時期12月〜翌4月
花色ピンク色
栽培難易度
耐寒性強い
耐暑性普通
耐陰性やや弱い
 
 

ジャノメエリカの詳しい育て方

ジャノメエリカの花と葉

ジャノメエリカは南アフリカの原産で、日本へは大正年間に渡来して、よく栽培され流通しています。暖地性の植物ですが、耐寒性は強く、伊豆半島や房総半島あたりまでは露地栽培も可能です。

 

ジャノメエリカの苗植え

苗の植え付けは9月〜10月頃が適期です。日当たりが良く風通しの良い場所が好みですが、真夏の暑さで弱ってしまうことがあるため、夏は半日陰に移動しましょう。

用土は、ツツジの仲間は弱酸性の土の好み、酸性でない土で育てると株が弱ってしまいます。「ブルーベリー」と似た性質を持つため、市販のブルーベリーの土などを使って植え付けましょう。また、鉢植えの場合は1〜2年に1回、根鉢よりも一回り大きな鉢に植え替えをしましょう。

 

ジャノメエリカの水やり・肥料

庭植えの場合は、根付いたら降雨で問題ありません。鉢植えの場合は、土が乾燥したら水やりをしましょう。ジャノメエリカは過湿を嫌うため、水の与え過ぎで土が常に濡れていると根腐れの原因になってしまうため注意しましょう。

肥料は寒肥として2月と、お礼肥として10月頃に、緩効性化成肥料を与えましょう。

 

ジャノメエリカの害虫や病気

害虫はハダニ、アブラムシ、カイガラムシなどが発生することがあります。食害されると株が弱ってしまうので、見つけたら取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

ジャノメエリカは病気の心配は特にありません。

 

ジャノメエリカの剪定

樹形を整えるような剪定は必要ありませんが、放任すると樹高が2m程になるため、管理が難しくなる場合は枝先を摘んで高さを抑えましょう。剪定は花後の4月〜5月頃が適期です。

 

グリーンライフイノベーションの画像1

 

ジャノメエリカの誕生木・誕生花・花言葉

ジャノメエリカの花の拡大

 

エリカは「1月26日」の誕生木です。

ジャノメエリカは「2月15日」「9月17日」「11月25日」の誕生花です。

ジャノメエリカの花言葉は「優美」「希望」「幸運」「博愛」などがあります。

 
 

ジャノメエリカのアーティフィシャルグリーン

ジャノメエリカの切り花
 
みなさん、アーティフィシャルグリーンをご存知でしょうか?
アーティフィシャルグリーンとは、天然素材を使って、本物そっくりに作られた植木や花、観葉植物のことです。
 あっちゃん
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本物の樹木とは違い、アーティフィシャルグリーンだけの魅力やメリットがたくさんあります。

こんなメリットが!

  • 樹木の種類や大きさ、樹形、鉢などお好みのオーダーメイドが可能です。
  • 落ち葉や害虫、病気の心配もなく、お部屋を汚しません。
  • 日光に当てなくても枯れないので、置き場所を選びません。
  • 天然の樹木と違い、枯れる心配がなく水やりや剪定など、お手入れの手間がありません。
  • 光触媒加工を施すと、目に見えないウイルス・雑菌・悪臭・カビ菌などを分解して、空間をキレイにする効果もあります。
 

ホームセンターなどで販売している造花やアーティフィシャルは、どうしても偽物とわかってしまい、観賞価値がありません。

 
これはもう本物です!

グリーンピースのアーティフィシャルグリーンは、日本の職人が国内で作る業界最高のクオリティです。近くで見ても本物と見間違うほどの圧倒的クオリティで、景観や観賞価値を損ないません。

 

お好みの樹木をお好みの大きさにオーダーメイドも可能で、天然木を使ったMADE IN JAPANのアーティフィシャルグリーンは個人のご自宅をはじめ、さまざまな商業施設や有名施設でも採用され、多くの方に楽しまれています。実際の施工例などもご紹介しておりますので、ぜひ下のページも御覧ください。

 
 

ジャノメエリカのまとめ

ジャノメエリカの開花

ジャノメエリカはいかがでしたか?
ジャノメエリカは、日本で一番流通しているエリカ属の植物で、切り花としても用いられ、冬〜翌春頃までと開花期が長く、木全体がピンク色に染まります。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非ジャノメエリカを育ててみてはいかがでしょう!
 あっちゃん
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