ロベリアの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ロベリアとは ロベリアの特徴 ロベリアは草丈15cm〜20cm程になるキキョウ科の多年草です。日本では4月〜7月頃が開花期で、蝶のような形の花を咲かせます。 ロベリアの茎は細く、よく枝分かれして、こんもりとした株に育ちます。地を這って伸びる品種もあります。 ロベリアの花は、総状花序を出して、径1.5cm~2cm程の小花をたくさん付けます。花冠は5裂し、上唇の2枚は披針形、下唇の3枚は垂れ下がり、その姿は蝶のような形をしています。花色は青、白、ピンクなどのほか、喉部に白やクリーム色の ...
ナリヒラダケの植物図鑑と育て方わかりやすく解説
ナリヒラダケとは ナリヒラダケの特徴 ナリヒラダケは高さ5m〜10m程になるイネ科の常緑多年生竹の一種です。 ナリヒラダケは節間が長く、枝が短めで、枝は一節から1年目は3本ずつ、2年目は7~8本が出てきます。 ナリヒラダケの稈(茎)は、地下茎の節から直立して、径3cm~4cm程と細く、はじめは緑色ですが古くなると紫褐色に変化します。 ナリヒラダケの葉は、長さ10cm~15cm、幅1.5cm~2.5cm程の先が尖る狭披針形で、毛は無く枝先に4枚~6枚ずつ付きます。 ナリヒラダケのタケ ...
ワレモコウの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
ワレモコウとは ワレモコウの特徴 ワレモコウは草丈30cm〜100cm程になるバラ科の多年草です。日本では7月〜10月頃が開花期で、穂状の花を付けます。 ワレモコウの花は、枝先に長さ1cm〜3cm程の卵形~円柱形になる穂状花序を直立させて、小さな花が密に付いて花穂の上から咲いていきます。花には花弁はなく、萼と4本の雄しべが濃い赤紫色です。 ワレモコウの葉は、根出葉と茎に互生する葉があり、ともに5枚~15枚の小葉からなる奇数羽状複葉です。小葉は細長い楕円形で、縁に細かい鋸歯(きょし) ...
カツラ(桂)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
カツラとは カツラの特徴 カツラは樹高30m、幹径2m程になるカツラ科の落葉高木です。ハート形の葉っぱと秋の香りが特徴の樹木です。 カツラの樹皮は浅く縦に割れます。幹は株立ちするものが多く、長枝と短枝があります。 カツラの花は雌雄異株で、葉が展開する前の3月〜5月頃に開花します。雄花・雌花とも短枝に付き、花弁も萼もなく、雄花は紅紫色の雄しべが十数本垂れ下がり、雌花には淡い紅色の細長い角のような雌しべが3~5個突き出します。 カツラの葉は対生して、長さ3cm〜8cm程のハート形で、掌 ...
リュウゼツラン(アガベ)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
リュウゼツランとは リュウゼツランの特徴 リュウゼツランはロゼット状に広がるキジカクシ科の常緑多肉植物です。リュウゼツランは数十年に一度だけ花を咲かせます。 リュウゼツランの花は、ロゼットの中心から5m〜10m程の花茎を伸ばし、先端に筒状の黄色い花をたくさん付けます。基本的にリュウゼツランは開花し結実後に枯れる一回結実性の植物です。 リュウゼツランはごく短い茎があり、葉はロゼット状に互生し、長さ2m程になる長線状波針形で、青緑色をして肉厚で堅く、縁に1cm程のトゲが並び、先端には3 ...
トクサ(砥草)の植物図鑑と育て方をわかりやすく解説
トクサとは トクサの特徴 トクサは草丈30cm〜100cm程になるトクサ科の多年草シダ植物です。日本では7月〜8月頃が開花期で、花は咲きませんが穂を付けます。 トクサの花は、茎の先端に「ツクシ(土筆)」のような短い楕円状の胞子嚢(ほうしのう)の穂を付けて、胞子葉群に胞子ができます。 トクサの地上茎は直立し、濃い緑色で硬くて中は空洞です。茎から枝分かれはせず、節部にギザギザの黒い鞘状の葉が輪生します。 トクサの利用 トクサは観賞用に庭植えや生け花の客材などに用いられるほか、乾燥し ...