
造園業者とフラワーショップ店長が監修した、植物の特徴から詳しい育て方やお手入れ方法、収穫方法、植物の写真や誕生花、花言葉までさまざまな情報をご紹介します。

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トウネズミモチとは

植物名 トウネズミモチ
学 名 Ligustrum lucidum
和 名 唐鼠黐
英 名 Glossy privet
科 名 モクセイ科
属 名 イボタノキ属
トウネズミモチの特徴

トウネズミモチは樹高5m〜15m程になるモクセイ科の常緑中高木です。日本では6月〜7月頃に開花します。
トウネズミモチの樹皮は、灰褐色をしていて、滑らかですが粒状の皮目が目立ち、樹齢を重ねると縦に溝ができます。
トウネズミモチの花は、その年に伸びた枝先に花序を出して、白い小花を円錐状に多数咲かせます。花は4mm〜8mm程の筒状で、花冠は中程まで4つに裂けて、それぞれが反り返ります。2本ある雄しべと雌しべは花冠から突き出します。
トウネズミモチの葉は対生し、長さ5cm〜10cm程で先が細く、先端が尖った卵状楕円形になります。葉は革質で光沢があり全縁です。また、陽に透かして裏面を見ると明瞭に葉脈が見える特徴があります。
トウネズミモチの果実は核果で、長さ7mm〜10mm程の球形になります。果実は多数付き、12月頃になると黒紫色に熟して表面に白い粉を吹きます。種子は径5mm程の暗褐色で、表面にシワがあります。
トウネズミモチとネズミモチ
トウネズミモチという名前は、原産地の中国を意味する「唐(とう)」と冠した「ネズミモチ(鼠黐)」ということから名付けられました。
トウネズミモチと、日本のネズミモチはよく似ていて、どちらも公園樹などでよく見かけるため混同しがちですが、本種は葉が大きく、太陽に透かすと葉脈が見えるのに対して、ネズミモチは葉脈が見えないため、見分けることができます。
トウネズミモチの利用
トウネズミモチは、潮風や煤煙に強く、都市部など日照土質の劣悪な環境に耐える丈夫さがあることから、公園樹や街路樹として利用されています。生け垣として利用されているのは、ネズミモチが殆どです。ただし、あまりに繁殖力が高いため、現在では要注意外来生物リストに掲載されています。
トウネズミモチは、近年はトリカラーや斑入り品種など、カラーリーフとして楽しまれるようになりました。また、トウネズミモチの果実は、「女貞子(じょていし)」と称する生薬として、滋養強壮目的などに漢方薬で使われています。
トウネズミモチの詳細情報
| 園芸分類 | 庭木 |
| 性質 | 常緑中高木 |
| 開花時期 | 6月〜7月 |
| 花色 | 白色 |
| 栽培難易度 | |
| 耐寒性 | やや弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 耐陰性 | 普通 |
トウネズミモチの詳しい育て方

トウネズミモチは中国の原産で、日本へは明治時代初期頃に渡来した帰化植物です。実生や挿し木によって容易に増えるため、現在ではネズミモチよりも目にする機会が多く、公園樹や街路樹などに植栽されています。
トウネズミモチの苗植え
苗植えの適期は3月〜4月頃です。日当たりの良い場所を好みます。用土は赤玉土に腐葉土と堆肥を混ぜたものを使い、植え付けたら、たっぷりと水やりをしましょう。
トウネズミモチの水やり・肥料
庭植えの場合は、根付いてからは降雨で問題ありませんが、真夏の乾燥する時期は水やりをしましょう。
肥料はあまり必要ありませんが、葉色が悪くなった場合は、2月〜3月頃に寒肥として緩効性化成肥料や固形の油かすを施しましょう。
トウネズミモチの害虫や病気
害虫はアザミウマ、アブラムシ、カイガラムシ、エカキムシ、ハダニ、コナジラミ、マエアカスカシノメイガなどが発生することがあります。害虫が発生すると株が弱ってしまうため、見つけたら取り除き、薬剤散布で防除しましょう。
病気はうどんこ病、斑紋病などがあります。うどんこ病は梅雨時期に発生し、斑紋病は葉に暗褐色の円形の斑紋ができて、大きく黒くなります。病気の葉は切り取り、剪定などで風通しをよくして防除しましょう。
トウネズミモチの剪定
トウネズミモチは成長が早く、樹形を整えて楽しむ樹木ではありません。花を咲かせたい場合は花後すぐの7月頃に剪定しましょう。剪定は徒長枝や枯れ枝を切り取りますが、全体を刈り込んでも大丈夫です。
ネズミモチの花言葉

ネズミモチの花言葉は「名より実」です。
トウネズミモチのアーティフィシャルグリーン

アーティフィシャルグリーンとは、天然素材を使って、本物そっくりに作られた植木や花、観葉植物のことです。

本物の樹木とは違い、アーティフィシャルグリーンだけの魅力やメリットがたくさんあります。
こんなメリットが!
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- 日光に当てなくても枯れないので、置き場所を選びません。
- 天然の樹木と違い、枯れる心配がなく水やりや剪定など、お手入れの手間がありません。
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トウネズミモチのまとめ

トウネズミモチは、日本のネズミモチとよく似た特徴を持ち、公園樹や街路樹などに植栽されています。近年ではカラーリーフとしても楽しまれています。
育てるのはそんなに難しくないので、みなさんも是非トウネズミモチを育ててみてはいかがでしょう!











