コナギの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

コナギの花

こちらでは、コナギの植物図鑑と育て方を私の経験を元にわかりやすく解説します。
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。
MIDORI
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この記事の監修者

フラワーショップ店長【ミドリ】プロフィール

コナギとは

 

植物名   コナギ


学 名   Monochoria vaginalis var. plantaginea


和 名   小菜葱


別 名   下に記載


英 名   Monochoria vaginalis var. plantaginea


科 名   ミズアオイ科


属 名   ミズアオイ属


 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

コナギの特徴

コナギの花と葉

 

コナギは草丈20cm〜30cm程になるミズアオイ科の一年生水生植物です。日本では8月〜10月頃に開花します。

コナギは地下茎などがなく、茎は根元で数本に枝分かれして、小柄なものは地表をわずかに這い、大柄なものはやや斜めに立ち上がります。

コナギの花は、葉腋から総状花序を出します。花穂は鞘の形をした柄のある1枚の包葉があり、花は径15mm〜20mm程の青紫色の6弁花です。雄しべが6個と雌しべが1個あり、花糸に鉤状の突起が目立ちます。

コナギの葉は、長い柄のある根生葉は長さ5cm〜7cm程で、葉身は細い披針形〜三角状卵形など変異があり、表面は光沢がある濃い緑色で、基部は心臓形になります。

コナギの果実は蒴果で、先端が尖った楕円形になり、果実は熟すと裂けて、たくさんの小さな種子が水面に浮かんで散布されます。

 
 

コナギの名前

コナギという名前は、同属の植物「ミズアオイ(水葵)」に似ていること、このミズアオイが別名「ナギ(菜葱)」と呼ばれていることと、全体的に小さいことから「小菜葱(コナギ)」と名付けられました。

コナギとミズアオイはよく似ていますが、本種コナギは葉腋に花を付けるのに対して、ミズアオイは茎の先端に花を咲かせるため見分けることができます。

本種コナギに似ていることから名付けられた「ナギ(梛)」という樹木がありますが、こちらのナギはマキ科の樹木ですので、全く別種の植物です。

また、コナギには「ツバキバ」「ツバキグサ」「ナギ」「イモグサ」「ササナギ」「ミズナギ」「トリノシタ」「ハートグサ」といった別名もあります。

 

コナギの詳細情報

園芸分類水生植物
性質一年草
開花時期8月〜10月
花色青紫色
栽培難易度
耐寒性弱い
耐暑性強い
耐陰性普通
 
 

コナギの詳しい育て方

コナギは東南アジアの原産で、日本では帰化植物と考えられ、本州、四国、九州に分布しています。水田や浅い池沼、湿地などで普通に自生しています。

 

コナギの生態

コナギは、冬の間に撒種された種子が5月頃に発芽します。コナギの種子には休眠性があり、一度寒気に晒さないと発芽しません。種子には嫌酸素性もあり、無酸素状態に置かれた種子ほどよく発芽します。従って、水を張った水田ではよく発芽しますが、水のない畑ではほとんど発芽がみられません。

 

コナギの生育環境

コナギは日当たりの良い場所を好みます。用土は水もちのよい泥土質の土が適しているため、「黒土6:赤玉土3:鹿沼土1」の割合で混ぜた配合土を使用しましょう。

種は表土から1cm〜2cm程押し込み、土を被せましょう。鉢よりも大きなバケツを用意して、鉢ごとバケツの中に入れましょう。表土から1cm〜2cm程上に水位がくるように水を張りましょう。

 

コナギの水やり・肥料

毎日の水やりは必要ありませんが、水位調節や水が汚れている場合などは、少しずつ水やりをしながら水の交換をしましょう。水位は、株元が水に浸かっている程度で大丈夫です。

肥料は、生育期の6月〜10月頃に、2回〜3回程度、緩効性化成肥料を与えましょう。窒素分の多い肥料の方が元気に育ちます。

 

コナギの害虫や病気

コナギは病害虫の心配は特にありません。

 

コナギの被害

コナギは背丈の低い雑草ですが、一年生雑草の中では「イネ(稲)」に最も害を及ぼす雑草のひとつです。イネへの雑草害は、主に養分の奪い合いによるものと考えられています。

コナギの地上部の窒素含有率はイネに比べて2倍程あるため、見かけの草の量に比べてイネの生育に及ぼす影響は大きくなります。また、コナギが大量に発生した場合にイネに対する遮光の影響を指摘する説もあります。

 
 

コナギの除去

コナギの除去方法として、米ぬかを利用した除草が行われていますが、米ぬかを利用して時間が経つと米ぬか自体が腐敗して、水田水や表層の土壌に酸素が少なくなり、コナギが発芽しやすい状態になることがあるため、あまりオススメではありません。

コナギを除去する方法としてオススメなのは、除草剤を散布する方法です。コナギが厄介な原因となる根まで浸透して根から枯らせる除草剤があります。

除草剤は葉から浸透して、根を枯らせますので、散布する際は晴れた日に行いましょう。散布してから5日〜10日程で枯れますが、一度で全てを枯らせるのは難しいので、何度か継続的に散布することで除去することができます。

注意点として除草剤は薬剤が強いため取り扱いには注意が必要です。また、除草剤にはいろいろな種類があり、コナギに効果があるものを選びましょう。さらに、除草剤を散布すると近くにある植物も枯れてしまうことがあるので、その点も注意しましょう。

 

グリーンライフイノベーションの画像2

 

コナギの花言葉

コナギの花の拡大

 

コナギの花言葉は「奥ゆかしい」です。

 
 

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コナギのまとめ

コナギはいかがでしたか?
コナギは繁殖力が強いため、水田などでは雑草として邪魔者扱いも受けますが、ハート型の葉と青紫色の小さくてかわいい花を咲かせる水生植物です。
育てるのは簡単なので、みなさんも是非コナギを育ててみてはいかがでしょう!
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