ニホンハッカの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説

こちらでは、ニホンハッカの植物図鑑と育て方をわかりやすく解説します。
造園業者とフローリストが監修した、植物の特徴から詳しい育て方や収穫方法など、植物の写真や誕生花、花言葉まで様々な情報をご紹介します。
 

ニホンハッカとは

 

植物名   ニホンハッカ


学 名   Mentha canadensis


和 名   日本薄荷


別 名   和種薄荷(ワシュハッカ)


英 名   Japanese mint


科 名   シソ科


属 名   ハッカ属


 

 

ニホンハッカの特徴

ニホンハッカは草丈50cm程になる多年草です。メントールの原料に使われるハーブの一種です。

ニホンハッカの花は、7月〜9月頃に花を咲かせます。茎の先端付近の節の上に小さな花が密集し、花は2唇形で4つに裂け、紫色です。

ニホンハッカの葉は、対生する単葉で長さ2cm〜8cm程の楕円形で、葉には軟毛があり鋸歯(きょし)があります。

 

ニホンハッカの利用

ニホンハッカは古くから胃腸薬や鎮痛薬、香料として使用されてきました。秋の開花期に、茎葉を刈り取って陰干しにしたものを「薄荷(ハッカ)」と呼ばれ生薬として利用し、葉だけのものは「薄荷葉(ハッカヨウ)」と呼ばれ薬用や製薬原料、浴湯料などに利用されています。

ニホンハッカを水蒸気蒸留によって葉から薄荷油を抽出し、これを冷却して再結晶させて、ハッカ脳と呼ばれる複合結晶を得る原料に用いられます。これらはお菓子や飴などの食品用や生活用品、タバコなどの香料として利用される他、医薬品用としても用いられます。

清涼感がするのは爽快な香りや、多く含まれているメントールの性質によるものです。アロマテラピーの世界では、外国産ミントに比べて甘い感じがなく、気分を高揚させるにも落ち着かせるにも、効果が高いという評価もあります。

 

ニホンハッカの詳細情報

園芸分類ハーブ
性質多年草
開花時期7月〜9月
花色紫色
栽培難易度
耐寒性強い
耐暑性強い
耐陰性やや弱い
 

ニホンハッカの詳しい育て方

ニホンハッカは日本、朝鮮半島、中国、シベリアの原産で、国内では北海道から本州、四国、九州まで分布しています。

日本ではメントールの原料として栽培されていましたが、現在は大量生産の合成ハッカにシェアを奪われ、北海道など一部の地域を除き、国内ではほとんど栽培されなくなっています。

 

ニホンハッカの苗植え

苗植えの適期は4月〜5月頃です。日向の風通しの良い場所が好みです。用土はハーブ用の土がオススメですが、赤玉土に腐葉土や堆肥を混ぜた一般的な組み合わせの土でも問題はありません。元肥に緩効性化成肥料を与え、植え付けたらたっぷり水やりをしましょう。

 

ニホンハッカの水やり・肥料

根付くまでは表面が乾いたら水やりをします。根付いてからは降雨で問題ありません。

肥料は、3月と9月頃の2回、緩効性化成肥料を与えましょう。

 

ニホンハッカの害虫や病気

葉に含まれるメントールは虫除けの効果があるので、害虫はあまり付きませんが、弱っている苗にアブラムシが付くことがあります。見つけたら取り除き、薬剤散布で防除しましょう。

病気も特にありません。

 

ニホンハッカの剪定

ニホンハッカは成長につれ樹形が崩れやすく、背が高くなると株元に日が当たりにくく、風通しも悪くなりますので、健康的な株を保つために定期的に剪定をしましょう。

また、花を楽しむ場合は別ですが、植物は開花する際にエネルギーを消費するため、開花すると株の成長が阻害され、葉の収穫量は減ってしまいます。

ニホンハッカの葉を収穫目的で栽培する場合は、花が咲く前の蕾の段階で切り取りましょう。その際は、花だけを摘むのではなく、花の咲いている茎ごと切り取りましょう。

 

 

ニホンハッカの誕生花・花言葉

ニホンハッカは「3月16日」「5月28日」の誕生花です。

ニホンハッカの花言葉は「美徳」「効能」「貞淑」「迷いからさめる」です。

 

ニホンハッカのまとめ

ニホンハッカはいかがでしたか?
ニホンハッカはハーブの一種で、ご家庭で育てて、ハーブティーやお料理の香り付け、ポプリにも使えます。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非ニホンハッカを育ててみてはいかがでしょう!
 

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